日本建築法制会議第7回総会議事録

日 時:2004年2月19日(木曜日)14:00から17:00

場 所:東京都渋谷区神宮前3‐27‐15 TIS & Partners会議室

出席者:9名(敬称略・50音順) 今川憲英・大山 宏・加藤光一・佐竹克也・竹川忠芳・

                辻  英一・眞柄栄毅・柳澤孝次・山田利行

●主な情報発信と意見交換(敬称略)

事故からの教訓 

   新潟県朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会 最終調査報告書

        情報開示が全く不充分である!

(回覧)連絡事故落下事故に学ぶ 第3回新「シェル・空間構造」セミナー(渡辺邦夫)

        設計プロセスが不明確である!

   新潟日報 2004年1月17,18,19日 「かすむ教訓:朱鷺メッセ通路落下事故」

    建築雑誌  2004年1月号 秋山 宏 日本建築学会長の年頭の挨拶より

   JIAおよびJSCAの共同会見(2004年2月13日)

      ・日本における建築家の職能とはどういうものなのか。

      ・設計者資格などの社会システムはどうあるべきなのか。

      ・PL法で訴えられたらどうするのか。

〇ベルコリーヌ南大沢マンションの大規模な欠陥工事の判明!

     ・建築裁判と建築鑑定の経験談 (建築基準法・施行令・告示・品確法)

     ・良識な判断とは! 人間力・そのひとの影響力とはなにか。

朱鷺メッセやベルコリ―ヌマンションなどの社会問題を風化させる事の

  無いように定期的な連続セミナー等の開催企画を考えるべきではないか。

     ・社会とのパイプとしての日本建築法制会議のあり方を考えることが大切!

中央集権から地方分権への変革の時代! 例えば弁護士会やJSCA・JIA等と日本建築法制会議とのネットワークをつくることも大切である!

〇「これからのJSCA」(Structure No.89.2004.1 巻頭言) JSCA本部理事 辻 英一

 JSCA法制委員会の活動(Structure No.89.2004.1 )JSCA法制委員会委員長 加藤光一

〇ジュリスト1245号2003.6.1 特集・科学技術と安全法制

   事故調査と法的責任の追及 (川出敏裕 東京大学助教授)

   事故調査と責任追及‐失敗学の観点から (中尾政之 東京大学教授)

建築士法の原点:対談・日本の都市改造を考える (田中角栄・丹下健三)建築士1984.8

◎日本建築法制会議第8回総会2004年3月30日14時〜(東京都港区生涯学習センター)

 建築界における多くの諸問題を真摯にうけとめ、原点に戻って議論を深めるためにも 

 日本建築法制会議としての建築理念や建築の将来像などの具体的な意見や提言を取り

 まとめるために広く意見集約することとなった。2004年3月25日までに事務局まで、 

 諸問題と建築の将来像に関するご意見をお寄せいただきたくお願い申し上げます!

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