日本建築法制会議　第２３回　総会議事録

日　時：2006年3月28日（火曜日）10時00分〜12時00分

場　所：東京都港区新橋３−１６−３　東京都港区立生涯学習センター

出席者：７名（敬称略・50音順）

　大山 宏、加藤光一、竹川忠芳、辻  英一、眞柄栄毅、山田利行,

　平松朝彦（“亡国マンション”の著者：ご出席いただきありがとうございました。）

●主な情報発信（敬称略）と主な意見交換（⇒）

〇話題提供と提出資料―１（大山　宏）

・五重塔1/5模型震動台公開実験とシンポジウム　五重塔を揺らす2006

　　2006年4月14日（金）10：00〜17：15（独法）防災科学技術研究所

・日本構造家倶楽部の発足・・第１回日本構造デザイン賞募集要項他

・「耐震偽装　担保物件限定のローン導入を、米山秀隆、朝日新聞、2006．1．27．

・「耐震強度偽装、責任隠しか、幕引き急ぐ国土交通省」、エコノミスト、2006．3．28．

・「建築基準法、建築士制度はこう変える！」、藤本昌也、建築知識、2006年4月号

・「Ｑu／Qun＜0.5＝倒壊」に根拠はあるか、春原匡利、建築知識、2006年4月号、

・「強度不足、一転「安全」、朝日新聞一面トップ記事、2006年3月7日

　　⇒許容応力度等計算と限界耐力計算の計算方法の違いと特徴

・“国交省の安全基準、「耐震強度」とは何か”、戸谷英世、建築知識、2006年4月号

・“耐震偽装事件に何を問うべきかー本当の黒幕は誰だー”、耐震工学研究会ｼﾝﾎﾟｼﾞｳﾑ、

　　、2006年3月6日（月）16：00〜20：00、建築会館ホール

⇒本ｼﾝﾎﾟｼﾞｳﾑ記事：“構造設計者が読み解く耐震偽装問題”、建築知識、2006年4月号

・“建築基本法ｼﾝﾎﾟｼﾞｳﾑ「確認制度の破綻と建築基本法」、建築基本制定準備会、

、2006年2月17日（金）18：30〜20：30、建築家会館1階ホール

・“健全な設計・生産システム構築のための提言の枠組み」中間報告会、

　　　、建築会館ホール、2006．3．20．（13：00〜17：00）

〇話題提供と提出資料―２（加藤光一）

・もめごとのタネはまちづくりのタネ、稲垣道子他、もめタネ研究会、2006年2月

、何が問われているか…建築紛争の現場からの発言2000〜2005、6年間の活動報告

⇒　国土交通省の担当官らは、もっともっと社会の最前線の実情を把握した上で、

　　住宅行政などを進めていただきたいですね。

〇話題提供と提出資料―３（辻　英一）

・“構造計算書調査委員会、”（構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．１．30．

・“JSCA耐震偽装問題で全員集会”（構鋼ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．1．30．）

・“第230回関西建築技術研究会（辻英一代表幹事）、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．6．

・“耐震強度偽装事件JIA緊急ｼﾝﾎﾟｼﾞｳﾑ（2006．1．23．）、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．6．

・“東京構造設計事務所協会意見交換会・新年会、1月25日、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．6．

・“JSCA九州支部が福岡市へ報告”、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．20．

・“巽・構造計算書偽委員会座長、中間報告書を大臣に提出、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．20．

・“JSCA耐震強度偽装事件で延べ五百人のﾎﾞﾗﾝﾃｨｱを動員、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．27．

・“JSCAの提言、大臣認定ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑの廃止”、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．2．27．

・“インタビューJSCA木原副会長「中間報告」の印象、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．16．

・“JSCA『構造設計士補』を提案、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．13．

・“耐震偽装事件に何を問うべきか”、耐震工学研究会、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．13．

・“NPO法人日本建築構造設計事務所協会連合会設立総会”、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．13．

・“JSCA東京、東京都との「連絡会議」報告、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．13．

・“国交省に対して限界耐力計算による検証でJSCA意見書、構鋼造ｼﾞｬｰﾅﾙ、2006．3．20．

・“姉歯以外”が示す新たな欠陥住宅問題、「悪意なし」だけに、より深刻、

、“欠陥住宅問題”Nikkei　Business　、2006年1月30日号、2月6日、2月20号

・“偽装マンションをつかまないために”、辻英一、産経新聞、2006年2月23日

・“フロントライン、日経アーキテクチャー、2006−２−１３

・“保有水平耐力を２倍に割増”、辻英一、日経アーキテクチャー1995年7月17日号

　　　⇒２倍に割増しても構造コストは約３％のアップになる程度！

・“勉強してから舞台に登ろう”、和田章、建設通信、2006年2月7日

・“無責任社会　５つの罪、構造計算書偽造事件”、建築ｼﾞｬｰﾅﾙ、No．1100、2006−2

・“構造計算書偽造事件に関して思うこと”、室田達郎、関西建築技術研究会、

　　、講演レジメ、2006年3月10日

・“ Disastrous Collapse of a 31-year-old MOSCOW　Roof　killed more than 60 people

,enr．Com March 6,2006,ENR

〇話題提供と提出資料―４（竹川忠芳）

・”対・行政の戦略法務、耐震強度の偽装、阿部康隆、ビジネス法務、2006年4月

⇒　今日の社会問題は、“裸の王様の話”を思い出させる諸事件だ。

〇話題提供と提出資料―５（平松朝彦）

・“亡国マンション”、光文社、2006年1月30日

⇒　2006年4月4日夕方5時からNHKラジオ第１にて、インタビュー放送の予定。

⇒　日本で起きた“バブル”の眞の原因を把握して、日本の住宅政策を変えなくては

　　いけないのではないのか。

⇒　ディベロッパーに融資している金融関係者にも大きな問題があるのではなにのか。

⇒　何故、住宅金融公庫などの関係問題が注目されないのだろうか。

⇒　“国家賠償責任のあり方をレビューして行かねばならない。

⇒　“耐震強度偽装事件で、あいまいな援助をおこなうようであるが、いかがなのもか。

⇒　“保険への強制加入がなくなった眞の原因はどこのあるのだろうか。

〇話題提供と提出資料―６（真柄榮毅）

・“新幹線の高架のような頑丈な姿で完成した連絡通路、：崩落した朱鷺メッセ連絡通路

　　、新潟日報、2006年2月15日