日本建築法制会議 第35回 総会議事録
日時:2008年1月10日(木曜日)10時00分〜12時00分
場所:東京都港区新橋3―16―3 港区立生涯学習センター ばる〜ん304学習室
出席者:12名(敬称略・50音順)
秋吉 勉、石井智子、大山 宏、加藤光一、佐竹克也、山東和朗、
竹川忠芳、辻 英一、西 邦弘、速水清孝、眞柄栄毅、山田利行
◎
基調講演『建築士法の成立過程と今後の課題』(提言欄へ)
速水清孝氏(東京大学生産技術研究所博士研究員)の講演レジュメ
・建築士法に対する建築界の議論と姉歯事件
・必要とされるのは、建築家の法律か?建築設計者の法律か?
・ 建築士法は、設計者の制度か?建築技術者の制度か?
注記:講演要旨・講演原稿は順次公表の予定です。 配布論文を下記に示す。
@「建築士」に託されたもの}&{昭和の木造の陰に、速水清孝、FINE STEEL、
A 内田祥三、生き続ける建築、速水清孝、INAX REPORT No.172、
B「建築士法の成立過程に関する研究 その1〜その5」、速水清孝、
日本建築学会 計画系論文集、第598、601、605、607、610号
⇒ これまでに明らかになっていない事柄も多い。
⇒ 多方面で講演されて、社会的な効果を期待したい。
⇒ 今の行政官の怠慢・無責任が露わになった。
◎主な情報発信(敬称略)と意見交換(⇒)
・資料提出(大山 宏)
:冬柴国土交通大臣会見要旨(平成19年12月28日)
:「大臣認定構造計算プログラムの試行利用の開始について(平成20年1月8日)
〜参考資料 コンソーシアムの体制
⇒ 複雑化させるばかりで解決への道筋にはならない。
:「横浜市内の物件における耐震性不足及び(有)藤建事務所が設計等に関与した
物件の調査状況について」、国土交通省住宅局建築指道課、平成19年12月14日
⇒ 大げさな国交省発表の割には軽微な不備でした。
:「耐震偽装事件〜〜敵は本能寺にあり(総集編)」、清水久二、
⇒ 解体せず倉庫として保存し長期観測がよかった、と安全性の権威者である
著者が発言している。
:「まずは中古の評価方法と過酷なローンを見直せ」、松崎隆司、
エコノミスト、2007.12.18.
・資料提出(辻 英一)
:「天下の悪法」で「マンションが建たない!」、山岡淳一郎、週刊文春、2007.12.06.
:「裁判員制度」恐怖のシミュレーション、青沼陽一郎、週刊文春、2007.12.06.
:「国交省、建築基準法施行規則を改正、大臣認定書の写しの添付を緩和、
「申請者に提出を求める場合」に添付、鉄鋼技術、2008.1.
:JSCA[建築構造士]試験に128名合格、鋼構造ジャーナル、2007年12月24日
:東京都“建築確認”の現状、小野幹雄、鋼構造ジャーナル、2007年12月3日
:「国交省不況」工場・店舗へ、NIKKEI BUSUINESS、2007年11月26日
:「市川駅南口地区第一種市街地再開発事業、設計図書との相違及び是正工事について〜説明補足資料〜A街区全体説明会(平成19年12月10日)
第36回 『日本建築法制会議』総会のご案内
日時:2008年1月31日(木曜日)午前10時〜12時
場所:東京都港区立生涯学習センター:ばる〜ん304学習室
(東京都港区新橋3―16―3 Tel.03―3431―1606
JR新橋駅・烏森(からすもり)口より虎ノ門方向に徒歩1分・左側
センターのマップはこちらをご覧ください。
http://www.kissport.or.jp/sisetu/study/study.html
AGENDA(予定)
〇『改正建築基準法ならびに改正建築士法』の今後の課題
〇その他
参加連絡:会場および資料準備のため、2008年1月30日(水曜日)までに
参加者の名前・連絡先を事務局(メールhideki-m@wd6.so-net.ne.jp )
まで、ご連絡下さい。参加費 1.000円