日本建築法制会議 奈良会議 議事録

日時:2007年8月24日(金曜日)1630分〜19時00

場所:奈良県桜井市多武峰・談山神社

出席者:7名(敬称略・50音順)

    石井智子、大山 宏、竹川忠芳、辻 英一、眞柄栄毅、柳澤孝次、山田利行

〇主な配布資料と意見交換

・“建築主の皆様へ、〜620日から建築確認・検査の手続きが変わりました〜

、国土交通省住宅局建築指導課、平成198月、

・“各都道府県建築行政主務部長殿、改正建築基準法の施行に伴う建築確認手続きの

円滑化について、国土交通省住宅局建築指導課長、平成19年8月9日

  ⇒ 今の状況では、プロジェクトの遂行上、はやめ、はやめに確認審査機関での

事前相談の利用を活用していくことも重要であろう。

     “建築基準法第20条の改正と構造計算適合性判定について”

⇒法律をつくる人に“文化”がないのではないか? 理念が無くて、ルールをつくっても、ルールとルールのハザマに問題がでてくる。

⇒日本では“法律をつくるしくみに制度疲労が起きているのではないだろうか?

620日から施行された建築確認の制度設計で“完璧な設計図書を提出せよ”となっているが、建築産業は一品生産的であり、他産業のものづくりとはかなり異なっており、その最前線では温度差と乖離がある。現場の声を真摯に聴いて制度設計をつくるべきではないのか。

・“建築士法は如何に成立したか、その過程でどの様な方々が活躍されたか、”速水清孝、

      平成1989日、日本建築センター技研報告会資料、

     国土交通省パブリックコメント募集案:”許容応力度計算と同等以上に安全性を確かめることができる構造計算の基準を定める告示を制定する“平成19年○月○日、

     “国交省木造住宅振興室伝統構法担当天田氏との会話 集まれ!伝統構法関係者/

 ウエブリブログhttp://dentoukouho.at.webry.info/200708/article14 .html

     “鋼構造ジャーナル2007年7月30日記事より、

―“厳格な設計審査は歓迎 変更のない設計には懸念

     ―“VE提案は”着工後“に既発注不用品はファブ負担!?

     −“水流潤太郎課長に聞く 変更手続き、ファブも確認を

     −「VEなど設計変更は可能」当該部分の変更手続きで

     −“改正建築基準法と鉄骨ファブ業界”瑕疵責任の明確化を「追加・変更の未払い問題や手戻り減少で「歓迎」の声も

  鋼構造ジャーナル200786日記事より、

―“耐震強度不足の原因について”第241回関西建築技術研究会

―“建築主の耐震保持責任も必要”

―“建基法の迅速な対応を”、和泉洋人、

―“改正建基法施行の影響”、木原碩美、

   鋼構造ジャーナル2007813日記事より、

       −“改正建基法施行と鉄骨需要の停滞感”

       −“審査期間の最大70日”該当物件はレアケースか

     “建築写真の足し算・引き算”、坂本功、建築技術、2007。6

     “建築の耐震から都市の耐震へ”、和田章、建築技術、2007.7

     “談山神社”十三重塔他資料

     橿原市“今井町 重要伝統的建造物群保存地区”資料

     次回の第33回日本建築法制会議総会の開催日時は後日決定する。

なお、開催場所は東京都港区立生涯学習センターの予定。

 東京都港区新橋3163 Tel.0334311606

  JR新橋駅・烏森(からすもり)口より虎ノ門方向に徒歩1分・左側

センターのマップ地図 http://www.kissport.or.jp/sisetu/study/study.html

 

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