日本建築法制会議 48 総会 議事録

日 時:2010年1月28日(木曜日)1100分〜1300

場 所:東京都中央区銀座2−8−15{ルノアールニュー銀座店会議室}

出席者: 11名(敬称略・50音順)

    安藤正義、大山  宏、鎌田 功、山東和朗、竹川忠芳、辻  英一、

平松朝彦、眞柄榮毅、室田達郎、山田利行、柳澤孝次、

◎主な情報発信(敬称略)と主な意見交換(⇒)

○提出資料(大山 宏)

  :「建築五会共催シンポジウム:

新たな建築・まちづくりに関わる制度と仕組みはどうあるべきか」

    日時:2010年3月12日(金曜日)13:30〜17:00

    会場:建築会館ホール

  :「都市・建築にかかわる社会システムの戦略検討シンポジウム

           −あるべき建築関連法制度の構築に向けてー

     日時:2010年1月12日 133017:00 会場:建築会館ホール

     ・建築関連法制度に対する本会の取り組みの経緯、神田順、

  :「欧米で盛ん『市民立法』生活向上 自らの手で、東京新聞、2010.1.5.

     ・分権進展で流れ強まる 民間法制局代表(弁護士)、尾崎純理、

東京新聞、2010.1.5.

  :「建築基本法制定準備会ニューズレター」、第15号、平成221

 :「建築基本法は、なぜ必要なのか」、建築ジャーナル、2010年1月、NO.1160

  ・建築専門家が提案しなければ法制度は変わらない、神田順

    ・『建築基本法』の骨格はこうだ! 建築基本法制定準備会、200911

    ・「建築基本法の国民的関心を呼ぶにはどうすべきか」、山岡淳一郎、

    ・「優れた建築や建築技術者に経済的勝を付与する評価システム」、萩原淳司、

    ・『消費者・建築主は弱き庇護者ではない』、竹川忠芳、

 :「そして看板は残った。「専門家」は住民運動の声を聴け」、清水亮、建築ジヤーナル

                  、20101No,1160

 :「建築界は新政権に、業界の利益ではなく、民意を集約した提言を」、飯尾潤、

                 建築ジャーナル、20101月、No.1160

 :「西スマトラ地震被災調査緊急報告バラック建ての木造建築群の被害はほぼ皆無 生活の証を

継承、布野修司、建築ジャーナル、20101月、No.1160

  :「マンション管理は地域社会との連携を視野に人と建物の「二つの老い」を超えよ、

    ⇒マンションの建替えで最大の問題は修繕積立金が無いことだ。

    ⇒ 建築基準法第20条について、その主旨をキチンと理解して、現況の諸問題と

今後の法律のあり方を問うことが大切である。

  :「被災地の、高齢者の、豪雪地の、「福祉資源」が豊かなまち、

居住福祉サミット IN 山古志」、建築ジャーナル、20101

  :「建築確認制度手続き等の運用改善の方針について」、国土交通省、平成22122

⇒ 今こそ、“建築基準法”がどのような背景で昭和25年に制定されたかの原点に

      帰って、その法律の体制を精査して、建築を取り巻く諸分野を俯瞰できるように、

根本的にこれからの“建築法(仮称)”のあり方を見直していく時期である。

 

 

  :「伝統構法住宅建築の継承・発展の道を築くための嘆願書」、山口喜徳、佐々木章子、

    20101

  :「社説 伝統木造構法 匠の知恵を地震列島に」、朝日新聞、2009621

  :「参議院会議録情報、第171回国会 決算委員会 第9号」、西田実仁、

    20091119

  :「2008/12/4 Eディフンスにて」、大橋好光、坂本功、腰海興一、永田顕聖

:「匠の知恵生かす設計法作れ」、野呂雅之、朝日新聞、20091129

⇒ 明治以降、日本では“伝統木造構法(かたくて、やわらかい建物)”を考えずに

      “かたくて、強い建物”を見据えた法律が定められた。

    ⇒ 伝統木造構法の仕口部の力の流し方は構法について言えば、近代建築構造力学で

      いう“プレストレス“の概念によって、優れた技能者は木材を切る位置を直感的

に予測して+−○△mmの誤差で建物をしっかりと組み上げる。

    ⇒これらの“伝統木造構法”の力の流し方・プレストレスの入れ方をわかりやすく

     何を、どのようにつくるのかなどを記述して技術書にまとめていくことができない

ものだろうか。今の木造建築は、“基準法木造”であって、いわゆる、伝統木造構法

によってつくられた建築は考えていないと思う。

    ⇒“ルール”と“テクニカル(技術)の話しがごになっている。

    ⇒ 法律は変えられるものである。“通則規定”のあり方を見直していくことだ。

    ⇒ 建築技術2010.2月号の特集“規基準の数値は「何でなの」を探る”は、

たいへん興味深い記事である。

○提出資料(辻 英一)

:「心配な「若者の科学離れ」、中島尚正、日経ビジネス、2010.1.11.

:「適判の省略を国交省に要望」、木原碩美、鋼構造ジャーナル、」2010.1.4.

:「建築基準法/政権交代で高まる改正論議」、日経アーキテクチャー、2010.1.11.

:『京都競馬場新入場門と連絡歩道橋―ダイアゴナルフレームで構成された円形屋根とトラス橋、−、

安田秀樹、酒井昇、建築技術、2009.8.

     提出資料(鎌田 功)

  :「300年住宅プロジェクトA,B,C,D」、福永博、

:「300年住宅のつくり方」、福永博、建築資料研究社、20091215

     提出資料(真柄榮毅)

   :「構造設計技術の進歩について」、梅村魁、建築雑誌、1971

   :「2010 DOCOMOMO ISC TECHNOLOGY SEMINAR IN TOKYO

     日時: 2010.514~16日    会場:東京築地市場+東京藝術大学

     提出資料(安藤正義)

:「日本の伝統建築文化は何処へ行くのか!」、

  日時:平成22222()  会場: 学士会館 午後330分〜7

:「都市計画法・建築基準法改正へ連続シンポジウム

  20091031日〜1114日〜1129日〜1219日〜110日〜123

  会場:全水道会館+主婦会館

:「日本の都市を美しく・住みやすく」、

日時:2009114日(水) 衆議院第1議員会館

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