日本建築法制会議 第16回 総会議事録
日 時:2005年3月10日(木曜日)10時00分〜12時00分
場 所:東京都港区新橋3―16―3 港区立生涯学習センター ばる〜ん202学習室
出席者:7名(敬称略・50音順)
大山 宏、竹川忠芳、長縄裕行、西 邦弘、眞柄栄毅、柳澤孝次、山田利行
●主な情報発信と意見交換(⇒)…{〇提出資料(敬称略)}
〇提出資料―1(大山 宏)
・「地震防災とマスコミ」、神田順、構造家コラム、2005年01月16日
・「横須賀マンション建築確認取り消し判決」、横浜地裁判決確定!2005年3月9日
⇒今日、ADR(裁判外紛争解決)の多い社会状況の中で、建築や法律など異業種
の専門家との間に橋・ブリッジが架かることが、益々重要であり、建築法制会議
はそれらの貢献に寄与できる有意義な場でもあると思う。(T.T.,K.N.)
・「最後に一言:工学論理のすすめ」、多田英之、科学、Mar.2005.
・「破綻した原発行政を支えてきた“知られざる真実”、桜井淳、週刊金曜日 2005.2.25
・「住宅・建築物の地震防災推進会議の設置について」、住宅局建築指導課2005.2.18.
・「全国総合開発計画(全総)廃止へ。1950年に制定された国土総合開発法の見直し!
・「公共工事品質確保法案」の修正案の動向
⇒関係業界団体へ波紋が広がりそうだ!
⇒社会資本としての建築が、いつまでも残っていけるように住まい方やインテリア
などに対しての見方を変えて、その時代に合うように建物の価値を変えていき
、より良い建物をつくっていくための具体的な提言をして行きたい(T.T)
・新潟 朱鷺メッセの事故に学ぶ、矢野克巳、建築雑誌、vol.120 No.1528,2005年2月
・「真実―朱鷺メッセ事故」、岡本憲尚、2005/03/03 ,構造ソフトWeb掲載
アドレス http://www.kozosoft.co.jp/index.html
・設計者選定と設計監理報酬の40年、齋藤孝彦、JIA建築家architects,2005.3.
・「建設産業図書館利用案内 」アドレス http://www.ejcs.co.jp/library/cil.html
・「竹中大工道具舘案内 」 アドレス http://dougukan.jp
〇提出資料―2(西 邦弘)
・(社)日本建築士会連合会(専攻建築士制度と継続能力開発(CPD)制度の
定着に向けて(2004レポート要約版)
⇒建築法制や社会機構のあるべき姿とも密接に関係してくる課題である。(T.T.)
〇提出資料―3(山田利行)
・バーミヤン大仏を訪ねて、(山田利行)、Structure、No.93.2005.1.
・長崎の教会群を世界遺産に、楠原教会、(山田利行)、Series20、
⇒今年7月8日〜10日に長崎シンポジウムの予定!(山田利行)
◎日本建築法制会議の今後の活動のあり方・すすめ方について下記の提出資料を参考にしながら意見交換をした。次回総会(4月15日)で、さらに継続議論する。
〇提出資料(辻英一)「日本建築法制会議のすすめ方・メモ:意義・目的・すすめ方
〇提出資料(事務局)「たたきだい!日本建築法制会議の内規(案)」活動及び総会要領他
日本建築法制会議の基本姿勢は、ホームページに記載している通り、(@)建築基準法令等に問うシリーズの提言(A)新しい社会システムの提言(B)情報のネットワークの構築と共有化を目指し、“本音”で議論し、社会へ向けて情報発信していく!ことを確認した。