日本建築法制会議 
◆日本建築法制会議掲示板◆

◆ 法令審査 投稿者:ウォッチャー  

 共同通信web12月30日の政治欄にこんな記事。こんなことの前に、専門家だけでなく一般国民に分かりやすい法令体系の構築にこそ、頭を絞って欲しいね。

ミス一掃へソフト開発 法令審査で内閣法制局
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004123001001305
 内閣法制局は年金制度改革関連法で条文の修正漏れが相次いだ反省から、法改正に伴う条文のミスをコンピューターが点検する法令審査ソフトを2005年度に開発、導入を図る。
 今年の通常国会で焦点の一つとなった年金改革法では40カ所に上るミスが判明。条文を新たに挿入、追加する際に既存の条文にある「同条」「前条」の表記の手直しを忘れ、意味が通じなくなってしまった。
 このため新たに開発するソフトは、改正法案を入力すると「同条」などが指す条項のずれや引用部分の誤りが生じないか、既存の法律と照合。点検結果を画面に表示して注意を促す仕組みで、来年度予算案に関連費用9000万円を盛り込んだ。
2004/12/30(Thu) 18:35:06 [ No.511 ]

◆ インド洋津波 投稿者:HOH  

 読売新聞webのニュース特集>インド洋津波 に以下の情報。

米商業衛星が津波襲来の瞬間を撮影
  http://www.yomiuri.co.jp/features/india/200412/in20041230_04.htm
津波予報アジア諸国にも 気象庁 3月から提供開始監視範囲拡大
  http://www.yomiuri.co.jp/features/india/200412/in20041228_43.htm
・・・新体制では、北西太平洋沿岸の日本から遠い海域についても約200通りの地震を想定し、事前に計算。緊急時には近海の場合と同じ仕組みで、地震後10―20分での速報を目指す。
・・・
時速700キロ ジェット機並み  津波の再現画像 産総研が作成
  http://www.yomiuri.co.jp/features/india/200412/in20041227_57.htm
  http://staff.aist.go.jp/kenji.satake/animation.gif

 産総研のアニメーションの迫力にはショックを受け、気象庁の新たな取り組みに素直に期待したい。まだインド洋はカバーできないが、この世界への貢献が目に見える形の成果につながるように望みたい。
 それにしても、衛星写真がここまで詳細なことに驚きつつ、自然の強大さの前の人間の無力を思う。
2004/12/30(Thu) 18:11:23 [ No.510 ]

◆ 2004年を振り返る 投稿者:Tao  

 日刊建設工業新聞の12月27日・28日に以下の記事。
[200412270101]
2004年を振り返る(上)/相次いだ自然災害、大手は業績回復、厳しい中堅・中小建設業
 2004年も残りわずかとなった。今年は、相次ぐ台風の上陸や新潟県中越地震の発生、浅間山の噴火など、自然災害が猛威を振るった1年だった。景気は輸出産業の一部で回復基調が強まったものの、国内産業全体を押し上げるほどの力強さにはなっていない。建設業界は民需の復調に支えられ、大手ゼネコンなど中心に業績が回復。その一方で、公共工事への依存度が高い中堅・中小クラスは依然厳しい経営環境が続いている。建設業界のこの1年を2回に分けて振り返る。
 =記事内容= http://www.decn.co.jp/data/rinji/200412270101.pdf
[200412280101]
2004年を振り返る〈下〉/業界再編で明暗、目立つ海外事業の拡大
 =記事内容= http://www.decn.co.jp/data/rinji/200412280101.pdf

 建設通信新聞の12月28日にも以下の記事。
http://www.kensetsunews.com/
◆ 相次ぎ天災転じて福を――2004年を振り返る(1)・(2)・(3)

 ついでながら、新潟日報の12月28日には
新幹線全通号外(表・裏)2.15メガ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pdf/sinkansen2.pdf
2004/12/28(Tue) 11:01:16 [ No.508 ]
◇ Re: 2004年を振り返る 投稿者:HOH  

 共同通信の 2004年 十大ニュース
中越地震が国内トップ イラク混迷が上位 10大トップニュース
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/top10/
 国内・国外・2003年・2002年を解説付きでたどれます。国外では
【番外】スマトラ沖地震と津波
2004/12/29(Wed) 09:40:56 [ No.509 ]

◆ 再就職状況の公表 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省webにこんな資料。
平成16年 再就職状況の公表について
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/00/001227/01.pdf
 最右欄に「再就職承認関係」があり、ほとんどは「不要」と記載されていた。最下段の欄外に次のような注記があった。省庁が、業界団体やら財団法人やらを作りたがる、との噂には大いに根拠ありですな。
注2) 「再就職承認」とは、国家公務員法第103条第3項等により、在職中一定の関係にあった営利企業に就職しようとする場合に求められている手続きです。
2004/12/27(Mon) 19:53:05 [ No.506 ]
◇ 天下り 投稿者:HOH  

 共同通信webの政治欄に以下の記事。
公益法人へ452人天下り 霞が関の再就職状況公表(19:54)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004122701003147
・・・出身省庁と関係が深い公益法人(社団、財団)への再就職が452人(35・6%)と最多で、特殊法人、独立行政法人への再就職も目立った。・・・

 全国紙では朝日新聞webだけ社会欄に以下の記事。
中央省庁幹部の天下り先、財団法人が4分の1(20:28)
http://www.asahi.com/national/update/1227/026.html
2004/12/27(Mon) 23:07:36 [ No.507 ]

◆ スマトラ沖地震 投稿者:HOH  

スマトラ地震: 日本人570人以上の所在確認されず
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041227k0000e040029000c.html
地震死者1万2千人超す スリランカで15邦人犠牲か
http://www.asahi.com/international/update/1227/006.html
ニュース特集 > スマトラ沖地震
http://www.asahi.com/special/041227/
スマトラ沖地震、M9・0に修正
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041227it01.htm

 想像を絶する巨大地震に言葉を失います。2004年はまさに災害の年でありましたが、理不尽な戦争の年でもありました。2005年に希望を繋ぎたいものです。
2004/12/27(Mon) 12:11:33 [ No.504 ]
◇ Re: スマトラ沖地震 投稿者:HOH  

ニュース特集: スマトラ沖地震津波
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/sumatora/
スマトラ地震特集
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/sumatra/
スマトラ地震写真特集
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/sumatorajishin/
ニュース特集: インド洋津波
http://www.yomiuri.co.jp/features/india/
■ スマトラ島沖地震・津波
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt88/index20041227AS3L2704J27122004.html

遅れた津波即応態勢 スマトラ島沖地震
国際的な観測急務 オーストラリア南方でもM8 “予兆”生かせず
http://www.sankei.co.jp/news/evening/28int001.htm
2004/12/27(Mon) 19:21:13 [ No.505 ]

◆ ニューズレター第3号 投稿者:HOH  

 建築基本法制定準備会ニューズレター第3号発行、webに掲載。
 トップは松下冨士雄氏論説「技術と政治」。
 11 月16 日開催の第2回パネルディスカッションの概況報告もあります。
主題:「群としての建築の理念」の視点から建築基本法のあり方を考える
パネリスト:今川憲英(東京電機大)・大野秀敏(東京大)・野城智也(東京大)
 次のシンポジウムの開催予告もあります。
日時: 平成17 年2 月10 日(木) 15:00〜18:00
場所: 如水会館2 階オリオンルーム
主題: 建築規制の主体は国か地方か?
2004/12/24(Fri) 09:53:26 [ No.503 ]

◆ ユニバーサルデザインで県が指針案 投稿者:aha  

 千葉日報webの12月22日政経ニュースにこんな記事。
  http://www.chibanippo.co.jp/
ユニバーサルデザインで県が指針案
全国初、一般住宅も対象

県民へ積極導入訴え
・・・
 この整備指針(案)は県ホームページなどで閲覧できる。・・・

 ここを覗くと検討委員会の様子もかなりよく分かる。
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/j_kenchiku/tiiki/2/dezain1.htm
2004/12/23(Thu) 17:52:33 [ No.502 ]

◆ 「空中権」譲渡 投稿者:HOH  

 読売新聞webの12月22日に批判的記事?

東京駅の「空中権」譲渡で周辺4ビル高層化助長
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041222i306.htm
・・・
 都心では、隣接する寺社の未利用空間を譲ってもらい、超高層ビルが建てられた例もある。不動産会社の関係者は「同じ広さの敷地でも、高い建物を建てればテナント料収入などが増える。空中権は宝を生み出す装置」と明かす。
 これに対し、都市計画に詳しい五十嵐敬喜・法政大教授は、「目に見えない空中権の売買なんて、手品のようなもの。古い建物を守るという当初の目的を超え、無秩序な都市計画を助長することにもなるのではないか」と指摘している。・・・
2004/12/22(Wed) 18:02:55 [ No.501 ]

◆ 多発する建築事故と災害から 投稿者:ウォッチャー  

 建築学会web 催し物に以下のものを発見。
2005/01/26 第1回緊急討論会「大規模集客施設の安全と建築計画−多発する建築事故と災害から−」  東京・建築会館ホール
http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=813
・・・朱鷺メッセでの連絡デッキ落下事故、・・・森タワーでの回転ドア死亡事故等、大規模な集客施設での建築にかかわる事故が多発している。これら建築事故としての重大性と社会的な影響の大きさを受けて、専門的な立場からこれらの問題を検証し、これからの課題と改善の方策を探る。・・・
主催   建築計画委員会
参加費(資料代含む):会員1,000円,登録メンバー1,300円 会員外1,500円、
学生500円    FAXまたはE-mailにて申し込む。
2004/12/22(Wed) 15:16:12 [ No.500 ]

◆ ただならぬ地震 投稿者:HOH  

共同通信webの12月21日にこんな記事。

ただならぬ地震、防災を 溝上東大名誉教授
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004122101001571
 今世紀前半に予想される東南海・南海地震について、溝上恵東大名誉教授(地震防災対策強化地域判定会会長)は21日、大阪市内で開かれた共同通信社主催のきさらぎ会で講演、「ただならぬ地震が待ち受けているとの認識で防災に取り組むべきだ」と強調した。
 阪神大震災後に鳥取県西部地震、芸予地震などが続き、溝上名誉教授は「西日本の内陸で活動が高まっている。その後、本命が来るということが歴史的に分かっている」と警告した。
 新潟県中越地震に関し、溝上名誉教授は、軟らかい地層が東西から圧縮され波打ち、地下に多数の活断層がある独特の地形が原因で、活断層が長期間連続的に動き、余震活動が続いたと指摘した。
2004/12/21(Tue) 17:54:54 [ No.499 ]

◆ 想定外地震 投稿者:ウォッチャー  

電力10社:
想定外地震での原発対震性の確認、1基もなし
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041217k0000e040072000c.html
 国内の原子力発電所が想定を上回る地震に襲われた場合、どの程度の地震まで耐えられるかを確認した原発は1基もないことが、電力各社への毎日新聞のアンケートで分かった。「想定外」に対する安全性を国民にどう説明するかも尋ねたが、具体的な回答はほとんどなかった。・・・

 いづれ建築物でも同じような問題が出てくるのだろうね。
2004/12/17(Fri) 18:08:31 [ No.496 ]

◆ 景観法施行令 投稿者:ウォッチャー  

官報目次
 平成16年12月15日付(号外 第276号)
○都市緑地保全法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令(三九五) ……… 13
○都市緑地保全法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(三九六) ……… 13
○景観法の施行期日を定める政令(三九七) ……… 19
○景観法施行令(三九八) ……… 19
○景観法及び景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令(三九九) ……… 21
○都市計画区域外の景観重要樹木及び景観協定に関する省令(同四) ……… 25
○景観行政団体及び景観計画に関する省令(農林水産・国土交通・環境一) ……… 27
○都市緑地保全法施行規則等の一部を改正する省令(国土交通一〇〇) ……… 27
○景観法施行規則(同一〇一) ……… 34
2004/12/15(Wed) 09:35:39 [ No.494 ]
◇ 毎日新聞・社説 投稿者:HOH  

社説: 景観法施行 住民、自治体の役割大きい
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041220k0000m070097000c.html
・・・景観法では自治体のみならず、住民や非営利組織(NPO)も景観の保全や形成に参画できる仕組みとなっている。具体的には、自治体が景観行政団体として景観計画を作成することになる。景観行政団体には政令指定都市や中核市は自動的に、その他の市町村は都道府県との協議・同意でなる。景観計画は土地所有者など3分の2の同意のもと、住民やNPOによる提案もできる。・・・
2004/12/20(Mon) 09:13:10 [ No.497 ]

◆ ダンピング防止へ 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞web12月13日にこんな記事。

[200412130103]東京・台東区/新台東病院実施設計に最低制限価格設定、ダンピング防止へ
 東京・台東区は10日開いた区議会で、基本設計の業務委託で安値入札が問題になった「新台東病院」の実施設計業務の入札方法を明らかにした。入札には制限付き一般競争方式を採用。最低制限価格(ロアリミット)制度を取り入れ、応札価格が予定価格を基準に算出したロアリミットを下回った場合、入札を無効扱いにするとしている。
 新台東病院の整備は、都立台東病院跡地(台東区千束3の20、敷地面積4866平方メートル)などに計画されている。06年度の着工、08年度末の開院を目指し、同区は今年8月に基本設計業務を委託するための一般競争入札を実施した。入札には36社が参加したが、うち26社が低価格調査の調査基準を下回る価格で応札。中でも最低札は予定価格のわずか0・02%にすぎない超低価格となった。
 同区は入札後、最低札を入れた設計事務所に対してヒアリングを実施した上で「業務履行に問題なし」と判断し、契約を結んだが、建築設計界から強い批判が出た上、公正取引委員会が調査に乗り出すといった混乱を招いた。事態を重く見た区は実施設計業務の入札方法を検討。ダンピングまがいの落札を避けるため、最低制限価格制度を用いることにした。
 同区は今後、予定価格や入札参加の制限内容などを詰め、来年早々にも発注手続きに入る方針。また同日の区議会では実施設計策定業務費として、本年度補正予算で628万円を、債務負担行為として05年度支出予定で1億1655万円を、それぞれ計上することが承認された。
2004/12/13(Mon) 09:59:22 [ No.491 ]

◆ 五重塔の倒れぬ謎・他 投稿者:HOH  

 朝日新聞webにこんな記事。

五重塔の倒れぬ謎に迫る 模型使い、震度6の加振実験
  http://www.asahi.com/science/update/1213/003.html
・・・五重塔の大型模型を使い、震度6程度の揺れを加えて変形などを調べる実験が、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)で16日にある。 ・・・
・・・模型は借り物で1基約5000万円と高価なため、倒壊させずに揺れの加速度や層のゆがみなどを測り、強い理由の解明に役立てる。・・・

登録有形文化財にニッカウヰスキー北海道工場など答申
  http://www.asahi.com/culture/update/1211/001.html
・・・主な新登録は次の通り。   <<写真もあります>>
 ニッカウヰスキー北海道工場事務所棟ほか(北海道余市町)▽大野屋旅館(千葉県成田市)▽旧岡谷市役所庁舎(長野県岡谷市)▽旧名鉄美濃町線美濃駅本屋(岐阜県美濃市)▽旧和歌山県議会議事堂(和歌山県岩出町)▽三野浄水場旧動力室・送水ポンプ室ほか(岡山市)▽大曲公家住宅主屋ほか(長崎県平戸市) (12/11 07:43)
2004/12/13(Mon) 09:51:59 [ No.490 ]

◆ 台風23号の特集 投稿者:ウォッチャー  

 いささか遅ればせだが台風23号の特集を神戸新聞webに見付けた。
特集・台風23号
  http://www.kobe-np.co.jp/news_now/typhoon23.html
・大丈夫と言いたい 淡路の被災事業所 (2004/11/22〜)
・惨禍 台風23号(2004/10/22〜10/24)
<< 台風23号被災 1カ月検証 >>
<<写真グラフ>>
被災地つなぐ寄せ書き 震災遺族ら豊岡、新潟へ  2004/12/10
 阪神・淡路大震災の遺族らでつくる特定非営利活動法人「阪神淡路大震災『1・17希望の灯(あか)り』」(神戸市北区)のメンバー九人が十日、台風23号できな被害を受けた豊岡市の被災地を激励訪問した。 (記事全文)
2004/12/12(Sun) 19:51:52 [ No.489 ]
◇ Re: 台風23号の特集 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築家協会webにも以下の掲載あり。
12/14 兵庫県における台風23号被害に対する支援活動と募金のお願い
・・・台風23号被害は全国的には報道される事が少なくなっておりますが、目を覆うばかりの深刻な被害が広がっています。災害救助法、生活再建支援法の適用を受けた地域は18にも及び、死者25人、重軽傷者89人、全半壊家屋582棟、床上浸水9862棟、ピーク時避難者8439人、11月15日時点避難者98世帯176人というデータが兵庫県のホームページには示されております。・・・
2004/12/15(Wed) 09:33:43 [ No.493 ]

◆ 公共工事品質確保法案 投稿者:Tao  

 日刊建設工業新聞webの12月10日に以下の記事。
[200412100103]公共工事品質確保法案の運用面に意見反映を/全建らが活動展開、発注者支援法など整理
[200412100104]公共工事品質確保法案−岸田文雄自民党衆院議員に聞く/安値受注による品質低下懸念
・・・法案作成で中心的な役割を担った自民党の岸田文雄衆院議員は「公共工事は国民の財産であり、技術力のあるしっかりした企業に任せたい。(法律ができると)企業選定に技術力評価という新しい物差しが加わる」と同法の意義を強調する。岸田議員に同法の狙いや展望を聞いた。
 =インタビュー内容=
  http://www.decn.co.jp/data/rinji/200412100104.pdf
2004/12/10(Fri) 10:40:34 [ No.488 ]

◆ 長谷寺本堂が国宝に 投稿者:HOH  

官報目次 平成16年12月10日付(号外 第273号)
○重要文化財の一部を国宝に指定する件(文部科学一六七)……… 18
○文化財を重要文化財に指定する件(同一六八)……… 19
○重要文化財に文化財を追加して指定する件(同一六九)……… 21
○伝統的建造物群保存地区を重要伝統的建造物群保存地区として選定する件(同一七〇)……… 22

2004/12/10(Fri) 10:21:47 [ No.487 ]

◆ バス水没事故に 投稿者:ウォッチャー  

 バス水没事故に国土交通省発表と乗客の反発。

H16. 12. 8 異常気象時におけるバス輸送の安全確保の徹底について
(自動車交通局総務課安全対策室)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091208_.html
 去る、10月20日、台風23号の影響により国道を走行中の貸切バスが水没し、乗客等が救助を待つ間、屋根で一夜を明かすという事案が発生しました。
 これについて、当該事業者の運行管理体制について調査したところ、重大な法令違反は特段なかったことが確認されましたが、当該事業者は当時の気象状況等から運行停止の可能性を検討していたにもかかわらず、乗客から運行継続の要請があったこと等から、運行を継続した経緯が判明しています。(別紙参照)
  バス事業者への聞き取り調査結果について

<京都>バス水没「乗客の要望で運行」と発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000001-abc-l26
 台風23号で観光バスが水没した問題で国土交通省は、「バス会社が運行停止を検討したのに、乗客が続行を要望。これを拒めずに水没した」と発表しました。乗客は強く反発しています。
・・・乗客は「バス会社の言い分だけをもとにした発表だ」と反発しています。乗客のひとり、松本一さんは「事業者(バス会社)だけの意向を聞き取り、資料を公表したのはいかがが」と話します。乗客らはけさ、豊岡市役所に集まり、国土交通省に抗議すべきかなど今後の対応について検討を始めました。
(朝日放送) - 12月9日12時22分更新
2004/12/09(Thu) 23:42:27 [ No.486 ]

◆ 建築学会の役割 投稿者:LAW  

2004.12 建築雑誌に
特集 建築基準法− 最低基準の意味

筆者をみるとxxx大教授、○○○大教授、実務者がいない、、 学会規準と建築基準法が混在していませんか、、、、
学会規準は詳細に、新しい提案を併記し、その判断は設計者の責任で、建築基準法は基本的項目でいいのでは。
日本建築学会はそのためにあるのでは、、、
実務者は研鑽を積み、判断力と責任を、、、
2004/12/08(Wed) 21:20:29 [ No.485 ]

◆ 2万2千件到達 投稿者:ウォッチャー  

 12月7日の午前10時前にはアクセス数2万2千件に到達しました。11月11日夕刻の2万1千件突破以来の4週間弱で1千件です。一時の勢いは失ったようですがまあ着実に伸びていますね。メデタシメデタシ。
2004/12/07(Tue) 09:48:16 [ No.483 ]

◆ 台風並み強風、気温上昇 投稿者:aya  

 共同通信web 12月5日の主要ニュース。地球全体が異常気象どころではなくなっています。我ら人間の仕業ですかね。
  http://www.kyodo.co.jp/
台風並み強風、列島大荒れ 気温上昇、記録更新
 発達した低気圧の影響で、日本列島は4日夜から5日午後にかけて広い範囲で台風並みの暴風に見舞われ、首都圏などで最大瞬間風速40メートル以上を観測した。東京では観測史上最大の40・2メートルを記録。暖かい南西風が吹き付けた影響で関東地方は軒並み12月の最高気温を更新し、東京は24・8度、熊谷(26・3度)などでは夏日となった。
 空の便は羽田発着を中心に計57便が欠航し、約7000人に影響が出たほか、成田では17機が関西などに目的地を変更。JRは14路線で運転を見合わせ、249本が運休するなど約19万人に影響が出た。
 JR東海道新幹線は、線路内に入った飛来物の除去作業のため、最高83分の遅れが出た。首都高速道路の一部も一時通行止めになった。
2004/12/05(Sun) 18:55:39 [ No.481 ]
◇ 列島大荒れ、北海道大雪 投稿者:aya  

 同じく共同通信webの12月6日続報です。同じ低気圧で北海道は大雪。

列島大荒れ、北海道大雪、6万人に影響 東京40・2m、関東各地で夏日
 発達した低気圧の影響で、日本列島は4日夜から5日夜にかけ広い範囲で台風並みの暴風や大雨に見舞われ、各地で交通機関に大きな影響が出た。
 東京は観測史上最大の最大瞬間風速40・2メートルを記録。関東地方は軒並み12月の最高気温を更新し、熊谷で26・3度と夏日の汗ばむ陽気になる一方、北海道は大雪が降り続く1日となった。
 北海道では、大雪のため各地で停電。新千歳空港は閉鎖され、高速道の通行止めも相次いだ。
 空の便は、強風で欠航した午前中の羽田発着便を含め、計360便以上が欠航、約6万人に影響が出た。国際線も成田空港で着陸できずに目的地を変更する航空機が相次いだ。 台風23号で大きな被害を受けた兵庫県豊岡市では5日朝、市道が冠水。4世帯が床下浸水し、豊岡市は一時、付近住民に避難を呼び掛けた。
2004/12/06(Mon) 10:32:34 [ No.482 ]

◆ 「シェル・空間構造」セミナー 投稿者:HOH  

第4回新「シェル・空間構造」セミナー
空間構造の技術レビュー
 http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=858
日  時:2005年1月21日(金)13:30〜17:00
会  場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
<プログラム>           司会:植木 隆司(巴コーポレーション)
1.主旨説明/技術レビューとは     佐々木睦朗(法政大学)
2.技術レビューのあり方         川口  衞(川口衞構造設計事務所)
3.ドーム構造のレビューシートの利用法  今川 憲英(東京電機大学)
4.最新の空間構造をみる/下北克雪ドーム 細沢  治(大成建設)
5.21世紀の空間構造の課題と展望    斎藤 公男(日本大学)
6.まとめ                   佐々木睦朗(法政大学)
参 加 費:会員4,000円、登録メンバー4,500円、会員外5,000円、学生1,500円

 このセミナーは、新年早々に刊行される
  「ドーム構造の技術レビュー:事例をとおして最新構造設計技術をみる」
の出版を記念して開催されます。
 構造設計小委員会は、学生が購入できる価格(3000円以内)になるよう働きかけていますが、出版部門は販売部数の見込みにきわめて慎重です。
 本セミナー申し込みが早めに多数殺到するなら、上記希望価格に近付ける、と期待しています。皆様、どうぞ早めにお申し込みください。
2004/12/04(Sat) 07:35:08 [ No.480 ]

◆ 特集・地震と日本経済 投稿者:HOH  

 週刊エコノミスト12/7号特集です。急ぎ購入、ゆっくりお読みください。
地震と日本経済 ー首都直下地震 被害想定100兆円の衝撃
T. 被害を想定する
U. 首都直下地震 ーそのとき日本経済は
V. 防災対策は大丈夫か
 日本の原発はまだ一度も大地震を経験したことがない(桜井淳)
 経済効果と利便性のみ追求 脱線転覆なら死者数千名(桜井淳)
 大地震を忘れた小泉「都市再生」 東京一極集中の逆行(大西隆)
 「地震予知神話」から脱却せよ(島村英紀)
2004/12/03(Fri) 12:45:55 [ No.478 ]

◆ 現在の行政機関 投稿者:ウォッチャー  

官報目次
 平成16年12月3日付(号外 第266号)
○内閣府設置法及び国家行政組織法の規定に基づき平成十六年十月一日現在の行政機関の組織を告示する件(内閣府・総務一)……… 10-18
2004/12/03(Fri) 12:23:26 [ No.477 ]

◆ 評価委の評価に 投稿者:ウォッチャー  

 独立行政法人評価委の評価に、近頃お騒がせの「都市再生機構」分科会の傍聴はいかが。
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/071201_.html
第3回 独立行政法人評価委員会 都市再生機構分科会の開催
(1)日時 平成16年12月7日(火)午後4時から午後6時
(2)場所 中央合同庁舎3号館4階特別会議室
(3)議事 独立行政法人都市再生機構の中期計画の変更 等

傍聴に係る手続等について
http://www.mlit.go.jp/singikai/dokuritsu/images/dokuritsu4.pdf
(1)会議開催の三日前から前日までの執務時間(17時45分)以内に、国土交通省政策統括官付政策評価官の登録を受ける。
(2)次の(a)〜(e)に掲げる事項を政策評価官に通知する。
(a)傍聴希望者の氏名
(b)傍聴希望者の連絡先(自宅又は勤務先をいう) 。
(c)(b)の連絡先の電話番号又は傍聴希望者の携帯電話番号)
(d)登録日時
(e) (a)〜(d)の事項のほか政策評価官が必要と認める事項
(3)政策評価官は登録を受付けたことの連絡その他の必要な連絡を適切な方法により行う。
2004/12/02(Thu) 19:35:53 [ No.476 ]

◆ 裁判外紛争解決手続 投稿者:ウォッチャー  

官報目次
 平成16年12月1日付(号外 第262号)
○民法の一部を改正する法律(一四七)……… 10-57
○裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(一五一)……… 68-72
2004/12/01(Wed) 10:27:08 [ No.475 ]

◆ 朱鷺メッセ事故・裁判傍聴記 投稿者:HOH  

事件番号 平成16年(ワ)第465号
損害賠償請求事件
原告 新潟県
被告 新潟県建築設計協同組合 外

 11月26日(金)午後3時00分の第1回口頭弁論期日に合わせ、はるばる裁判傍聴に出掛けた。中越地震で新幹線は動かず飛行機の臨時便は満席で、当日帰りの便も3週間前にすでに売り切れ、新潟一泊を余儀なくされた。
 初めての裁判傍聴で要領が分からず、朝一番に新潟地裁に到着、受付の方に伺ったら、定員44名の傍聴人は開始30分前の午後2時30分までに集合・抽選による、とのこと。かなりがっくり来たが近くのコーヒー店で気持ちを持ち直し、先ずは白山神社から白山公園・県民会館・新潟市民芸術文化会館などを見る計画を立てた。
 心配した天候も、日頃の行いがよいせいか穏やかなもの。遊歩デッキからは市体育館のHP曲面のなだらかな屋根も望めて、あれは40年前の新潟地震の調査のときの無惨な印象は一掃された。
 県民会館の入口で「藝展」の会期中と気付いて書道・工芸展を見た。親切な職員の方に、芸術文化会館では日本画展、少し離れた市美術館では洋画・彫刻展、と案内された。その上、立派な観光案内地図まで頂戴して大感激。早速、隣の芸術文化会館の日本画展を見て屋上庭園も一回り。のどかな気分のついでに信濃川やすらぎ堤を萬代橋まで歩き、ぶらぶらと裁判所に戻った。
 2列に並んで待っていると2時25分には30名を超えて、どうなることかの心配も、整理券の配布が定員内に済み傍聴券と引き替えられ正直ホッとした。

 開廷に先立ち写真撮影の2分間が済み、マイクはあったものの裁判長の声もよく通らず、傍聴人をほとんど無視した原告・被告・裁判官の三者の内輪話に、傍聴人は耳をそばだてるのみであった。
 憲法に規定される裁判の公開とはこんなことでよいか。これからの裁判員制度推進をいくら言っても、法廷の現実がこれでは。制度・ルールがいくら変わっても、それに携わる者が意識して変わらねば駄目だ。何処も同じである。
 耳をそばだてて聞こえた内容の記述は避けるが、原告の訴状内容も被告の答弁書内容も、傍聴人に対して一切の「口頭弁論」の説明がなかった。裁判長から次回からの弁論プロセスの提案を二言三言発言があり、原告・被告の異議なしの声を確認し、直ちに次回の日程調整に入った。被告が6者では日程一致が困難を極め、行きつ戻りつしてようやく決まった。
 裁判長は、渡辺邦夫氏に代理人を選定する意思がないかを尋ね、渡辺氏は、工学的な原因が明確になれば考えたい、と答えたように思う。裁判長は、代理人の方がよいと思う、とはっきり発言したように聞こえた。
 法律家の仲間内以外の者がいてはこれからの裁判が面倒くさい、というのではなく、善意の発言であると信じたい。だが、それならそれで中立にあるべき裁判官としては誤解を与えないよう、発言に留意していただきたいのである。
 閉廷後に法廷を出ると新聞記者らしき方々が出入口にたむろしていた。おそらくは、そこで原告・被告の関係者の発言をとらえ報道したのであろう。法定内の口頭弁論では報道されているような記事にはならない。この事実を知ったことが今回の新潟行きの最大の収穫だったか。
 次回からは法廷そのものが、傍聴人にとっても知的好奇心を満たし、スリルに満ちた場になって欲しいものである。

 新潟の深夜の天候は荒れ模様だったようだが翌日の天候はさほど崩れず、市美術館を訪ねる途中、萬代橋付近で少し雨風にやられた程度で済んだ。「藝展」の洋画・彫刻展を見たが、彫刻家の方の自作解説も聞くことができた。
 当初の趣旨とは別に芸術三昧の新潟行きでした。そして、酒もよし、でした。
2004/11/29(Mon) 14:37:02 [ No.473 ]

◆ 日本居住福祉学会 投稿者:aha  

 読売新聞・新潟webに以下の記事 (2004年11月29日)
  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/
住宅補償充実など 政府や県に要望へ 日本居住福祉学会
 日本居住福祉学会(会長・早川和男神戸大名誉教授)は二十八日、県庁で会見し、住宅補償の充実や仮設住宅の存続期間延長などを求める要望書を政府や県に提出すると発表した。
 同会は、被災者生活再建支援法に基づき、現在最大300万円とされている国の補償額を500万以上に引き上げたうえ、住宅再建を対象にすべきと要望。さらに、二年に制限される仮設住宅の存続期間は合理性に欠けるなどと指摘、「住居の公共性を認めるべき」と訴えている。
 同学会は二〇〇一年一月に設立され、会員数は約二百五十人。
2004/11/29(Mon) 07:13:50 [ No.472 ]

◆ 団地再生・大阪展の紹介 投稿者:HOH  

第1回 団地再生卒業設計賞 大阪展
   2004年12月11日(土)〜18日(土)
10:00〜20:00(日曜・最終日は17:00まで)
特別講演会 12月11日(土)19:00〜
    欧州団地再生事例から考えるストック活用
    展示作品の紹介
会場 大阪・駅前第2ビル5階 大阪市立総合生涯学習センター
主催 都市住宅学会 住宅団地のリノベーション研究委員会
共催 NPO団地再生研究会
協力 関西学生団地再生研究会
問合せ danchisaisei_osaka@hotmail.com (担当:西本)
2004/11/28(Sun) 22:51:52 [ No.471 ]

◆ 朱鷺メッセ事故裁判開始 投稿者:ウォッチャー  

 朱鷺メッセ事故裁判開始の各紙記事。

通路落下、6社とも争う構え
 2003年8月に起きた新潟市の朱鷺メッセ連絡通路落下事故で、県が設計、施工、施工監理を担当した業者計6社に対し、建設費や復旧対策費など約9億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、新潟地裁(大工強裁判長)で開かれた。被告の県建築設計協同組合(新潟市)など6社すべてが請求棄却を求める答弁書を提出し、争う構えを見せた。
 訴状によると、県は通路を支える斜材ロッド定着部の耐力不足が落下原因と指摘。(1)定着部が建築基準法に適合しない設計(2)定着部の補強筋が設計図通り施工されなかった(3)ジャッキダウン時の悪影響で定着部が損傷した―として業者側の落ち度を主張した。これに対し、業者側は「現地試験の結果、ロッド定着部の強度は十分あり原因ではない」などと答弁書で反論、県側に事故原因についてさらに詳しい説明を求めた。
[新潟日報 11月26日(金)]( 2004-11-26-18:39 )

朱鷺メッセ崩落訴訟第1回口頭弁論 業者側、争う構え
「県事故調査委の報告に誤り」
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故を巡って、県が崩落区間の設計や施工を担当した六社を相手取り、約9億円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が二十六日、新潟地裁(大工強裁判長)で開かれた。業者側は「県の事故調査委員会がまとめた最終報告に誤りがある」などとして請求の棄却を求めた。
 訴えられているのは、崩落区間の設計を行った県建築設計協同組合(新潟市)、福地建築設計事務所(同)、槙総合計画事務所(東京)、構造設計集団(SDG)(東京)、施工を担当した第一建設工業(新潟市)、黒沢建設(東京)。
 訴状では、通路崩落の原因として〈1〉設計段階で鉄柱と床板の接続部の強度が不足した〈2〉施工段階で接続部の補強鉄筋が設計図通りに配置されなかった〈3〉床板を支えていたジャッキを不適切に降下させ、接続部に損傷が発生した――の三点を挙げ、県は各社の過失が複合する形で事故が発生したと主張。通路の工事費や残がいの撤去費などの支払いを求めている。
 一方の業者側は、事故調査委の最終報告を不服とするなどの答弁書を提出し、全面的に争う構えを見せた。鉄柱と床板の接続部のコンクリート強度の試験を二度実施したというSDGの渡辺邦夫代表は取材に対し、「何度実験をしても、あの様な落ち方はしない。強度に問題はなく、崩落の原因は県の事故調査委の認定とは別にある」と語った。
(読売新聞・新潟 2004年11月27日)

朱鷺メッセ通路落下、事故原因巡り反論
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」の連絡通路が昨年8月、落下した事故で、設計ミスや工法に問題があったとして、県が設計や施工を担当した業者6社に建設費など約9億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、新潟地裁(大工強裁判長)であった。6社は「県が指摘する原因は間違っている」などと、請求を退けるよう求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢をみせた。
 訴えられたのは、新潟市の県建築設計協同組合、福地建築設計事務所、第一建設工業と、東京都の槙総合計画事務所、構造設計集団、黒沢建設の6社。
 訴状などによると、県は専門家でつくる調査委員会を設置。事故原因について、(1)設計ミスで通路を支えるロッド定着部の強度が不足した(2)定着部に補強筋が差し込まれる設計だったのに、本数不足や挿入方向の間違いがあった(3)工事中に定着部に損傷を与えた、などと主張している。
 これに対し、通路の構造設計を担当した構造設計集団の渡辺邦夫代表は「県の調査報告書は、連絡通路の落ち方について間違った結論を出している。当社はシミュレーションで間違いを立証した」と反論。
 通路の床板を製作した黒沢建設の亀尾保常務も「落下原因を独自に調べ、県に報告したが、聞き入れてくれない」と話し、同社代理人は「今回の裁判は不当だ。棄却を求めて争う」とした。
 約9億円の内訳は、通路の建設費約6億円、事故原因の調査費約2億円、崩落した通路の撤去費約1億円。
 事故は8月26日午後8時20分ごろ発生。朱鷺メッセと佐渡汽船ターミナルを結ぶ約60メートル(高さ6〜7メートル)の通路が崩落した。通路は02年12月に完成し、03年4月から利用が始まっていた。
(朝日新聞・新潟 11/27)

新潟・万代島連絡通路崩落 被告側争う構え 請求の棄却求め答弁書−−地裁 /新潟
 ◇朱鷺メッセ崩落訴訟
 昨年8月に新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」の連絡通路が崩落した事故で、工事を発注した新潟県が設計や施工を請け負った6業者を相手取り、総額8億9455万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、新潟地裁(大工強裁判長)であった。被告側は「事故原因に関する県の調査委員会の報告そのものが間違っている」として、請求の棄却を求める答弁書を提出し、争う構えを見せた。
 訴状によると、連絡通路は通路側面に渡した斜材ロッドと、床板の接続部分である「斜材ロッド定着部」の一つが壊れて、崩落した。この定着部は、もともと設計ミスにより十分な耐久性が確保されておらず、鉄骨の数も不十分だった。さらに通路が仮組みの段階で工事用の支柱を外したため、通路にたわみが生じ、通路の重さを支える定着部に損傷が入った。
 訴えられた業者で、崩落部分を設計した「構造設計集団」の渡辺邦夫代表は「崩壊の原因は斜材ロッドではなく、鉄骨の溶接ミス。急がせた県にこそ責任がある」と主張している。【前谷宏】
毎日新聞 2004年11月27日
2004/11/27(Sat) 23:26:53 [ No.470 ]

◆ 冬季ボランティアの注意事項 投稿者:tymda  

震災地の中越地域は雪を向かえる時期になりました。
冬季にボランティアに参加される方・学生さんに
是非このホームページをお知らせください。

震災後の家は雨漏り対策で屋根にブルーシートが貼られすべりやすくなっています。雪が降ればいきなり屋根の雪が落ちてくる可能性もあります。

これは日本雪氷学会と日本雪工学会合同の委員会のホームページです。
http://snowy.web.infoseek.co.jp/winter_eq/
このホームページには雪国特有の危険性についてまとめてあります。
 冬季ボランティアの注意事項
 除雪作業の危険性
 雪崩や融雪災害WGからの報告
 震災後の住宅のチェックシート
 天気予報など、、、、
ボランティアに参加される方:是非このホームページをみてからお出かけください。
2004/11/25(Thu) 21:28:49 [ No.469 ]

◆ 現代語化の改正民法 投稿者:aha  

 共同通信webにはこんな記事も。
返済無制限の根保証廃止 現代語化の改正民法成立へ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=pol&NWID=2004112501000224
 破たんした企業の債務の返済責任を保証人に無期限・無制限に課す「包括根保証」を廃止する改正民法、動産を担保に金融機関からの融資を受けやすくする登記制度を創設する「債権譲渡対抗要件の改正民法特例法」が25日午後の衆院本会議で可決、成立する。両法は参院先議。改正民法では「木戸銭」を「入場料」とするなど文語体から全面現代語化を実現した。
 改正民法では、融資を受けていた企業が破たんした場合、包括根保証の保証人が過大な債務で自宅売却に追い込まれる悲惨な事例も多いことから、包括根保証を廃止。あらかじめ保証の限度額などを決めておくことで保証人の責任を大幅に軽減する。
2004/11/25(Thu) 10:07:35 [ No.468 ]

◆ 一国多制度で 投稿者:ウォッチャー  

 沖縄タイムズwebにこんな記事を発見。
<2004年11月22日 朝刊 1面>
道州制「一国多制度で」/自治学会認識一致
区画は沖縄単独
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200411221300.html#no_1
 日本自治学会の第四回総会と研究会は二十一日、宜野湾市の沖縄国際大学で、道州制をめぐるパネルディスカッションや三分科会を開き、閉幕した。道州制を設計する首相の諮問機関、第二十八次地方制度調査会の有力メンバーである西尾勝会長らが議論に参加し、「国の専権事項を地域によって緩和する『一国多制度』の仕組みが必要だ」との認識で一致した。
 現在の都道府県を再編する区画割りについて、経済的に自立できる範囲にするとの意見も強まっており、西尾会長は「そうなれば、沖縄が単独で道州になることは許容されない」と指摘。「全国が自立することは理想的だが不可能。地理的、歴史的、文化的条件を尊重すべきだ」と強調した。
 琉球大学の仲地博教授は「沖縄が九州に統合されれば、経済的にも辺境となり地域の活力が奪われる」と懸念を示した。さらに「県民が共同体意識を持てるのはせいぜい奄美まで。広範なグループが沖縄(単独)州の方向性を示し始めている」とした。
 先行的な道州制移行を進める北海道の高橋はるみ知事は、「一国多制度」実現に向けた沖縄との連携を求める会場の意見に応じ、「こちらからお願いしたい」と前向きな姿勢を示した。
 このほか、「日米地位協定と自治」「離島の自治」「教育行政」の三分科会が開かれた。
2004/11/24(Wed) 07:21:56 [ No.467 ]

◆ 住宅基本法制定を目指す 投稿者:HOH  

日刊建設工業新聞web2004年11月22日に以下の記事。
[200411220201]住宅政策抜本改革へ自民党調査会が緊急提言/耐震性向上目的のリフォ−ム支援など
・・・この提言に沿って住宅政策に関する総合的な議論を続け、06年の通常国会で「住宅基本法(仮称)」の制定を目指す。
 緊急提言は、▽中古住宅流通・住宅リフォーム推進▽住宅金融改革▽公的賃貸住宅改革―の3点が柱。中古住宅・リフォーム市場を活性化して豊かな住生活を実現するために、住宅ローン減税や、公庫証券化ローンの築年数要件の撤廃、中古住宅の質の評価や価格情報開示の充実、耐震性向上のためのリフォーム支援などを提言している。

 基本法ばやりとは聞いているものの複雑な心境ではある。ついでに以下の記事も紹介しておく。
[200411220101]ユネスコ・UIA建築教育認定の試行審査が本格化/11月22日からパリで評議会
2004/11/22(Mon) 11:13:14 [ No.466 ]

◆ 地震後の雪氷災害軽減のために 投稿者:tymda  

中越地震後の雪氷災害軽減のために
日本雪氷学会と日本雪工学会合同の委員会のホームページです。
http://snowy.web.infoseek.co.jp/winter_eq/

被災地の気象予報((財)日本気象協会様のご厚意によりリンク

緊急提言(11/14中間報告)
「新潟県中越地震後の雪氷災害軽減のために(速報)
道路WGからの報告
建築WGからの報告
雪崩WGからの報告
融雪災害WGからの報告生活関連WGからの報告

など 雪国特有の提言・対策など見られます。
2004/11/20(Sat) 15:52:09 [ No.465 ]

◆ 新潟市官製談合事件 投稿者:HOH  

 新潟日報webのトピックス「新潟市官製談合事件」には、<官製談合とは><官製談合の経過><官製談合防止法> の解説記事の他、この1ヶ月あまりの関連記事が収録されている。
http://www.niigata-nippo.co.jp/dangou/index.html
新潟市、指名停止3カ月追加「調整役」指摘の6社に
 新潟市の篠田昭市長は18日、同市発注工事をめぐる官製談合事件の審判で、公正取引委員会が談合の「調整役」として指摘した6社に対し、同市が3カ月間の指名停止措置を追加することを明らかにした。期間は19日から来年2月18日までとなる。(04/11/19)

  この事件の他にも、朱鷺メッセ連絡橋事故やら、今年に入って7・13水害や連続台風被害、そして先の中越地震被害、まさに「新潟大変」である。

 「中越地震ニュース」には、写真集販売の案内の他、以下の記事もある。
http://www.niigata-nippo.co.jp/tyuetujisin/newpage3.html
(11月19日付新潟日報夕刊) 新幹線 年内全線開通へ
 JR東日本は十九日、中越地震で長岡―越後湯沢間が不通となっている上越新幹線を年内に全線開通する見通しを示した。関係者によると、十二月二十五日前後の再開を目指す。・・・
2004/11/19(Fri) 21:40:15 [ No.464 ]

◆ 裁判外紛争法が成立 投稿者:HOH  

 共同通信webに以下の記事。
  http://www.kyodo.co.jp/
裁判外紛争法が成立 法相の認証制度を創設(08:25)
 国民に民間の紛争解決機関(ADR)の活用を促すため、法相がADRを認証する制度を創設する「裁判外紛争解決促進法」が19日午前の参院本会議で可決、成立する。
 ADRは全国の消費生活センターや交通事故紛争処理センターなどが代表的で、迅速かつ簡便に民間紛争を解決できるのが特徴だが、国民の認知度は低く、利用度も少なかった。政府が認証という「お墨付き」を与えることで、ADRへの信頼性を高め、国民が利用を促す環境を整えるのが狙いだ。
 同法では、法相への認証の申請は任意。認証の基準としては(1)暴力団との関係がない(2)弁護士による助言が得られる−−ことなどを規定している。認証機関は、法相への事業報告書の提出などが義務付けられる。
2004/11/19(Fri) 10:43:30 [ No.463 ]

◆ 日本経団連が 投稿者:HOH  

 建設通信新聞webの11月18日に以下の記事。
◆日本経団連が規制改革要望/オフィスの住宅転用重点
・・・要望は、雇用・労働、土地・住宅・都市再生、廃棄物・リサイクルなど15分野にわたり、重点項目として、オフィスビルの住宅転用を目的とした規制緩和、斜線制限の撤廃・緩和、道路占用料金の適正化などをあげている。また、新規項目として、公共工事標準請負契約約款における現場代理人常駐の定義の明確化、監理技術者などの途中交替の弾力的運用、地下電線の埋設深さの緩和などを求めている。・・・

 経団連の要望という出来レースで実現しちゃうのかなぁ。
2004/11/18(Thu) 09:46:24 [ No.462 ]

◆ 築地居留地の面影 投稿者:aha  

 建設産業図書館webのミニ展示は「築地居留地の面影」です。
  http://www.ejcs.co.jp/library/cil.html
築地居留地とは・開港場と開市場の違い・築地居留地の規模
アメリカ公使館の石標・トイスラー記念館・聖路加国際病院・電信創業の地・指紋研究発祥の地・東京運上所跡・シーボルトの胸像・築地カトリック教会聖堂・明治学院発祥の地・立教学院発祥の地・築地ホテル館跡
築地居留地年表・当館が所蔵する参考資料
といった内容が図・表・写真を交え解説される。歴史好きには堪えられないかも。
2004/11/17(Wed) 10:50:31 [ No.460 ]

◆ インターネットモニター制度 投稿者:HOH  

 国土交通省webに国土交通行政インターネットモニター制度の概要・モニター募集の案内。
  https://www.monitor.mlit.go.jp/
 ようやくこれからスタートする制度のようです。ご関心の向きはどうぞ。
2004/11/16(Tue) 15:27:23 [ No.458 ]
◇ Re: インターネットモニター制度 投稿者:ウォッチャー  

 モニターになった後のことだが、投稿No.457のように、先方の意に沿わない発言をして辞めさせられたりしたら、その時は掲示板にその間の事情を投稿してくださいな。こりゃ早回りしすぎか。
2004/11/16(Tue) 17:39:36 [ No.459 ]
◇ Re: インターネットモニター制度 投稿者:HOH  

 概要を知るには「報道発表資料」からの方がよかったようです。
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/kisha.html
H16. 11. 15  国土交通行政インターネットモニターの募集について(大臣官房広報課)
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/00/001115_.html
2004/11/18(Thu) 09:27:29 [ No.461 ]

◆ この国の姿は 投稿者:Tao  

 日刊建設工業新聞webの11月15日にこんな記事。
[200411150101]建築基準法と品質確保促進法の技術基準見直しに民間から85提案/国総研で近く原案
・・・コンタクトポイントに寄せられた提案の件数や内容は、今月1日に開かれた「建築住宅性能基準検討会」(住宅局長の諮問機関、岡田恒男委員長)第2回全体会議に報告された。・・・  えっ、まだ2回目? いつまで待ってもか。

[200411150104]新潟県中越地震−土木学会第二次調査団が緊急提言、選択的な「強化復旧」不可欠
・・・国土の防災力を長期にわたって向上させていくためにも、被災した施設を単純に現状復旧するだけでなく・・・  この当たり前が通じないこの国の姿は。
2004/11/15(Mon) 22:45:23 [ No.456 ]
◇ Re: この国の姿は 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省webの建築行政ページに以下の情報。
  http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/index.html
2004年11月4日(木)
第2回建築住宅性能基準検討会について(平成16年11月1日開催)
・議事次第 ・名簿 ・資料1 2 3 4 5

 読売新聞webの11月16日のトップに以下の記事。
規制改革に慎重発言、内定の委員を内閣府が“解任”
  http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041116it05.htm
 株式会社の学校経営の是非などを論じるため、内閣府に設けられた規制改革・民間開放推進会議の教育・研究ワーキンググループ(作業部会)で、委員に内定していた会社社長が規制緩和の一部に慎重な意見を述べたところ、内閣府の要請で委員就任を辞退させられていたことが16日、分かった。 (14:37)
2004/11/16(Tue) 15:24:49 [ No.457 ]

◆ 共同通信 新潟県中越地震 投稿者:HOH  

共同通信 ニュース特集 ■新潟県中越地震
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/niigata-quake/
 下段の NEWS INDEX から、発生以来の関連ニュースを読めます。
(連載企画)連続烈震の恐怖 新潟からの報告
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/niigata-quake/serialization/index.html
(上)襲われた2百キロ走行  必死でいすつかむ運転士
   「新幹線脱線」に衝撃
(中)通じなかった防災無線  「壊滅状態」の山古志村
   山村の地震対策に課題
(下)難航する地震断層の特定「悪さ繰り返す可能性も」
   分厚い堆積層が壁に
・地震から半月の動き(11/06)
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/niigata-quake/ugoki1106.html
・地震関係地と震源   まさに新幹線の直下が震源でした。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/niigata-quake/area1025.html
2004/11/15(Mon) 10:59:06 [ No.455 ]

◆ 震災10年へ 投稿者:HOH  

 神戸新聞に以下の特集。
■震災10年へ
http://www.kobe-np.co.jp/sinsai/index2004_2.html
・シンポジウムや展示会など開催 国連防災世界会議(2004/11/12)
 阪神・淡路大震災の発生から丸十年を迎える来年一月に神戸で開かれる国連防災世界会議で、県は十一日、開催期間中に自治体や民間団体などが行うシンポジウムや…
・震災復興10年総括検証に 「新潟」「台風23号」追加 (2004/11/11)

特集・台風23号
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/typhoon23.html
2004/11/12(Fri) 19:17:26 [ No.454 ]

◆ 朱鷺メッセデッキ復旧の設計 投稿者:ウォッチャー  

 日刊建設工業新聞・北陸版webに以下の記事。
藤田設計(新潟市)に決定/朱鷺メッセデッキ復旧の設計、新潟県(2004/11/11)
2004/11/11(Thu) 18:36:55 [ No.453 ]

◆ 2万1千件突破 投稿者:HOH  

 11月11日夕刻にアクセス数2万1千件をゆうゆう突破していました。11月に入って昨年同様アクセスが少なくいささか油断していました。10月20日夕刻の2万件突破以来の約3週間で1千件です。11月3日京都会議の記録・写真もご覧ください。
2004/11/11(Thu) 18:23:59 [ No.452 ]

◆ JIAにも「新潟中越地震関連」ページ 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築家協会webにも「新潟中越地震関連」のページ開設。
2004/11/08 新潟県中越地震緊急リポート−1
2004/11/08 JIA新潟地域会会員が被災地を視察
2004/10/28 「新潟県中越地震」に関する新潟地域会支援活動募金のお願い
2004/11/09(Tue) 07:03:31 [ No.451 ]

◆ 国立マンション訴訟 投稿者:HOH  

 ウォッチャー氏の投稿No.442に関連して、日刊建設工業新聞webに以下の記事。
[200411080105]国立マンション訴訟/東大工学部都市工学科・西村幸夫教授に聞く
 ◇「景観形成は行政がコントロール」に着目、『権利』の議論は長丁場に
 東京都国立市に建てられた高層マンションが景観を損ねているとして、住民が建築主の事業者らに高さ20メートルを超える部分の撤去を求めた「国立マンション訴訟」の控訴審で、東京高裁は先月28日、住民側の訴えを全面的に退けた。一審判決とは180度異なる判断であり、都市計画の専門家からは判決とその理由を疑問視する声も上がっている。住民側は上告する方針だが、今回の判決であらためて浮かび上がった問題点とは何なのか。西村幸夫東大工学部都市工学科教授に聞いた。
 =インタビュー内容=
  http://www.decn.co.jp/data/rinji/200411080105.pdf
2004/11/08(Mon) 18:35:06 [ No.450 ]

◆ 京都に遊ぶ 投稿者:HOH  

 先日11月3日午後に日本建築法制会議・京都会議が景勝地・嵐山で開催されました。
 翌日11月4日は、早朝から嵯峨野の竹林を散策し、午前中に社寺建築の奥谷組を訪問し、日本建築の伝統技法「継手」「仕口」の素晴らしい展示資料館を見学させていただきました。
http://www.okutanigumi.jp/
 午後はサントリー山崎蒸溜所を見学し、おいしいウィスキーに酔いました。
http://www.suntory.co.jp/whisky/distillery/yamazaki/home/index.html
 その後、アルコールの勢いも手伝って、秀吉・光秀の古戦場を望む天王山の山頂まで一気にかけ上りました。後から思えば冷や汗ものでしたが、無茶をした割に全員怪我もなく無事下山できました。ゆっくり登れば歴史に思いを馳せる事物が数多くおすすめです。

 日頃おこないのよいメンバーばかりだったらしく、両日とも穏やかな天候に恵まれました。
2004/11/06(Sat) 12:51:19 [ No.449 ]

◆ 公共工事品質確保法案 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞webに以下の記事。
[200411010102]公共工事品質確保法案、議員立法へ11月1日に国会提出/施行予定は来年4月
 公共工事の品質確保の促進に関する法律案(全文)を収録した報道姿勢は高く評価したい。
  http://www.decn.co.jp/data/rinji/200411010102.pdf
 この理念法の(目的)第一条が250字もの長文になったのはいただけない。建築基本法では反面教師にしたいね。

(目的)(定義)(基本理念)(国の責務)(地方公共団体の責務)(発注者の責務)(受注者の責務)(基本方針)(基本方針に基づく責務)(関係行政機関の協力体制)(競争参加者の技術的能力の審査)(競争参加者の技術提案)(技術提案の改善)(高度な技術等を含む技術提案を求めた場合の予定価格)(発注関係事務を適切に実施することができる者の活用)(公共工事建設コンサルタント業務において提供される役務の品質確保)
附則 この法律は、平成十七年四月一日から施行する。
2004/11/01(Mon) 11:35:29 [ No.448 ]

◆ ASDO勉強会に長文投稿 投稿者:aha  

 東京構造設計事務所協会ASDOのオープン掲示板に異例の長文投稿が掲載されていました。非会員の方からのものです。
http://asdo.jp/
09.29 掲示板(オープン掲示板)に2004年9月28日ASDO勉強会に関する投稿があります。
07.29 「ASDOからのお知らせ」に「ASDO勉強会・朱鷺メッセ連絡橋の核心にせまる」のご案内が掲載されています。

http://asdo.jp/FS-APL/FS-BBS/index.cgi?Code=main-bbs
[00016]ASDO勉強会(9/28)に参加して
2004/10/30(Sat) 23:17:00 [ No.447 ]

◆ 地震・台風の災害の速報 投稿者:WHO  

地震・台風の災害の速報
★新潟大学調査団速報
http://geo.sc.niigata-u.ac.jp/~earthquake/
★日本建築学会の新潟県中越地震速報
http://kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Saigai/niigata/index.html
★土木学会の新潟県中越地震速報
http://www.jsce.or.jp/report/32/index.html
★地盤工学会の新潟県中越地震速報
http://www.jiban.or.jp/saigai/sokuho.html
★日本建築学会
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm
★土木学会
http://www.jsce.or.jp/
★地盤工学会
http://www.jiban.or.jp/
2004/10/28(Thu) 12:24:36 [ No.443 ]
◇ Re: 地震・台風の災害の速報 投稿者:WHO  


★総務省消防庁のホームページ
http://www.fdma.go.jp/
災害ボランティア関連情報などから新潟県の情報、義援金・物資援助情報等
★国際航業(株)のホームページhttp://www.kkc.co.jp/index.html
最新のお知らせで、山地や道路の崩壊などの空撮写真
★新潟県建築士会ホームページ
http://www.025arc.net/
被災建築物応急危険度判定士に対する出動要請があります。
2004/10/28(Thu) 12:54:35 [ No.444 ]
◇ Re: 地震・台風の災害の速報 投稿者:HOH  

地元紙・新潟日報
  http://www.niigata-nippo.co.jp/
「中越地震ニュース」紙面がすべてPDF収録されています。
2004/10/29(Fri) 07:10:27 [ No.445 ]
◇ Re: 地震・台風の災害の速報 投稿者:ウォッチャー  

読売新聞のニュース特集「新潟中越地震」
  http://www.yomiuri.co.jp/features/niigata_quake/
日本経済新聞の特集「新潟中越地震」
  http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt49/

 いずれも10月23日以来のニュースを収録しています。
2004/10/30(Sat) 07:32:27 [ No.446 ]

◆ 「景観利益」認めず 投稿者:ウォッチャー  

日刊建設工業新聞 2004年10月28日
[200410280206]東京高裁/国立マンション訴訟で住民側が逆転敗訴、景観被害は認められず
建設通信新聞 2004年10月28日
◆「景観利益」認めず/国立マンション訴訟住民側,逆転敗訴
・・・「景観は主観的で多様性のあるもので、一部の住民の利益を承認することは、かえって景観形成の妨げになると危惧(ぐ)される」・・・

 こんな判決が今どき出るようでは、景観法の先行きも楽観は禁物ですな。一部の住民以外に景観形成に寄与する主体はあり得るか。お上が出てくるまで黙ってろ、ということか。
2004/10/28(Thu) 10:45:44 [ No.442 ]

◆ 講演「地震予知を疑う」 投稿者:HOH  

 10月27日は全日、耐震工学研究会eenixシンポジウム「免震構造技術と法規制の現状を問う」を聴いた。
 地震学者の島村英紀・北大教授の講演「地震予知を疑う」は徹底した現状批判・権力批判にあふれ、目を覚まされた。ホームページを開かれていると伺い、帰宅して覗いて再び眠気が吹き飛んだ。情報量の豊富さに圧倒されるとともに社会への情報発信のなんたるか、を教えられた。皆様も一度は訪れてください。
  http://shimpc.sci.hokudai.ac.jp/shima/
 神田順・島村英紀・秋山宏・林康裕・高山峯夫・金箱温春・可児長英・多田英之の各先生順におこなわれた講演それぞれ、もちろん力のこもったものでした。朝10時から夕方5時30分まで充実したシンポジウム企画に敬意を表します。
2004/10/28(Thu) 09:45:16 [ No.441 ]

◆ 中越地震: 専門家の意見 投稿者:HOH  

 毎日新聞webに専門家の意見。
新潟中越地震: 地震学や災害対策の専門家に聞く
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041025k0000m040106000c.html
◇村上處直・防災都市計画研究所代表
◇阿部勝征・東京大地震研究所教授
◇広井脩・東京大大学院教授(災害社会学)
◇大竹政和・東北大名誉教授(地震予知連絡会会長)

 これら専門家の意見を咀嚼し自前で考える栄養にしましょう。
2004/10/25(Mon) 07:29:33 [ No.440 ]

◆ 消防庁災害情報から 投稿者:ウォッチャー  

 総務省消防庁webの災害情報から、主に地震以外を拾ったら、こんな具合。
  http://www.fdma.go.jp/bn/2004/index.html
平成16年10月24日 平成16年(2004年)新潟県中越地震(第17報)
   (10・23)
平成16年10月22日 平成16年 台風第23号による被害状況(第14報)
   (10・20-21)
平成16年10月19日 平成16年 台風第22号による被害状況(第11報)
   (10・9)
平成16年10月19日 平成16年台風第10号,台風第11号及び関連する大雨による被害状況(第15報)
   (7・30-8・4)
平成16年10月15日 平成16年 台風第21号と秋雨前線に伴う大雨による被害状況(第13報)
   (9・29)
平成16年09月24日 浅間山の火山活動にかかる対応状況等(第4報)
   (9・1-)
平成16年09月15日 平成16年台風16号による被害状況(第11報)
   (8・30-31)
平成16年09月15日 平成16年台風18号による被害状況(第12報)
   (9・7-8)
平成16年09月10日 平成16年7月新潟・福島豪雨による被害状況(第53報)
   (7・13)
平成16年09月08日 新潟県中越地方を震源とする地震(最終報)
   (9・7)震度4 新潟県:山古志村
平成16年08月27日 平成16年7月福井豪雨による被害状況(第34報)
   (7・18)
平成16年08月27日 平成16年台風15号と前線に伴う大雨による被害状況(第13報)
   (8・17)
平成16年08月11日 関西電力(株)美浜原子力発電所3号機タービン建屋事故概要(第7報)
   (8・9)

 タイトルだけでは何時のものか分からなくなったので、日付だけは追加した。これの倍くらいの地震情報のタイトルがあった。次から次ぎに災害頻発で、分かりやすく概要を書く暇もなかった感じ。
2004/10/24(Sun) 16:45:52 [ No.439 ]

◆ 新潟中越地震速報 投稿者:HOH  

地震:新潟県中心に震度6強 余震相次ぐ 死者も (10月23日 20時29分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041024k0000m040079000c.html
新潟で震度6強3回 2人死亡・4人不明、新幹線脱線 (10/23 22:06)
http://www.asahi.com/national/update/1023/020.html
新潟・中越で震度6強3回…2人死亡、けが人多数 (2004/10/23/21:35)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041023it11.htm

「震度6強」は03年7月の「宮城県北部地震」以来 (2004/10/23/21:49)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041023ic25.htm

 連続台風の直後に、今度は連続地震。自然の猛威になすすべもありません。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
2004/10/23(Sat) 22:42:27 [ No.438 ]

◆ 再建設計費は6割アップ? 投稿者:HOH  

 朱鷺メッセ連絡通路の再建に、全区間の基本設計費と佐渡汽船ターミナルから立体駐車場区間の実施設計費とで、合わせて約4190万円、を新潟県が計上、との日経アーキ 9-20報道に気付いた。
 はて、原設計の値段はどうだったかというと、県と建築設計協同組合との実施設計委託の契約金額は2520万円であった。
 原設計と再建設計との金額差は実に1500万円強、6割アップ。この設計費増額をどう解釈したらいいのか。新潟県のどなたか親切な方、お教えください。

 今度こそは落とさないで、と大盤振る舞いのつもりかな。それとも、新たな景観調整者がいてその貢ぎ物を含むかな。本当は、原設計の契約があまりにも安くて表沙汰になってみっともない、と県も気付いたんだと思うね。

 この件も10月25日に就任される新知事にきちんと引き継がれるんでしょうね。1ヶ月後11月26日に開かれる第1回公判の裁判原告なられるんでしょうからね。原告として当事者として、しっかりした大局観で判断して欲しいものです。
2004/10/23(Sat) 10:12:35 [ No.437 ]

◆ 基本法制定準備会PD第二弾 投稿者:ウォッチャー  

 建築基本法静定準備会webに新情報。11月16日PDの案内もふくむ。
・NewsLetter2号を掲載(H16.10.1)

(1)基本法制定準備会パネルディスカッションのご案内
 第二弾を予定しています。奮ってご参加ください。
日時: 平成16 年11 月16 日(火)15:00〜18:00
場所: 東京工業大学百年記念館
主題: 「群としての建築の理念」の視点から建築基本法のあり方を考える
パネリスト:
今川憲英(東京電機大学)、大野秀敏(東京大学)、野城智也(東京大学)
2004/10/22(Fri) 17:29:07 [ No.435 ]
◇ JIA建築家大会アピール 投稿者:umumu  

2004年10月13〜16日 JIA「建築家大会2004東京」
美しい街づくり 大会アピール
http://www.jia.or.jp/activity/taikai/2004tokyo/apeal.htm
 三つの「行動指針」
  敷地から出よう 歩く人の目で見よう 地域の資産をはぐくもう
ユージーン・C・ホプキンスAIA会長 大会メッセージ
  http://www.jia.or.jp/activity/taikai/2004tokyo/aia.htm

 三つの行動指針は、何を今更という気もしないでもないが、これらに行動が伴うかどうかでしょうね。標語を作って悦に入ってるだけじゃぁね。
2004/10/22(Fri) 22:18:56 [ No.436 ]

◆ 構造技術者は戦えるのか 投稿者:HOH  

 構造ソフトwebに緊急メッセージ「建築構造に係る欠陥問題が生じたとき構造技術者はどう戦えるのか?」を発表している、との情報を得ました。
  http://www.kozosoft.co.jp/topics/1021_tokimesse.html
 JSCA機関誌10月号掲載の意見広告に補足説明を加えて、広く意見を求めています。なお、ここの資料欄に早くも収録されていました。
2004/10/22(Fri) 14:31:17 [ No.434 ]

◆ 台風23号の被害報道 投稿者:ayaya  

台風23号被害、79年以降で最悪 (10/21 13:23)
  http://www.asahi.com/national/update/1021/015.html
台風23号禍、死者53人・不明29人に (2004/10/21/14:45)
  http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041021i105.htm

一夜明けて昼まででこうでした。
2004/10/21(Thu) 18:00:38 [ No.432 ]

◆ アクセス数2万件を達成 投稿者:tymda  

台風23号が日本を通過する時にアクセス数2万件を達成
夏は猛暑の記録、そして今年は台風上陸が10回記録
自然の猛威になすすべもありません。
異常気象で来年はどうなるか不安です。

掲示板は朱鷺メッセデッキ落下事故、回転ドア事故、
関西電力原発事故、三菱自動車関連事故など、
その時の話題が書き込まれています。
人間の起こす安全に対する油断が事故につながっているのでは、、、

いかに、台風、地震、火災、人災、自然災害、熊害、国防などの課題を未然に防ぐか、、、、
建築基準法は細部わたり規制に偏っているのでは、もっと、根本的なことは基本法で方針を、、、、
このホームページ、掲示板を活用し議論、意見をお願いします。

アクセス数2万件までの道のり
 2003.6.18 1件、2003.11.5 5000件、2004.3.2 1万件、  2004.7.1 1.5万件、2004.10.20 2万件
 アドレス1000件 経過日数 平均24.6日 17日〜33日
         掲示板数 平均21.4回
2004/10/20(Wed) 18:53:32 [ No.429 ]
◇ Re: アクセス数2万件を達成 投稿者:HOH  

 9月29日午後の1万9千件到達以来の3週間で1千件です。

 ときあたかも台風23号の来襲。昼過ぎに四国上陸、夕刻に大阪再上陸。日本列島縦断で今年の上陸台風の10個目です。半端じゃありませんね。
 地球温暖化と本当に関係するんでしょうか。日本列島熱帯化ですかね。
2004/10/20(Wed) 19:07:41 [ No.430 ]
◇ 日本建築法制会議の目指すヴィジョンの再認識です!!Re: アクセ... 投稿者:ASA  

日本建築法制会議のホームページが公開されて以来、10月20日の夜には、アクセス数20009件となっております!発足時の主な活動方針{本音の意見交換!幅広く自由な情報発信!対等な個人のネットワーク型の活動!出入り自由のボランタリーな活動!など}・・・・都市・建築分野の諸問題を多様な分野の方々との情報の融合並びに発信の場としての使命と役割を再認識しているところであります!!

2004/10/20(Wed) 21:28:45 [ No.431 ]
◇ Re: アクセス数2万件を達成 投稿者:  

設計者は真の「表現者」といえる方は手を上げよ kkk
アクセス二万件おめでとう
建築家、構造設計家は優れて「表現者」である。この事実は確認しておく必要がある。我々は技術者ではあるが表現者としての意識(デザイン、構造表現されたものへの責任)は希薄なのではないか。いかがでしょうか。法制会議ホ−ムペ−ジの掲載資料、新聞等々多岐に渡る中で、我々の存在理由を問う重要な記事二つを題材に皆さんと一緒に考えたい。
T・「景観法と建築基準法」(建設通信:建設論評・04.09.16)
表現の自由とデザインの関係は如何するか、景観法は「法」です。当然ながら行政が介入します。少なくとも建基法ではデザインは問われていないのです。ここが重要点です。市民社会の成熟度が問われ、事柄を左右する事になる。これら業務を真に担える者が正しく
真の表現者ではないか。だれもが出来ることではないのです。

U・新聞時評:「専門医」見直し問題・・(毎日新聞04.09.28)
大島伸一・国立長寿医療センタ- 総長
本記事は既にHOH氏投稿(NO.414)で第一〜第四として簡潔に紹介されております。以下はその前段部分の概要です。
発端は「専門医に統一基準を導入」<日本専門医認定制機構>決定の記事(9/15毎日夕刊一面トップ)と、(9/16〜18)の日本移植学会に出席の河野太郎衆院議員の発言「脳死の判定は医師の行なうことで、行政が法やガイドラインを作って関与する問題ではない。」とし、正論であり至言だる。と評価、日本に於けるプロフエッショナリズムは貧しい限りであるが、政治家からこの様な発言を聞けるとは思わなかった。中世のプロ集団は厳しい基準、倫理規定をもち、自らの責任で制御いていた。社会はこうしたプロ集団に信頼と敬意を払い、高い社会的地位を与えた。一方わが国では、札幌医科大付属病院での初の心臓移植が行なわれ、その中で、「プロとしての医師の役割と責任は何か、それを担保、保証するための資格、制度はどうあるべきかの原則論には向かわなかった。」今のような換骨奪胎された専門医制度が生まれた背景の要因の一つである。として、前述の第一〜第四の結論となるのである。ここで強調したいのは第四で「認定された専門医をどのように遇するか」と述べています。建築では発言すること自体ちゅうちょしてませんか。
これらが真の表現者が育たない遠因になっていませんか。基本法と併行論議すべき課題と考えますがいかがでしょうか。
2004/10/22(Fri) 11:42:30 [ No.433 ]

◆ 首都圏白書 投稿者:ウォッチャー  

 インターネット官報の情報ですが、「首都圏白書のあらまし」が10月20日(水)官報資料版(第3958号付録)に出ています。
2004/10/20(Wed) 14:20:59 [ No.428 ]

◆ 『建築をまもる、文化をまもる』 投稿者:tymda  

江戸東京たてもの園『建築をまもる、文化をまもる』
http://www.tatemonoen.jp/event/info/2004/11.html

<プログラム>
第1回 11月14日(日)10:00〜12:00 「名建築・兼松講堂の保存」木虎徹/三菱地所設計株式会社常務取締役 リニューアル建築部長

第2回 11月14日(日) 13:30〜15:30 「建築保存の具体像?自由学園明日館など?」山口廣/日本大学名誉教授

第3回 11月14日(日) 16:00〜18:00 「世界の建物と街を見て思うこと」渡辺篤史/俳優

第4回 11月21日(日) 10:00〜12:00 「建築保存と行政の役割」後藤治/工学院大学助教授

第5回 11月21日(日) 13:30〜15:00 「保存と設計の間(はざま)で」横河健/建築家・日本大学教授

第6回 11月21日(日) 15:30〜17:30 「まもられた建物 Best30」藤森照信/東京大学教授 ×米山勇/江戸東京博物館助教授
2004/10/14(Thu) 20:03:38 [ No.426 ]
◇ Re: 『建築をまもる、文化をまもる』 投稿者:ウォッチャー  

 補足します。
日程:平成16年11月14日[日]・21日[日]
会場:一橋大学兼松講堂
(JR中央線国立駅下車・南口から徒歩約6分)
2004/10/14(Thu) 20:51:52 [ No.427 ]

◆ 歴史都市・京都創生策 投稿者:HOH  

 京都新聞webにこんな記事。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004101300246&genre=A2&area=K10
■「歴史都市・京都創生策」を公表 京都市、「特措法」制定し保全求める (23:02)
・・・
 創生策は、学識者らでつくる京都創生懇話会(座長=梅原猛・国際日本文化研究センター顧問)が昨年6月にまとめた提言を受け、今年8月に発足した庁内プロジェクトチームが作成した。
2004/10/14(Thu) 10:17:48 [ No.425 ]

◆ 台風上陸新記録 投稿者:ウォッチャー  

台風22号:首都圏を直撃 死者3、不明6人−−日本上陸、今年9個目
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/tenki/news/20041010ddm001040103000c.html
 10月9日夕刻に伊豆半島上陸。上陸時の中心気圧は950ヘクトパスカル。東日本上陸の台風では最大級。秋雨前線と連携した豪雨被害、さらに、ダウンバースト被害もあって、台風銀座の方々の毎年の苦難を少しは味わった。と思い出している暇もなく本日13日には23号発生。
2004/10/13(Wed) 17:50:47 [ No.424 ]

◆ 朱鷺メッセ事故裁判へ 投稿者:HOH  

新潟県議会会議録より抜粋。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/niigatak/niigatak.html
平成16年  6月定例会 建設公安委員会 06月18日−02号

◎港湾空港局長 ・・・いろいろ裁判が進んでいくと想定されますけれども、その中で私どもの持っている資料を整理して、県について直接の責任がなく、請け負った者等について責任があるといったものを明らかにして、幾らになるかという議論はあるかと思いますけれども、県の負担がもし発生するのであれば、できるだけ少なく抑えていって、そういったものに努力を続けながら、新しく替わられた知事におかれましても、そういった事情を説明し、御理解を頂いていくのかなと、私自身はそう考えております。

◎港湾空港局長 計画通知につきましては、設計を発注して、まだ成果品を受け取っていない段階で新潟市の方に計画通知を提出して、受理されているという経過であります。

◎港湾空港局長 ・・・県の対応に問題はあると認められますものの、落下事故の原因につきましては、今回、斜材ロッド定着部の設計耐力の不足あるいは定着部のU字型補強筋の不具合、1回目のジャッキダウンの不具合といったものが挙げられてございますけれども、これの直接の責任については県にはなくて、したがいまして、損害について県が負担する必要はないと考えております。

◎港湾空港局長 ・・・平成12年度の工事についての設計の資料については、構造計算書を求めておりません。・・・

◎振興課長 ・・・二つの文書が同日付で出ているなり協議がなされているということは不思議と言いますか、ちょっと考えられない手続だと思っております。

 訴状 9月7日 口頭弁論 11月26日 この間に、知事交代。
2004/10/11(Mon) 21:02:53 [ No.422 ]

◆ 耐震工学研究会シンポ(再録?) 投稿者:ウォッチャー  

「免震構造技術と法規制の現状を問う −改正建築基準法施行から4年、建築設計はどうあるべきか−」
日時:平成16年10月27日(水) 10:00〜18:00
会場:日本建築学会 建築会館ホール
講演者:多田英之(日本免震研究センター)・神田 順(東京大学)・島村英紀(北海道大学)・秋山 宏(日本大学)・林 康裕(京都大学)・高山峯夫(福岡大学)・金箱温春(金箱構造設計事務所)・可児長英(日本免震構造協会)
申し込み方法など詳細については下記。
http://www.eenix.gr.jp/sympo2004/sympo2004.htm
2004/10/09(Sat) 18:21:54 [ No.421 ]

◆ 限界状態設計法 投稿者:ウォッチャー  

 構造家コラムに新しい論説が。まあ新刊書の紹介かな。
■2004年 10月 07日  − 「限界状態設計法の挑戦」のすすめ −
2004/10/08(Fri) 09:39:49 [ No.420 ]

◆ 連絡デッキ補強対策検討委 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞・北陸版に以下の記事。
連絡デッキ補強へ検討委設置/朱鷺メッセ落下事故受けて新潟県(2004/10/05)
・・・学識者ら3氏で構成、3回程度開催し、現存する入江側及びアトリウム前の2つのデッキに関し、補強対策工事のための設計方針などについて専門的見地から県に提言する。・・・
・・・床版のプレストレスト工事の不具合がなかったことから、構造的な耐力には問題はないと判断、・・・
・・・
落下デッキに関しては、210m全部を取り壊し済みで、全面的に建て替える方針。今般の9月補正で設計費等を計上した。安全性を最優先に、原則として歩道橋形式を想定している。
・・・
第1回委員会では、事故調査委員会の丸山久一長岡技術科学大学副学長」も出席。事故調査報告書に基づく事故原因をを確認し、補強設計方針を協議した。
2004/10/05(Tue) 22:44:27 [ No.419 ]
◇ Re: 連絡デッキ補強対策検討委 投稿者:ウォッチャー  

 朱鷺メッセ事故webに公式発表が出たが特に新しい情報はない。
2004.10.12 朱鷺メッセ連絡デッキ補強検討委員会の設置についてnew

2004/10/13(Wed) 10:44:21 [ No.423 ]

◆ 設計入札論議公開 投稿者:ayaya  

 日本建築家協会webに、この1ヶ月近く低額設計入札問題の論議が公開されている。どこかの団体とは少し違うかな。CPDのよいテーマだね。
10/04 10/01 再び、日本建築家協会の会員の皆様へ  会長  小倉 善明
10/04 10/01 応札会社36社代表者宛て  会長  小倉 善明
10/04 9/29 会員の皆様へ  松原 忠策
2004/10/04(Mon) 22:56:55 [ No.417 ]
◇ Re: 設計入札論議公開 投稿者:HOH  

 10月5日の建設通信新聞webにも取り上げられています。ついでながら、新潟日報の写真ニュースに以下の写真がありました。

JIA25年賞大賞を受賞した新発田カトリック教会=新発田市中央町1
2004/10/05(Tue) 10:26:44 [ No.418 ]

◆ 建設業再生の道 投稿者:umumu  

 日刊建設工業新聞webに新刊案内のこんな本の広告を見付けた。
「はじめに 技術者倫理 ありき−−建設業再生の道−−」
  http://www.decn.co.jp/guide/syu_2/syu_ac.htm
 6ヶ月前の発行だが今まで知らなんだ。定価1,600円+X。この目次だけ見ても面白そう。本の現物を買う買わないは自由だが、ともかく覗かれたい。
 資料編には各種団体の倫理規定が並んでいるが、JIAはあってJSCAはない。当ったり前か。
2004/10/01(Fri) 09:51:12 [ No.415 ]
◇ 日弁連モデル約款 投稿者:HOH  

 紹介された本は目次を見て購入を決めました。150ページ弱の値段も厚さも手頃な大学教科書風の本でした。
 この本とは別に、日弁連編「家づくり安心ガイド」岩波書店・9月16日発行・1900円+Xという本も見付けました。建築工事請負約款について、日弁連独自のモデル約款が日弁連ウェブサイトからダウンロードできるとありました。
法律相談ガイド>役立つ情報>消費者のための家づくりモデル約款
http://www.nichibenren.or.jp/jp/soudan/chishiki/iedukuri/index.html
日弁連住宅建築工事請負契約約款
http://www.nichibenren.or.jp/jp/soudan/chishiki/iedukuri/yakkan.html
建築請負契約書ひな型
http://www.nichibenren.or.jp/jp/soudan/chishiki/iedukuri/contract.html

 モデル約款の実用性はいかほどか、ダウンロードして研究ください。相手は法律の専門家、駄目で元々の精神で積極的に物言いしましょう。
2004/10/03(Sun) 16:36:06 [ No.416 ]

◆ 「専門医」見直し問題の 投稿者:HOH  

 毎日新聞 9月28日に以下の記事。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040928ddm004070054000c.html
新聞時評:
「専門医」見直し問題の…=大島伸一・国立長寿医療センター総長
・・・
 第一に、どの分野に何人の専門医がなぜ必要か。第二に、専門医として十分な技量を求めるのか、最低の技量を求めるのか、それはなぜか。第三に、認定された専門医の質を保つための必要条件、評価及び再任制度をどうするか。第四に、認定された専門医をどのように遇するのか。これらを明らかにすることである。
 メディアにはプロとして本物のプロを育成することが、どのような意味を持つのか、育成しないことがどのような結果につながるのかを見極め、制度改革の過程で生じる利権争いを含め正確に、批判的に社会・国民に実態を伝え、世論の形成に寄与してもらいたい。
・・・
 専門医制度へのコメントであるが、いま資格制度が喧しい建築界にも当てはまるのでは。
2004/09/30(Thu) 21:59:30 [ No.414 ]

◆ 9月30日 投稿者:Tao  

 今日は9月30日、5年前はJCO臨界事故。毎日新聞 9月21日東京朝刊にこんな記事。
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/09/21/20040921ddm002070151000c.html
ひと:村上達也さん=臨界事故現場の現地保存訴えた東海村長
・・・
 「近代工業文明がもたらしたものの裏側を見つめないで先に行くことは危険」という信念から、事故現場の保存にこだわり、方々に働きかけた。だが、国や原子力事業者、学会は村内の議論に「我関せず」を決め込んだ。「原子力を推進しているのは誰か。肝心要の時に私は知りません、というのは、責任を放棄するということ」と憤る。
・・・
 肝心要のときの「我関せず」への批判は原子力界ばかりではありませんね。職能組織の倫理劣化はどのようにしたら防げるのでしょう。組織の倫理を確立せねば、普通の非力な個人は潰されてしまうでしょう。
2004/09/30(Thu) 18:18:55 [ No.413 ]

◆ 1万9千件到達 投稿者:HOH  

 9月29日午後には1万9千件のアクセス数に到達です。9月8日夕刻の1万8千件到達以来、3週間(弱)で1千件です。記念すべき2万件突破は、11月3日の京都会議の開催前にゆうゆう実現しそうですね。

 さて、昨日9月28日は投稿No.354のASDO勉強会「朱鷺メッセ連絡橋の核心に迫る」の渡辺邦夫氏講演を聞きに行きました。構造設計専業事務所の主宰者の集まりだけあって、この深刻な問題への関心はきわめて高いようでした。
  http://asdo.jp/asdo.htm
 講演に先立っっての会長挨拶では、開催に至るまでには賛否両論の間で綱引きがあった、と率直でした。何もしないで批判されるより何かを行い批判されることを選んだ、とのこと。まことに賢明なる選択でありました。
 ひょんな成り行き具合でこのホームページの紹介もさせていただきました。果たしてアクセスが急増するかなあ。この通り匿名で結構です、お気軽に感想・意見などお書き込みください。
2004/09/29(Wed) 13:23:19 [ No.411 ]
◇ 無題 投稿者:ayaya  

 9月30日はアクセスが急に減ったんじゃないと思うよ。メンテナンスでカウンターがずうっと働かなかったんだろ。
2004/09/30(Thu) 18:10:14 [ No.412 ]

◆ JSCA朱鷺メッセ事故関連情報 投稿者:HOH  

 JSCAのwebを久しぶりに覗いたら、朱鷺メッセ事故関連の情報がなかなか見付からない。信じがたいことだが、JSCAとしては、もはや触りたくない情報なのか。ともかく情報源をようやく探し当てたので以下に載録する。
  JSCAからのお知らせ
http://www.jsca.or.jp/vol2/20info/index_info.html
  朱鷺メッセ連絡橋事故 関連記事
http://www.jsca.or.jp/vol2/23news_release/2003toki/20030926toki-tf.html
2004/09/27(Mon) 09:54:55 [ No.408 ]
◇ 教訓コメント不実行 投稿者:ウォッチャー  

 早速その後のJSCAの活動を確認すべく覗いてみた。一言で言えば愕然とした。2004年2月13日付け「朱鷺メッセ連絡橋事故からの教訓」なる会長コメントが最終情報である。その教訓項目の内容はさておいても、その後のJSCAはどれ一つ実行していない。まさに頬被り状態。事故後6ヶ月のこの会長コメントで、プロの社会的責任を最低限は果たしたとでも言うのか。
 新潟県も調査委も、JSCAもタスクフォースも、日本国中に蔓延している組織の劣化現象がここまで蝕んでいたか。嗚呼。
 内部の多様な意見を封殺しようとする組織は、個の職能の確立にとってむしろ有害である。良心的JSCAメンバーにとっては、いまや解体的再出発しかあるまい。
2004/09/27(Mon) 13:27:12 [ No.409 ]
◇ もう見限るべきですかね 投稿者:HOH  

 良心的なJSCAメンバーがまだ残っていると信じたいですね、ウォッチャーさん。解体的再出発とは、それらの方々が脱会しないうちに、多様な意見を冷静・公正に闘わすオープンな論争の場を作れ、いう勧めに読みました。
 滅多にない事故でどう対応してよいか分からなかったのも無理はないと思いますが、それならそうで徹底した議論を巻き起こせば、それだけで最低限の社会的責任は果たせたでしょうに。
 まあ、もっと権威ある土木学会も建築学会も朱鷺メッセ事故への対応では同じようなもの。そっちの方がよっぽど深刻ですかね。
 いま流行のCPDのテーマとして、純粋に技術的な様々な切り口にも、あるいは、最も重要で難しい「職能倫理」の切り口にも、なったと思いますね。
 有料の連続シンポジウムやパネルディスカッションを続けてその揚がりを新潟県民に寄付する、と提案してもちっとも採用されません。もう見限るべきですかね。そう言えば、JSCA倫理規定がweb上のどこにも見付かりません。
2004/09/28(Tue) 09:19:42 [ No.410 ]

◆ 美浜原発事故・49日の直前 投稿者:HOH  

 投稿No.395に紹介した福井新聞webの連載企画「安全崩壊」が終了しました。投稿No.400に続く項目の続報です。この際まとめて必見です。
http://www.fukuishimbun.co.jp/mihamaziko/framepage.htm
E 停止命令 衝撃、県民の不安背景 (9月16日掲載)
F 共生にひび 推進派も廃炉に言及 (9月17日掲載)
G 下請けの叫び 不満抱え定検を短縮 (9月19日掲載)
H 揺らぐ核燃サイクル 余波、もんじゅを直撃 (9月20日掲載)
I 空前の捜査態勢 全容解明へ「長期戦」 (9月21日掲載)
2004/09/25(Sat) 11:16:00 [ No.407 ]

◆ 第159回国会審議法律案・条約 投稿者:HOH  

 第159回国会で審議された法律案・条約の一覧表が、平成16年9月22日の官報資料版(第3940号付録)の7ページ以降に出ています。
 法律案127、条約21の一覧表の後に(参考)として、衆議院議員提出法律案59、参議院議員提出法律案24が並んでいます。要するに、内閣提出のものが正式で議員提出のものは括弧付きの(参考)に過ぎない、ということ。
 議員立法・市民立法への道のりは、まこと険しいものですね。
2004/09/22(Wed) 09:46:09 [ No.406 ]

◆ 橋脚が多くて丈夫な歩道橋 投稿者:ウォッチャー  

■ 朱鷺メッセ通路復旧に約6億
 昨夏に落下した朱鷺メッセ連絡通路の再建費用が、朱鷺メッセから佐渡汽船ターミナルビルまでの全区間(213メートル)で約5億6千万円に上ることが17日、分かった。県は橋脚が多くて丈夫な歩道橋の構造を採用する。同日開かれた県議会建設公安委員会で県振興課が明らかにした。
 同委員会で県は、全区間のうち立体駐車場から佐渡汽船ビルまでの140メートル区間を先行して再建する方針を説明。同区間の工事費として約3億7千万円を2005年度当初予算に計上し、来年度中の完成を目指す。
[新潟日報 09月18日(土)]( 2004-09-18-11:01 )

 橋脚が多くて丈夫な歩道橋、ってどんなデザインになるんかな。朱鷺が失望せんとよろしいが。景観とはなにか、の講演が懐かしい。
2004/09/18(Sat) 15:48:30 [ No.405 ]

◆ 台風18号関連情報 投稿者:ウォッチャー  

 建築学会webに以下の情報。
平成16年台風18号関連情報 (040914)
http://home.hiroshima-u.ac.jp/tkanno/aij_saigai/
 これをを辿って北大構内の台風18号被害状況の写真集にも到達した。学会大会が台風16号情報に惑わされただけで済んでよかったね。
http://geoecoserve.ees.hokudai.ac.jp/~sawagaki/songda/0909.html
2004/09/18(Sat) 07:35:32 [ No.404 ]

◆ 朱鷺メッセ事故訴訟で新潟県 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞・北陸版webに以下の記事。
http://www.nikkenko.com/hokuriku/indexHKR.asp
構造物設計施工の安全確保へ、3者調整会議や検討委設置/朱鷺メッセ事故を活かす/新潟県(2004/09/17)
早期決着に期待感/朱鷺メッセ事故訴訟で新潟県(2004/09/17)

・・・県議会建設公安委員会質疑で答えた。・・・「事故調査委員会の検討で、原因は究明済みだ。県は被害を受けた立場であり、直接(復旧費等を負担する必要はない」・・・
2004/09/18(Sat) 07:32:48 [ No.403 ]

◆ 構造家コラムに新しい論説 投稿者:ウォッチャー  

 リンク欄にある構造家コラムに神田順先生の新しい論説。
■2004年 09月 17日  − 投資家と構造安全性 −

・・・投資家が安全性について知らされていないのも事実で、そのことについて情報をもっている構造技術者が、十分に説明する義務があると思うのだ。・・・

 建前は、構造技術者が情報を持っている、だとしても、誰もそうは信じていない。先ずは、その現実を直視することから始める必要があるのでは。同じく、何かあれば通達(今は技術的助言だったかな)を出せば解決、とは官僚だって誰も信じていないでしょ。
2004/09/17(Fri) 21:25:37 [ No.402 ]

◆ 低額設計入札の後遺症 投稿者:HOH  

 建築家協会webに投稿No.393の続報です。
09/13 会員の皆様へ    松原 忠策
09/13 東京都台東区における低額入札についての「緊急会員集会」開催の要請          JIA理事 竹内壽一
09/13 9/09 松田平田設計の中園さん、松原さん、そして松田平田設計で働く建築家の皆さんに期待すること   大宇根弘司

 これも組織の倫理欠如の後遺症でした。松原忠策氏はさぞや無念でありましょう。開催まで1ヶ月に迫ったこの時期に、「建築家大会2004東京」の実行委員長の役職を自ら辞する決断をされました。
 この問題における議論の公開性が、雨降って地固まるになりますよう。
2004/09/13(Mon) 18:40:16 [ No.399 ]

◆ 率直に議論できる場 投稿者:HOH  

 耐震工学研究会web「研究会の記録」に渡辺邦夫氏講演「朱鷺メッセの真相にせまる」の概要が掲載されています。
 福岡大学・高山峯夫先生のまとめ。
・・・日本では責任追及に重きがおかれ、事故の真相を究明するという姿勢に欠けるようである。今回の崩壊事故についても、本当の原因は何か、設計・施工・監理・発注システムなどのどこに問題があったのかについて、責任論をひとまず置いておいて、率直に議論できる場(この様な場として、日本建築学会は最も適切であるように思うが)を用意する必要があったのではないか。そうしないと、今回の事故の教訓は全く活かされないことになる。・・・

 蛇足ながら、新潟県事故調査委員長論説を掲載した土木学会誌にも、率直に議論できる場を用意する責務があるように思うのです。技術者の倫理のミニ特集があって特に気になります。
 こんなささやかな団体倫理の問題でも、現代のあらゆる分野の解決困難にリンクしているのでしょう。
2004/09/13(Mon) 09:57:25 [ No.398 ]
◇ 「捜査」「調査」の線引き 投稿者:ウォッチャー  

 毎日新聞webに次のようなコラムがあった。参考になるな。
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/tenbou/
日航機揺れ事故判決=中部報道センター・北村和巳
 ◇「捜査」「調査」の線引き必要
・・・今、世界では、再発防止のための事故調査を優先し、明白な犯罪性がない限り、個人の刑事責任を問わないのが主流という。一方で、遺族や被害者の感情を考えれば刑事捜査による責任の明確化は避けられない。そのためには、「調査」と「捜査」の線引きをはっきりさせるルールづくりが不可欠だ。・・・
・・・判決を機に国民的議論を行い、調査と捜査の明確な基準を設け、「日本ルール」を海外にアピールすべきだろう。
毎日新聞 2004年9月11日 東京朝刊
2004/09/14(Tue) 14:27:05 [ No.401 ]

◆ 【絶対に許されない行為】 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに新しい情報が出ました。
2004年9月10日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(19)」を掲載しました。(New)
1.朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故・事故原因調査結果報告書の虚偽について
 サブタイトルには【絶対に許されない行為】 とまで記しています。裁判開始に先立って徹底抗戦の宣言です。新潟県も県調査委員長も、なぜかだんまりを決め込んでいます。
2004/09/10(Fri) 19:16:29 [ No.396 ]

◆ 美浜原発事故から1ヶ月 投稿者:HOH  

 美浜原発事故から早くも1ヶ月。福井新聞webでは連載企画「安全崩壊」がスタートしました。必見です。
http://www.fukuishimbun.co.jp/mihamaziko/framepage.htm
@ 減肉の謎 破損部だけ極端進行 (9月9日掲載)
A 埋もれた情報 系列関係 管理に甘さ (9月10日掲載)
2004/09/10(Fri) 17:05:17 [ No.395 ]
◇ Re: 美浜原発事故から1ヶ月 投稿者:ウォッチャー  

 福井新聞の連載企画「安全崩壊」の項目続報です。組織の倫理欠如に、歴代トップの責任は免れないね。国の原子力委員会にも類は及ぶ、と物申したいね。
B コスト優先 教訓生かせぬ”体質” (9月11日掲載)
C 火力不正 原子力慢心で現実に (9月12日掲載) 
D あいまいな基準 例外規定 強引な解釈 (9月13日掲載)
2004/09/14(Tue) 10:29:20 [ No.400 ]

◆ 新潟県知事記者会見要旨 投稿者:HOH  

 新潟県ホーム > 報道発表 の「知事記者会見要旨」に以下があります。
http://www.pref.niigata.jp/content/oshirase/report.html
知事記者会見要旨(平成16年9月3日)(総務部広報広聴課) (NEW)
3 知事発表項目一覧
 ・第64回国民体育大会の愛称・キャッチコピーの決定について
 ・激甚災害の指定について
4 質疑項目一覧
 ・新潟駅連続立体交差事業について
 ・7.13水害五十嵐川の拡幅について
 ・朱鷺メッセ連絡デッキの復旧について
 ・知事の退職金について
 ・朱鷺メッセ連絡デッキの復旧について
 ・核燃料税について
 ・拉致問題について
 ・中野大輔選手に対する県民栄誉賞について
2004/09/10(Fri) 16:50:24 [ No.394 ]

◆ 台東区における低額入札 投稿者:HOH  

 日本建築家協会webに
09/09 9/09 東京都台東区における低額入札についての要望
                   関東甲信越支部保存問題委
09/09 9/09 新台東病院基本設計業務の一般競争入札の結果に関する公開質問状を台東区長に提出
09/09 9/08 東京都台東区における低額入札についての要望  関東甲信越支部建築相談委員会
09/09 9/08 東京都台東区における低額入札についての要望  JIA神奈川
09/09 9/03 東京都台東区における低額入札についての要望 
                   中野地域会、西東京地域会
09/09 8/31 東京都台東区における低額入札についての要望  中野地域会
と並んでいました。何事ならんと覗いてみれば、要するに、
松田平田設計(MHS)が、台東区立病院((仮称)新台東病院)の基本設計業務を、一般競争入札により僅か8,366円で落札、
ということでした。

 日刊建設工業新webにも、以下の関連記事が出ました。
[200409100103]JIA/新台東病院設計で東京・台東区に公開質問状、入札以外の選定方法を
2004/09/10(Fri) 12:14:48 [ No.393 ]
◇ Re: 台東区における低額入札 投稿者:HOH  

 これに関してJIA会長がコメントを出しました。
09/10 日本建築家協会の会員の皆様へ    会長 小倉 善明
 併せて、松田平田設計の社長からの釈明文、および、台東区への公開質問状の内容も公開されています。
2004/09/11(Sat) 15:20:53 [ No.397 ]

◆ 「浮屋根」の公開実験 投稿者:ウォッチャー  

地震対策: 石油タンク「浮屋根」の公開実験
 (写真説明) 公開された石油貯蔵タンクのスロッシング現象を制御する「浮屋根」の実験=愛知県豊田市の愛知工業大・耐震実験センターで9日

 愛知県豊田市の愛知工業大・耐震実験センターで9日、長周期地震による石油貯蔵タンクのスロッシング(波の動揺)現象を制御する「浮屋根」の公開実験が行われた。
 浮屋根は同タンクなどに設けられているが、昨年9月の十勝沖地震では浮屋根が沈み、石油がこぼれて火災になるなど問題が指摘されていた。
 実験は共同研究する中央大理工学研究所と民間会社が実施。従来の合成ゴムから衝撃を吸収するゴムに素材を変えた改良型の浮屋根を使い、これまでの5分の1の速さでスロッシング現象が制御できる様子を披露した。
 研究チーム代表の平野広和・中大教授は「ゴム素材を変えることで制御が可能ということがわかった。既設タンクの防災用として1年後には実用化したい」と話している。【土井健三】
毎日新聞 2004年9月9日 22時53分
2004/09/10(Fri) 08:38:50 [ No.392 ]

◆ 台風18号関連 投稿者:ウォッチャー  

 台風18号関連の情報は以下から探せます。
国内トピックス 大雨、台風情報
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/index.html
ニュース  社説  関連サイト
2004/09/09(Thu) 22:08:07 [ No.390 ]

◆ 朱鷺メッセ裁判・専門紙報道は 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞・webに以下の記事。
[200409090107]新潟県/朱鷺メッセ連絡通路落下事故で提訴、6社に賠償請求
 同・北陸版webにも以下の詳細な記事。
設計、施工関係者6者を提訴/共同不法行為などで連帯責任問う/新潟県、朱鷺メッセデッキ落下事故で(2004/09/09)
2004/09/09(Thu) 21:36:32 [ No.389 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ裁判・専門紙報道は 投稿者:HOH  

 新聞記事欄に早くも収録されていました。恐れ入りました。そして、感謝。
2004/09/10(Fri) 08:08:15 [ No.391 ]

◆ 県の責任はないのか 投稿者:WHO  

県は建築主事により計画通知(民間だと確認申請)をおろし着工を認めている。その時に建築基準法違反があれば指導すべきである。違反であるかの判定は建築主事がその時に決済している。 こんな複雑な工法なら発注するときに工区をどうするかは発注者の責任が問われる。県は6者に訴訟しているが、県も入れ7者ではないか。一番責任の重いのは設計内容を理解しているはずの発注者の県ではないか。
また、県はこの事故に関しての調査報告書以外の第3者の意見、実験などの情報を真摯に受け止めているのか。業者に責任を押し付けることで県民に対して説明できるのか。
また、安全の確認は関係者の善意に頼って「ただ」ですましてよいのか。 技術立国 日本の現状が新潟県 ちょっと さびしいですね、、、、
 □県の訴訟根拠
 ◆注意義務違反と不法行為責任
 @設計ミスによる斜材ロッド定着部の耐力不足
 (SDG)建築基準法違反の構造設計を行った。
 (協同組合・福地事務所)建築基準法違反の構造設計を見逃した。
 A斜材ロッド定着部の補強筋の配筋数不足等の施工不備
 (黒沢建設)施工不備の斜材ロッド定着部を製作した。
 (第一建設)下請け会社の黒沢建設に設計図等通りの斜材ロッド定着部を製作させなかった。
 (協同組合・福地事務所・槇事務所)斜材ロッド定着部の施工不備を見逃した。
 B安易なジャッキダウンの実施
 (第一建設)安易なジャッキダウンを行った。
 (協同組合・福地事務所・槇事務所・SDG)適切にジャッキダウンが行われるよう指導監督等を行わなかった。
 ◆注意義務違反と債務不履行責任
 (協同組合)不備な設計図等を原告に提出した。
 (第一建設)デッキの一部が落下する等重大な瑕疵があり、そのため請負契約の目的を達成できなかった。
 (槇事務所)万代島再開発事業にかかる主要な設計・工事監理業務等について県と直接の契約当事者であり、県より直接連絡デッキU工区の設計・工事監理を直接受託していないとしても、信義則上連絡デッキの設計及び工事監理の検証を行い、問題点を指摘し、安全性を確保すべきであったが、これを怠った。

2004/09/08(Wed) 22:46:59 [ No.387 ]
◇ Re: 県の責任はないのか 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに、以下の新潟県に対する公開質問状。
2004年9月8日 朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(18)
1.朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故損害賠償請求に係る提訴について
2004/09/09(Thu) 07:03:30 [ No.388 ]

◆ 1万8千件到達 投稿者:HOH  

 9月8日夕刻に1万8千件のアクセス数に到達しました。8月17日の1万7千件突破以来の3週間強で1千件です。この間には、オリンピックと建築学会大会、さらに、浅間山噴火、近畿・東海の震度5弱の強地震、そして、強烈な台風16号・18号が続きました。自然はちっとも優しくなってくれません、むしろ、ますます凶暴になってきた感じすらします。人間の方がもっと凶暴だろうと言われては、その通りかも知れません。
 朱鷺メッセ事故関連で、残存定着部から切り出した26体の耐力試験結果が出ました。新潟県には真摯な見解表明が待たれましたが、損害賠償の裁判提訴という愚かしさを示しました。新潟県民に同情の念を禁じ得ません。「消費者は愚かなものと見なされる権利を有する」という消費者法の基本原理(科学9月号p.1119)を、曲解した行為と断ずるしかありません。
 さて、この消費者法の基本原理なるもの、果たして、原理として正しさを有するでしょうか。もしかしたら、古くさい権力司法のパターナリズムの残滓に毒されているのではありませんか。ご意見を期待します。
2004/09/08(Wed) 16:22:19 [ No.385 ]

◆ 朱鷺メッセ事故 県 提訴 投稿者:WHO  

テレビ新潟WEBより 2004年9月7日(火)

朱鷺メッセ事故で県が提訴
 去年8月に起きた朱鷺メッセの連絡通路が落下した事故で、県は7日、業者6社を相手取り、8億9000万円あまりの損害賠償を求める訴訟を、新潟地方裁判所に起こした。
 訴えは、朱鷺メッセと佐渡汽船を結ぶ連絡通路を建設した県が、設計や施工を担当した業者6社を相手取り、起こした。訴えで県は、連絡通路が落下した原因について、「建築基準法に適合しない余裕のない設計や、床板を吊り上げていた棒の接合部分の補強筋が、設計図通りに施工されていなかった。」と主張している。その上で、撤去にかかった費用や、再建する費用など、8億9000万円あまりの損害賠償を求めている。訴えに対し被告のうちの1社である構造設計集団は、「指摘されている事実はない」として、全面的に争う構えだ。


2004/09/08(Wed) 01:58:17 [ No.382 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故 県 提訴 投稿者:WHO  

読売新聞新潟WEBより 2004.9.7
空中通路の崩落、新潟県が6社に9億円賠償求め提訴
 昨年8月、新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」の空中連絡通路約60メートルが崩落した事故で、新潟県は7日、設計や施工などを担当した6業者を相手取り、総額約9億円の損害賠償を求める訴えを新潟地裁に起こした。

 6業者は、東京の槙総合計画事務所と構造設計集団、黒沢建設、新潟の県建築設計協同組合と福地建築設計事務所、第一建設工業。

 県は、通路側面の鉄柱と床板との接続部分の強度不足などが原因だと主張してきたが、6業者は賠償請求に応じなかった。業者側はほとんどが「コメントできない」としているが、一部は「最大の落ち度は県の方にある」(第一建設工業)などと争う構え。

2004/09/08(Wed) 02:03:39 [ No.383 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故 県 提訴 投稿者:ウォッチャー  

 読売新聞・新潟webにはより詳細な記事。
■メッセ通路崩落県が賠償提訴 裁判は長期化か(2004年9月8日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news003.htm
2004/09/08(Wed) 07:01:54 [ No.384 ]
◇ 「県に最大の落ち度」 裁判は長期化か 投稿者:WHO  

読売新聞新潟WEBより  2004.9.8
メッセ通路崩落県が賠償提訴 裁判は長期化か

 「県に最大の落ち度」 主張の業者も
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故を巡る損害賠償問題は七日、県が関係六業者の提訴に踏み切ったことで、司法判断に委ねられた。業者の一部は争う構えを見せているため、裁判の長期化も予想される。
 県は、崩落区間の設計や施工などを担当した県建築設計協同組合、福地建築設計事務所、第一建設工業(以上新潟市)、槙総合計画事務所、構造設計集団、黒沢建設(以上東京)の六業者に対し、それぞれの過失が複合する形で事故が発生したと主張している。

 訴状では、〈1〉設計段階で鉄柱と床板の接続部の強度が不足した〈2〉接続部の補強鉄筋が設計図通りに配置されなかった〈3〉床板を支えていたジャッキを不適切に降下させ、接続部に損傷が発生した――との三点を事故原因として指摘した。

 賠償請求額は、通路の工事費や残がいの撤去費など8億9455万円。利息分を含む約9億円を連帯して支払うよう求めている。平山知事は提訴後、「裁判で相手方の責任を明らかにし、損害賠償の請求の実現に取り組む」との談話を発表した。

 賠償提訴について、県建築設計協同組合、福地建築設計事務所、槙総合計画事務所、黒沢建設の四業者は「コメントできない」とした。ジャッキダウンのミスなどを指摘された第一建設工業は「設計自体に問題があり、(これを把握していなかった)県に最大の落ち度がある」と反論し、県と争う考えを示した。また、訴状で建築基準法違反の設計を指摘された構造設計集団は、独自の実証実験の結果を基に「強度に問題はないという考えは変わらない」と強調した。
2004/09/08(Wed) 21:40:40 [ No.386 ]

◆ 9億円賠償提訴 投稿者:ウォッチャー  

 読売新聞webに以下の情報。
◆空中通路の崩落、新潟県が6社に9億円賠償求め提訴(9/7 19:55)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040907i313.htm
・・・ 6業者は、東京の槙総合計画事務所と構造設計集団、黒沢建設、新潟の県建築設計協同組合と福地建築設計事務所、第一建設工業。 ・・・
2004/09/07(Tue) 22:47:58 [ No.381 ]

◆ SDG実験と黒沢建設 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに
2004年9月3日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(17)」を掲載しました。(New)
の情報があります。
 SDGによる現地実験・実験室試験への県の対応に対するクレームです。なお、SDGの実験目的・方法についても納得できかねるところが多々ある、とも述べています。
2004/09/03(Fri) 18:53:11 [ No.379 ]

◆ 朱鷺メッセ落下通路再建 投稿者:ウォッチャー  

■ 朱鷺メッセ落下通路再建へ
 県は2日、昨年8月に落下した新潟市万代島の朱鷺メッセ連絡通路を再建する方針を決めた。8日開会の9月県議会に、通路設計費として4190万円を盛り込んだ補正予算案を上程する。
 連絡通路の復旧をめぐっては、平山征夫知事が9月県会までに判断する考えを示していた。
[新潟日報 09月03日(金)]( 2004-09-03-9:51 )

 新潟県の朱鷺メッセ事故webにも
最近の動き
連絡デッキの復旧関係予算案を9月議会に計上。
更新情報
2004. 9. 3 朱鷺メッセ連絡デッキの復旧に係るアンケート調査等の結果の公表new
があります。
 通路設計費にも関心あるが、それより、設計者をどのように選定するか、が関心の的。アンケート結果は単に設問毎の集計だけでした。
2004/09/03(Fri) 18:46:48 [ No.378 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ落下通路再建 投稿者:HOH  

 朝日・毎日・読売・産経の新潟webにも9月4日に同様の記事がありました。県は、約9億円の損害賠償を求める訴えを近く新潟地裁に起こす方針も明らかにしたようです。
2004/09/05(Sun) 18:16:28 [ No.380 ]

◆ 「科学」9月号「建築と法律」 投稿者:HOH  

 「科学」9月号は「建築と法律」大特集です。下記「科学」ホームページで目次と巻頭言とが見られます。
  http://www.iwanami.co.jp/kagaku/index.html
2004/09/02(Thu) 04:29:29 [ No.377 ]

◆ 読売社説[回転ドア対策] 投稿者:HOH  

8月28日付・読売社説(2)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040827ig91.htm
[回転ドア対策]「安全確保には不断の努力が要る」
・・・
 「失敗学」で知られる畑村洋太郎・工学院大教授を中心とするグループが、事故が起きたビルの協力も得て独自に調査を進めているが、その過程で、このドアの新たな問題が明らかになってきた。・・・
2004/08/28(Sat) 09:18:49 [ No.376 ]

◆ 朱鷺メッセ連絡橋崩落1周年 投稿者:ウォッチャー  

新潟県の朱鷺メッセ事故webには
更新情報
2004.6.14 事故調査委員会報告書 添付資料、参考資料集up new
2004.6.9 SDGによる「定着部の現地試験」に関する新潟県の見解
2004.6.8 「記者発表資料」追加
があった以降、何らの情報も流されない。現地実験実施後に何らかの見解が表明されて当然のはずだが。フェアでない。卑怯でないか。

■ 朱鷺メッセ連絡通路落下から1年
 新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故から26日で1年。完成間もない大規模施設で起きた事故は、全国に大きな衝撃を与えた。県では事故調査委員会の報告書を基に、近く設計、施工業者ら6社に損害賠償請求訴訟を起こす。一方、業者側は独自試験を行うなど事故原因をめぐって県と対立が続いており、今後は法廷の場で争われることになる。
 調査委は1月、事故原因について、通路を支える斜材ロッド定着部の強度が設計、施工の両面で不足していたと最終報告書を提出した。これに対し、設計業者らは「鉄骨の破断が原因」として、残存通路で定着部の耐力試験を行うなど報告書に異議を唱え、徹底抗戦の構えを見せている。
[新潟日報 08月25日(水)]( 2004-08-25-19:43 )
2004/08/26(Thu) 09:15:24 [ No.373 ]
◇ 定着部実物試験体の耐力 投稿者:HOH  

 8月20日に日大習志野で定着部実物試験体の実験室試験を見た。報道陣もいたようなので1周年の今日まで待った。
 構造設計者を代弁する立場にはないので、客観データだけ紹介する。
 1週間に20体近くの試験の結果、定着部試験体の破壊耐力はすべて90tf以上を確保した。ただし、破壊性状には鉄筋の有・無による靭性的・脆性的の違いがあった。
 正式な実験報告は建材試験センターから出されるとのことである。

 今回の実験結果を見る限り、仮説の積み重ねに基づく県調査委報告書は著しく実証性を欠いている。PCの設計理論の合理化には、まだまだ実験による実証が必要であった。
 これで、建築基準法改定が「実験」を認めなくなったことの反科学性も明らかになった、ってとこかな。
2004/08/26(Thu) 15:49:48 [ No.374 ]
◇ 定着部試験結果の報道 投稿者:HOH  

 SDGが新潟で記者会見して、その報道。バックデータをWEB上に公開して欲しいね。新潟県にも誠実な対応を望みたいね。

■ 連絡通路設計業者が県を批判
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004082722806
 新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故で27日、設計した構造設計集団(SDG)=東京都=の代表が県庁で記者会見し、残存通路を使った実験結果を説明。構造設計集団の代表は「実験で斜材ロッド定着部の耐力は十分にあることが証明された。県の事故調査委員会の報告書は間違いだ」と批判した。
 実験はSDGが独自に、13日から21日まで千葉県船橋市の日大理工学部の施設において、残存通路のロッド定着部26カ所で耐力試験を行った。
[新潟日報 08月27日(金)]( 2004-08-27-21:51 )

■朱鷺メッセ通路崩落 「強度に問題なし」(2004年8月28日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news005.htm
賠償請求対象の設計業者が会見
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路の崩落事故で、崩落区間の設計を担当した「構造設計集団」(SDG、本社・東京)は二十七日、県庁で会見し、「県の事故調査委員会が通路崩落の起点とした通路側面の鉄柱と床板との接続部分の強度に問題はなかった」との試験結果を発表した。
 同社によると、通路の残存部分から二十六個の接続部分を切り取って試験を行った結果、県の事故調が想定した六十五トンの重みで崩壊した試験体はなかった。また、負荷をかけて崩壊した場合も、壊れ方が事故調の報告とは違ったとした。
2004/08/28(Sat) 09:08:20 [ No.375 ]

◆ 点検で安全は保てるか 投稿者:HOH  

 美浜原発事故では点検漏れの責任が論じられている。だがその前に、点検で安全は保てるか、が論じられるべきである。素人考えながら、腐食・浸食環境にあって、30年近く放置された部品があったこと自体が、きわめて異常だったのではなかろうか。
 家電や一般機械では、故障が発生してから修理や部品交換が実施されることも多い。しかし、故障がきわめて危険な状態を引き起こす可能性がある場合は、故障の発生を事前に阻止しないといけない。
 今回の事故を見て思うに、部品にかなりの余裕度を残していても、定期的に部品交換を基本にすべきである。省資源が強く求められる時代であっても、基本は定期的な部品交換とした上で、点検・補修による再使用を許容すべきである。
 美浜原発では、この施設が一般見学者コースに組み入れられていたと聞く。一般見学者への危険発生のシナリオを、誰も書こうとしなかったことが、根本的な間違いであった。このことでは、現場技術者よりもトップの責任が重い、と言わざるを得ない。
 この事故は、あらゆる分野にとっても他人事ではないのである。
2004/08/22(Sun) 11:30:21 [ No.371 ]
◇ 経営トップの責任 投稿者:ウォッチャー  

 投稿 No.362 に書いたことの繰り返しだが、やっぱり、前田肇 原子力委員会委員の出処進退には注目だね。
 ズバリ言えば、お辞めになるべきだ。まさに経営トップにおられた方だからね。
 1958年関西電力鞄社、同社専務取締役、同社副社長を歴任し、2001年より同社特別顧問。また、2002年に世界原子力発電事業者協会理事会議長に就任。2004年1月より原子力委員会委員。
2004/08/22(Sun) 18:07:54 [ No.372 ]

◆ 技術の力で安全性を 投稿者:ウォッチャー  

 構造家コラムに新たな論説の掲載。
■2004年 08月 16日  −技術の力で耐震安全性を −
  http://csa2z.jp/jp/column/column040-1.htm
・・・UCアーバインのヴィランデ教授は、耐震基準が膨大になりすぎることがエンジニアの創造性を奪い、責任を負わなくさせている元で、フラストレーションがたまっていると発表した。討論では多くの人から同意する意見が相次ぎ、・・・
2004/08/21(Sat) 18:50:54 [ No.369 ]
◇ 世界地震工学会議 投稿者:HOH  

 世界地震工学会議でのことですね。
・・・主催者発表で2500人、日本からも700人の参加・・・「日本では1998年の基準法改正で、分かりにくさでは世界に最たるものになった」発言すると多くの拍手が起こり、異例の長い討論で盛り上がった。・・・

 どの国の出席者から拍手が起こり盛り上がったのか、も知りたいですね。
2004/08/21(Sat) 21:53:55 [ No.370 ]

◆ 耐震工学研究会 投稿者:HOH  

 8月18日の耐震工学研究会第40回研究会に参加しました。渡辺邦夫先生「朱鷺メッセの真相にせまる」+多田英之先生「建築漫談」で、いつもの倍の参加者とのことでした。次回は10月27日のシンポジウムです。
 渡辺氏から、朱鷺メッセ連絡デッキの実験室試験実施、が案内されました。
日時 : 8月20日(金)までの毎日9:00〜18:00に試験継続。
説明は8月20日(金)14:00および16:00にされるとのことです。
場所 : 船橋市習志野台7−24−1 (東葉高速鉄道・船橋日大前)
日本大学理工学部・環境防災都市共同研究センター
2004/08/19(Thu) 00:23:11 [ No.367 ]
◇ 朱鷺メッセ実験室試験 投稿者:HOH  

 朱鷺メッセ連絡デッキの実験室試験は8月21日(土)も引き続き実施されるとのことです。
 実験チームの想定以上に現物から切り出した試験体の耐力が上がって時間を食っているのかな。搬入試験体28体を8月13日から順次実施している。百聞は一見に如かず。お急ぎあれ。
2004/08/21(Sat) 10:26:40 [ No.368 ]

◆ 1万7千件到達 投稿者:HOH  

 8月17日の夜に1万7千件のアクセス数に達しました。7月21日の1万6千件突破以来の4週間で1千件でした。夏休み・お盆休み・高校野球・オリンピック期間にもかかわらず、多数のアクセスをいただき感謝します。
 さて、8月9日の美浜原発事故の情報だけを見ても、マニュアルだらけの効率一本槍では、決して事故防止の問題解決にならない、ということでした。どうしたらいいでしょうか。皆様のご意見をこの掲示板上にお待ちしています。
2004/08/17(Tue) 22:36:21 [ No.365 ]
◇ マニュアルに一言 投稿者:WHO  

ちょっと昔はデミング賞、今はISO×××取得、マニュアルが整っていればうまく行っていると勘違い。日本の合理化、リストラなどはアメリカ的な発想、、、、キリスト教的な感覚で世界中を一つに統一するのに疲れませんか。最近はおかしな事故・事件が多いですね。法律もマニュアル的になっているとは思いませんか。いつか人心を離れ破綻をするのでは。マニュアル偏重より人間的な仏教の世界、イスラムの世界を時には見直したらと思います。
2004/08/18(Wed) 00:16:28 [ No.366 ]

◆ 事故防止機会3回 投稿者:HOH  

 毎日新聞webの事件の特集「御浜原発事故:」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/mihamagenpatsu/index.html
に以下の情報あり。
 美浜原発事故:検査放置の人災? 事故防止機会は最低3回
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040816k0000m040142000c.html
 毎日新聞 2004年8月15日 23時35分 日経・産経の経済産業大臣コメントはこのことか。3社に押し付けてスタコラの風も。
 ◆美浜原発3号機の検査を巡る主な動き◆ もまとめられている。
2004/08/16(Mon) 11:19:37 [ No.364 ]

◆ 国の指導を受けて再発防止 投稿者:HOH  

 読売新聞・福井web 08/14 にこんな記事。
  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news002.htm
美浜原発事故 関電幹部が経緯説明
敦賀市議会 批判の声相次ぐ
・・・「事故を防ぐためにも運転中に定検準備の作業員を入れるべきではない」との指摘には「定検前の準備について国の指導をいただくと思う。指導を受けて再発防止に取り組む」とした。

 なんと、国の指導を受けて再発防止に取り組むだと。市議会での厳しい追及に苦し紛れの発言だったと信じたいが、まさか、市議会がこの発言に妙に納得したなんてことはないでしょうね。
 現場当事者がこんな自主性のない姿勢のままでは、今後の事故防止など到底おぼつかない。
 何でも指導したがる国の指導にさえ従えば、その覚えめでたくお咎めなし、の御利益・風潮があらゆる分野に蔓延し、この国を危うくしてはいないか。
2004/08/14(Sat) 22:16:54 [ No.363 ]

◆ 原子力安全・保安院 投稿者:HOH  

原子力安全・保安院/Nuclear and Industrial Safety Agency
  http://www.nisa.meti.go.jp/
  http://www.nisa.meti.go.jp/3_announce/index.html
 (原子力・電力・鉱山・火薬類・都市ガス・高圧ガス・LPガス)の各分野のエネルギー施設や産業活動の安全確保を使命とする国の機関です。たゆまず「安全」という永遠のテーマに取り組んでいきます。

 看板にIndustrialが抜け落ちてるのは実態を表しているのか、はたまた、原子力安全・保安を強調したい政・官によるだましの手か。組織概要図によれば、
原子力安全委員会(内閣府)とはダブルチェックの関係、
  http://www.nsc.go.jp/
原子力安全基盤機構(独立行政法人)とは連携の関係、とある。
  http://www.jnes.go.jp/

 なお、内閣府には、原子力委員会/Atomic Energy Commission
  http://aec.jst.go.jp/jicst/NC/sitemap/sitemap.htm
が、原子力基本法に基づき設置されている。
2004/08/13(Fri) 10:36:19 [ No.361 ]
◇ Re: 原子力安全・保安院 投稿者:ウォッチャー  

 原子力安全・保安院・本院
http://www.nisa.meti.go.jp/2_whatsnisa/honbu/index.html
エネルギー施設や産業活動の安全確保を使命とする組織です。事故・トラブルの未然防止、万一の事故への迅速で的確な対応、事故の再発防止に徹底的に取り組みます。
(定員)
合計:645名
本院:419人(原子力保安検査官、原子力防災専門官及び原子力安全研修担当職員含む)
監督部等:226人

 原子力安全委員会・委員の紹介
http://www.nsc.go.jp/annai/annai_f.htm
松浦祥次郎 2004.4原子力安全委員会委員長(常勤)
鈴木篤之 2001.4原子力安全委員会委員(非常勤) 2003.4同(常勤)
東邦夫  2003.4原子力安全委員会委員(常勤)
早田邦久 2004.4原子力安全委員会委員(常勤)
久住静代 2004.4原子力安全委員会委員(常勤)

 原子力安全基盤機構・組織図
http://www.jnes.go.jp/kikou/soshiki.html
理事長1名、理事3名、監事2名 計 6名
職員 420名程度
 このwebの新着情報に絶妙のタイミングで以下の情報。
2004.08.13 プレス発表「関西電力(株)高浜発電所第1号機の定期安全管理審査結果の通知について」を掲載しました。
http://www.jnes.go.jp/download/katsudou/20040813_01.pdf
 全22ページの審査結果が公開されている。内容の適否は一先ずおいて、この情報公開の姿勢は、建築センターなども見習って欲しいのだ。

 原子力委員会・委員の紹介
http://aec.jst.go.jp/jicst/NC/about/iin/indexh.htm
近藤駿介 委員長  2004年1月より原子力委員会委員長。
齋藤伸三 委員長代理  2004年1月より原子力委員会委員長代理。
木元教子 委員  1998年1月より原子力委員会委員。
町末男 委員  2004年1月より原子力委員会委員。
前田肇 委員  2004年1月より原子力委員会委員。
 1958年関西電力鞄社、同社専務取締役、同社副社長を歴任し、2001年より同社特別顧問。また、2002年に世界原子力発電事業者協会理事会議長に就任。
 んーん。これはちょっとまずいね。出処進退に注目。他山の石としてね。
2004/08/13(Fri) 18:16:33 [ No.362 ]

◆ 法とは何か 投稿者:HOH  

 本の紹介です。教養としての法学は学んだはずでしたが、本書の内容はすこぶる新鮮で啓発されました。再確認したところは理解が深まりました。
 渡辺洋三著「法とは何か 新版」 岩波新書544 1998.2第1刷発行
序章 国家の法と社会の法
T 法とは何か  U 法の歴史的変動 欧米型と日本型
V 現代日本の法システム
1 近代法と現代法  2 家族と法
3 土地と法 (一)土地商品化思想からの脱却 (二)土地法制度の論点
(三)現行法の矛盾と改革
4 不法行為と法  5 消費者の権利と企業
W 国家統治の法と国民の権利  X 国家と人権  Y 法の解釈と裁判
Z 国際法と国内法のはざまで  あとがき
2004/08/12(Thu) 16:44:17 [ No.360 ]

◆ 美浜原発事故 投稿者:ウォッチャー  

 美浜原発蒸気漏れ事故
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/mihama_nuclear_power_station/
 関西電力 プレスリリース 2004年8月10日
美浜発電所3号機における被災者の状況および原子炉自動停止の調査状況について(8時00分現在)
http://www.kepco.co.jp/pressre/2004/0810-1j.html
・・・当該部位については、管理システムに登録されていなかったことから、過去に点検を実施した実績はありませんでした。なお、平成15年4月ごろ、・・・当該部位が登録されていないことに気づき、平成16年8月14日からの第21回定期検査時に点検することとしていました。

 何ともやりきれない思いで一杯です。
2004/08/10(Tue) 16:56:32 [ No.355 ]
◇ Re: 美浜原発事故 投稿者:HOH  

2004/08/10(Tue) 21:01:14 [ No.356 ]
◇ Re: 美浜原発事故 投稿者:一市民  

ほんとうに何ともやりきれない思いです!美浜原発事故の特集号外記事の情報リンク先の紹介に感謝申し上げます。今回の原発事故NEWSを知って、畑村洋太郎 東京大学名誉教授のメッセージ;暗黙知を表出しよう(土木学会誌Vol.89no.6、時局を論ずる004〜005)を思い出しました。その一部を紹介いたします。{ここ数年、わが国では信じられないような失敗が続発した。・・・一体何が起こっているのであろうか・・・”見ない、考えない、歩かない”という”3ナイ”が起こっているのである。・・・この”3ナイ”に象徴される現象のほかに、産業の構造的な変化(萌芽期、成長期、成熟期、衰退期)に対応して、生産組織の中では、役割分担の固定化による隙間組織の発生、過度のマニアル依存、実行不可能なマニアルの放置、不想定事象の発生、等が起こっている。・・・技術者が事象を見ていれば・・・生産現場に自ら出向き、何が起こっているかを観察し、そこで働いている人と議論する。さらに生産現場で実物に触ってみることである。机上の紙面やコンピユーター上の文字や数値によって物事を判断するのではなく、現実に進行していることを元にして、現実に即した技術運営をすることが求められている。・・・}と。
この30〜50数年間で、あらゆる分野で、いろいろな社会システムや制度疲労また工場や現場等ににおける生産システムの制度疲労?などが起きているのであろうか!原発に限らず他の分野でも、「何かおかしい?」ことが起きている。常に現場に出て、疑問を感じたら、直ぐに言えば良いのにと思うのだが、なかなか、ものを言わない!・ものを言えない!状況が社会のいたるところであるのであろうか??



2004/08/11(Wed) 16:10:58 [ No.357 ]
◇ Re: 美浜原発事故 投稿者:ウォッチャー  

事故のタービン建屋は見学コース、4カ月で300人訪問(08/11 12:08)
http://www.asahi.com/special/mihama/index.html
美浜原発事故:直線配管も減肉認識 関西電力
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040811k0000e040100000c.html
◇破損管、検査対象漏れで28年間点検せず
http://www.yomiuri.co.jp/features/mihama/200408/mi20040810_41.htm

 能天気!
2004/08/11(Wed) 22:29:57 [ No.358 ]
◇ Re: 美浜原発事故 投稿者:HOH  

原子力政策:新計画策定会議 美浜事故踏まえ新計画に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040811k0000e040073000c.html
・・・福井大学の児島真平学長は「原子炉の事故ではないので、エネルギー政策に影響を及ぼしてはならない」と述べた。

 原子炉の事故でもないのに、これほどの死傷者を出した、と深刻に考えたものだが、立場もいろいろ考え方もいろいろ、ってとこですな。

クローズアップ2004:福井・美浜原発事故 同出力機の「減肉」軽視
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040811ddm003040098000c.html
美浜原発事故 配管破損、亀裂あった可能性も−−県対策会議で専門家指摘 /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20040811ddlk18040720000c.html
放射能帯びぬ管、軽視 波紋広がる美浜原発事故
http://www.asahi.com/special/mihama/TKY200408110138.html
・・・ある電力会社の火力発電担当者は「500度以上の蒸気ができるボイラーなど負荷のかかる場所は2〜4年に1度、今回の配管のように約140度という『冷たい水』が通る場所でも、8年に1度程度は検査する。今回のように、配管が完全に裂けてしまうような事故は、これまで起きたことがない」と話す。
2004/08/12(Thu) 15:29:30 [ No.359 ]

◆ 構造設計事務所協会 投稿者:HOH  

 東京構造設計事務所協会(ASDO)の新着情報の欄に以下の情報。
  http://asdo.jp/asdo.htm
「ASDO勉強会・朱鷺メッセ連絡橋の核心にせまる」のご案内が掲載されています。(7/29)   9月28日開催。
「鉄骨露出固定柱脚の勉強会と製品説明会のご案内」が掲載されています。(7/23)   8月24日開催。
「日本建築構造設計事務所協会連合会」設立総会についての情報が掲載されています。(6/22)   8月27日開催。

 噂のASDOが活発に動き出しました、と言ったところでしょうか。
2004/08/09(Mon) 16:10:32 [ No.354 ]

◆ 日本建築行政会議 投稿者:HOH  

 リンク欄に「日本建築行政会議」が追加されました。
 本会の正会員は、特定行政庁、指定確認検査機関、指定認定機関及び指定性能評価機関により構成されています。だそうです。
 全国の<建築基準関係条例・規則>・<建築行政リンク集>・<指定確認検査機関一覧>など、実務に役立つのではありませんか。二文字違いのこちら「日本建築法制会議」は、果たして皆様のお役に立っていますかね。心配。
2004/08/06(Fri) 22:34:55 [ No.353 ]

◆ シンポジウム 投稿者:HOH  

 耐震工学研究会webに以下の情報。
◆免震構造技術と法規制の現状を問う −改正建築基準法施行から4年、建築設計はどうあるべきか−と題して10月27日にシンポジウムを開催いたします。
  http://www.eenix.gr.jp/sympo2004/sympo2004.htm
2004/08/05(Thu) 10:06:02 [ No.352 ]

◆ 第三者監理見直し要望書 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築家協会webに以下の情報。
08/04 国土交通省官庁営繕部長宛てに「公共建築工事における第三者監理方式の見直しについて」要望書提出(7/30)
http://www.jia.or.jp/news/jia_news/2004/08kanriyoubou.htm
2004/08/05(Thu) 09:54:36 [ No.351 ]

◆ 徳島で1000ミリ超 投稿者:ウォッチャー  

台風10号:
四国、中国で大雨続く 徳島で1000ミリ超

 台風10号は1日午前、山口県沖の日本海に抜けたが、四国、中国には同日午後にかけても活発な雨雲がかかり大雨となっている。気象庁によると、徳島県では降り始めからの雨量が1000ミリを超えたところがある。高知県や徳島県では過去数年間で最も土砂災害の危険性が高まっている所があるとして警戒を呼びかけている。
(毎日新聞 2004年8月1日 19時34分)

 1000ミリ超とは想像を絶する雨量です。人知は災害の進化に対応できるのだろうか。
2004/08/01(Sun) 21:09:51 [ No.350 ]

◆ 6月22日PD議事録(案)公開 投稿者:HOH  

 建築基本法制定準備会webに以下の情報。
・6月22日パネルディスカッション議事録(案)(word)
議事録の発言で訂正箇所がございましたら、事務局宛にe-mail(member@kihonho.jp)でご連絡ください。

 訂正箇所を申し出たところ即日対応していただいた。感謝します。
2004/07/28(Wed) 22:00:41 [ No.349 ]

◆ 朱鷺メッセの真相にせまる 投稿者:HOH  

 耐震工学研究会EENIX(イーニックス)のお知らせ欄に以下の情報。
  http://www.eenix.gr.jp/
◆次回の研究会は構造設計集団の渡辺邦夫氏をお迎えして8月18日(水)に開催します。
日 時:平成16年8月18日(水)14:00〜17:00
講師とテーマ:
(1)渡辺邦夫先生(構造設計集団)「朱鷺メッセの真相にせまる」
(2)多田英之先生(日本免震研究センター)「建築漫談」
参加費:1,000円 (会場にてお支払い下さい)
場所:新日本製鐵褐、修センター「代々木倶楽部」
申込用紙(PDFファイル) fax でお申し込みをお願いします。
2004/07/24(Sat) 10:50:30 [ No.346 ]

◆ 1万6千件突破 投稿者:HOH  

 7月21日の夜めでたく1万6千件のアクセス数を突破しました。7月1日の1万5千件突破以来3週間で1千件のアクセスです。
 この掲示板が意見交換に役立つとさらにうれしいのですが。
2004/07/22(Thu) 21:23:58 [ No.345 ]

◆ 住宅品質確保法 投稿者:こだわり派  

 官報7月22日付(本紙 第3897号)に
○住宅の品質確保の促進等に関する法律の規定により特別評価方法認定をした件(同八〇九) ……… 10
○住宅の品質確保の促進等に関する法律の規定により指定住宅性能評価機関を指定した件(同八一〇) ……… 11

 住宅品質確保法にも、大臣認定や指定性能評価機関があるんだね。天下り先確保の民間開放と言ったところかね。
2004/07/22(Thu) 09:25:58 [ No.344 ]

◆ 猛暑: 投稿者:ウォッチャー  

猛暑:
東京で観測史上初の最低気温30度以上の夜
 20日の最高気温が観測史上最高の39.5度を記録した東京・大手町では21日未明、最低気温が30.1度までしか下がらない“超熱帯夜”となった。  (毎日新聞web 7月21日)

 これが都市再生規制緩和の無惨な結果でなければよいが。
2004/07/21(Wed) 11:37:10 [ No.343 ]

◆ システムを立て直す条件 投稿者:HOH  

 戦後システムを立て直す必要条件四つ
(1)調査とは何かについて明確な理念と方法の裏付けを持った「失敗の調査システム」の確立。
(2)「素人が前面に出るシステム」をあらゆる場面で作ること。
(3)情報公開の原則を確立すること。
(4)動乱の猛者よ輩出せよ。
 (96/5 柳田邦男「この国の失敗の本質」講談社 1998 より)
2004/07/17(Sat) 14:41:47 [ No.341 ]
◇ 日本というシステム 投稿者:ウォッチャー  

 「戦後システムを立て直す必要条件四つ」の論説前半には、日本というシステムの隠れた特質に次の四つを掲げる。
 第一は、官僚が隠然と権力を握るシステムになっていること。
 第二は、官僚が審議会という隠れ蓑システムを持っていること。
 第三は、官僚と業界の「セット犯罪」のシステムが根をはっているということ。
 第四は、失敗に蓋をする無責任システムが歴史的に根づいているということ。
 前記の必要条件四つというのは、これらの特質を壊すための処方箋。
2004/07/17(Sat) 21:50:43 [ No.342 ]

◆ 無料サポータ会員 投稿者:ウォッチャー  

 建築基本法制定準備会webに
・建築学会大会の会場でランチ懇談会(H16.8.31)
・新会員を募集しています。新たにサポータ会員も募集します。詳しくは「会員募集」のページから

 建築基本法制定準備会の運動にご興味のある方はどなたでもサポータになれます。当会の活動状況をホームページやニューズレターを通してお知らせします。是非、ご一緒に考えて、実のある基本法の制定への活動をご支援下さい。サポータの費用は無料です。
2004/07/17(Sat) 10:10:27 [ No.340 ]

◆ 新潟・福島豪雨 投稿者:HOH  

気象庁:
「平成16年7月新潟・福島豪雨」と命名
 気象庁は15日、新潟・福島両県の豪雨について「平成16年7月新潟・福島豪雨」と命名したと発表した。同庁は今年3月、災害の命名について庁内基準を設け、豪雨の場合は「損壊家屋等1000棟程度以上か浸水家屋1万棟程度以上」で命名すると定めた。今回は新潟県内だけで浸水家屋が2万棟を超えた。
毎日新聞 2004年7月15日 19時58分
2004/07/15(Thu) 21:16:02 [ No.337 ]
◇ Re: 新潟・福島豪雨 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省webのトップ情報に以下の第5報。
●新潟県を中心とする大雨について(H16.7.15 17:00現在)(PDF形式)
2004/07/16(Fri) 12:06:05 [ No.338 ]
◇ 7.13水害 投稿者:HOH  

 新潟日報webに以下の情報。7月16日夕刊記事を写真・図付きで掲載。
■トピックス>■ 7.13水害
  http://www.niigata-nippo.co.jp/713suigai/ame-0713.html
 避難所向けの号外3号の紙面も収録。
2004/07/16(Fri) 20:19:46 [ No.339 ]
◇ 福井豪雨 投稿者:ウォッチャー  

 福井豪雨については福井新聞webに特集欄
  http://www.fukuishimbun.co.jp/gouu/framepage1.htm
2004/07/24(Sat) 21:29:24 [ No.347 ]
◇ 国土交通省速報版 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省・防災関係(災害情報)に速報版。河川局防災課災害対策室
平成16年7月福井豪雨について(最終報7/22)【NEW】
http://www.mlit.go.jp/bosai/disaster/saigaijyouhou/h16/fukuigouu08.pdf
平成16年7月新潟・福島豪雨について(最終報7/22)【NEW】
http://www.mlit.go.jp/bosai/disaster/saigaijyouhou/h16/niigatagouu14.pdf
2004/07/27(Tue) 14:03:39 [ No.348 ]

◆ 外断熱推進会議 投稿者:ウォッチャー  

 NPO法人 外断熱推進会議を紹介します。活発に活動しています。
  http://www.sotodan-npo.org/index2.html
2004/07/15(Thu) 18:36:42 [ No.336 ]

◆ 構造家コラム引っ越し 投稿者:ウォッチャー  

 構造家コラムに新しい論説。そしてURLの引っ越し。
■2004年 06月 30日  −建築構造安全性能規制のあり方の試み −
                 東京大学教授 神田順
2004/07/10(Sat) 21:58:56 [ No.334 ]
◇ 論説からの抜き書き 投稿者:HOH  

 建築基本法のその先をイメージする神田順先生に敬意を表し、制定準備会に結集しましょう。論説からの抜き書きを以下に示す。
  http://csa2z.jp/jp/column/column039-1.htm
・・・こうなると、かなりすっきりする。その上、最低基準そのものを、国会で議論することになる。・・・
・・・今のように、施行令や告示といった、国会の審議を経ないもので最低を規定しているのは、ある意味では国民の財産権に対する行政の越権行為・・・
・・・今の確認申請制度は是非とも変えたい。多くの諸外国のように許可制にすべきであろう。・・・
・・・今の法律で、20条のように、最低基準を定めないくせに、計算は国土交通省の決めたやり方に従えというよりは、はるかに建築のあるべき基本精神を生かしている。そして、施行令や告示はほとんど不要である。これだけ進めるだけでも、よっぽどわかりやすい。・・・
2004/07/11(Sun) 11:01:39 [ No.335 ]

◆ 専攻建築士2004レポート 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築士会連合会webに
2004/07/06 「専攻建築士2004レポート」を掲載しました。

2003レポートの第1回改定版となりますが、T〜Wのセクションで構成されております。
セクション 内  容
T CPD制度と専攻建築士制度両方の基本的スタンス
U 2003年度のCPD制度実績と、専攻建築士制度を先行実施した栃木・東京・静岡・大阪の建築士会の成果と課題
V 今後、専攻建築士制度を実施する際の基準と参考
W CPDのすべて
2004/07/10(Sat) 21:56:29 [ No.333 ]

◆ 設計料入札は 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築家協会webに
07/09 JIA連続シンポジウム2004 第3回のお知らせ
  http://www.jia.or.jp/event/event/2004/07simpo.htm
第2回:2004年7月23日(金曜日) 18:00〜20:00
「多くの公共建築の設計者は入札で決まる」
  −設計料入札は市民・消費者のためになるか、談合・ダンピングのない設計者の選び方はあるか−

趣旨説明: 大宇根弘司氏
パネラー: 仙田 満氏(東京工業大学教授)
高田利男氏(横須賀市都市部建築指導課長)
新井久敏氏(群馬県安中土木事務所 建築グループ)
大森文彦氏(弁護士)
コーディネーター: 小倉善明氏
2004/07/09(Fri) 15:22:31 [ No.332 ]

◆ 指導課とは 投稿者:こだわり派  

 指導課とは、誰を、何を、指導しているのか。その指導原理は。
 
警察庁刑事局刑事企画課[刑事指導室]
警察庁交通局[交通指導課]

法務省矯正局[教育課]

文部科学省[初等中等教育局]
文部科学省[高等教育局]

厚生労働省大臣官房会計課[監査指導室]

厚生労働省医政局[指導課]

厚生労働省健康局総務課[指導調査室]
厚生労働省健康局国立病院部[経営指導課]

厚生労働省職業安定局[業務指導課]
厚生労働省年金局[運用指導課]

国土交通省住宅局[建築指導課]
2004/07/09(Fri) 12:09:04 [ No.331 ]

◆ 国土交通白書 投稿者:ウォッチャー  

 官報資料版(7月7日)No.2373に
平成15年度 国土交通白書のあらまし
2004/07/07(Wed) 16:39:31 [ No.330 ]

◆ 国土交通省・幹部人事 投稿者:ウォッチャー  

 日刊建設工業新聞webに国土交通省・幹部人事異動
◆2004年7月1日付の主要人事ファイル
http://www.decn.co.jp/data/cyosa/kokudo_jinji/kokukojinji0407.htm

 早くも、松野仁 住宅局長は辞職。任期はどのくらいだったかな。山本繁太郎 新・住宅局長です。
2004/07/06(Tue) 21:51:42 [ No.329 ]

◆ 重要文化財他 投稿者:ウォッチャー  

 官報 7月6日号外(147号)
○文化財を重要文化財に指定する件(文部科学一二〇) ……… 2
○伝統的建造物群保存地区を重要伝統的建造物群保存地区として選定する件(同一二一) ……… 4
2004/07/06(Tue) 09:54:55 [ No.327 ]

◆ 建築学会大会(北海道)記念行事 投稿者:ウォッチャー  

 本年度日本建築学会大会(北海道)の記念行事(一般公開)トップに次の講演会シンポジウム。うーん、うーん。
  http://news-sv.aij.or.jp/taikai/s1/ken2.html
1.記念講演会シンポジウム・札幌:「ささえる−建築の新たな役割と地平を展望する」(定員:400名)
 日  時: 8月28日(土)13:00〜17:00
 場  所: 共済ホール (札幌市中央区北4条西1丁目)
 総合コーディネーター:小林英嗣(北海道大学大学院教授)
 基調講演: 槇文彦(建築家)
 パネリスト:上田文雄(札幌市長)
  秋山 宏(日本建築学会会長、日本大学教授)
  土田 旭(都市デザイナー、都市環境計画研究所)
  川口直木(京都デザイン研究所)
  栗生 明(建築家、千葉大学教授)
 司  会: 林美香子(フリーキャスター)
2004/07/05(Mon) 22:07:52 [ No.326 ]

◆ 請け負けの極み 投稿者:HOH  

 建設通信新聞・webに以下の記事。
7/5 UP!
◆きょうの1面トップ:
連載・請け負けの極み-朱鷺メッセ未崩落デッキの修補(上)

 このHPの新聞記事欄収録の以下の論評などとも併読されたい。
2004年6月18日 建築論評 設計ミスと損害補償
2004年6月14日 SDGが現地実験 調査委の推定耐力上回る
2004/07/05(Mon) 10:28:40 [ No.325 ]
◇ Re: 請け負けの極み 投稿者:ウォッチャー  

7/6 UP!
◆きょうの1面トップ:
連載・請け負けの極み-朱鷺メッセ未崩落デッキの修補(下)

 署名付きの記事でした。ところで、この施工者は県の不当な要求に応じたんですか。この際、事実関係も正確に報道して欲しいのですが。
2004/07/06(Tue) 10:46:12 [ No.328 ]

◆ Access15000の感想 投稿者:  

 法制などと云う固い文言を含むHPにアクセスが1万5千を超えた現象を如何考えるべきでしょうか。
 HPを常時管理されている山田利行さんのご努力を多とし感謝致しますが、経済が失墜して以来の政官や大企業の不祥事、専門的職業人の落度と隠蔽性、暴力犯や詐取犯と未成年犯罪の増加等、法的処理が必至の事件が頻発している世情の中で、何時か建築に関わる訴訟事件に遭遇して不利な立場に立たされる羽目になるかも知れない、という漠然とした不安も手伝ってアクセスされる方も居られるのでしょう。
 普段の手順をキチット踏んで真っ当に業務を行っていれば、訴訟事件に巻き込まれることは無いのですが、常識的なことに疎かったり、対人関係で顔を立てたりする場合に失敗することもあるようです。建築申請事務に関してもエラーが無きにしも非ずで臆病になる気分も判ります。
 識字を英語でliteracyと言い、科学の考えに習熟することを行動生態学の長谷川真理子専大教授はscientific literacyと言われています(岩波新書623)が、建築業務に携わるには「法律理解能力」の意味でlegal literacyの涵養が大切だと思います。それにこのHPが役立つようになればいいなあ、
と思います。        04.07.02     加藤光一
2004/07/02(Fri) 11:45:25 [ No.322 ]
◇ legal literacy 投稿者:HOH  

 「法律理解能力」の意味でlegal literacyの涵養が大切だと思います。この1行、「法律のあり方を考える能力」という趣旨に広く捉え、今後もいろいろ愚問・難問を発しますのでよろしくお願いします。
 法律家にも読み解きが困難な法文は憲法違反、てなことにならないものでしょうか。
2004/07/04(Sun) 12:19:15 [ No.324 ]

◆ アクセス1万5千ありがとう 投稿者:HP担当 山田利行  

今朝、アクセスが1万5千を突破いたしました。
2003年7月中旬に開設し1年弱のアクセス数です。
これはあくまでも通過点で、目的は建築基準法の改革です。
今後もHPを建築のデータベースとして、時代の鏡である身近な建築問題の討論の場として掲示板を活用願います。
月1回の会議にも参加をお待ちしています。
2004/07/01(Thu) 18:57:28 [ No.320 ]
◇ Re: アクセス1万5千ありがとう 投稿者:HOH  

 一般公開して1年間にアクセス数1万5千件達成は、かなりのものでしょうね。この世界に慣れない頃は、広告があることに違和感がなくはなかったのですが、今では、広告があってこその無料公開を素直に感謝しています。今後ともよろしく。
2004/07/01(Thu) 21:23:36 [ No.321 ]
◇ Re: アクセス1万5千ありがとう 投稿者:  

「JSCAの指導的立場の皆さん・・・」と遠雷のような情報が飛び込み、惰性で動かされていたわが構造設計界に衝撃を与え、最初は何者か、失礼ながら、手の込んだウイルスか!、と思いました。しかし今やはまってしまいました。本会の最高のよさは「自由」ということ、日本に二つとない貴重な存在です。山田様ご苦労様
2004/07/03(Sat) 18:13:36 [ No.323 ]

◆ 法令・告示等のページ 投稿者:HOH  

 国土交通省webに法令・告示等のページが新設された。
国土交通省所管 法令等、告示・通達一覧
  http://www.mlit.go.jp/hourei/index.html
法令等一覧   50音順配列
告示・通達一覧
  告示・通達データベースシステム 試行運用中
2004/07/01(Thu) 17:19:17 [ No.318 ]

◆ 朱鷺メッセ事故賠償請求 投稿者:ウォッチャー  

 朱鷺メッセ事故賠償請求事案を県議会可決 2004.6.25

新潟県議会情報(平成16年6月定例会)より
  http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/jouhou.htm
平成16年6月定例会提出議案 知事説明要旨
 次に、第110号議案は、朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故に伴い、これまで、事故に関係する6者に対し、誠意をもって県の考え方を伝え、デッキの当初建設費用をはじめ県が被った損害について、賠償を求めてきたところですが、いずれも求めに応ずる状況にないことから、損害賠償請求の訴えを提起するものであり、
 また、第111号議案及び第112号議案は、損害賠償額の決定について、それぞれお諮りするものであります。
110 訴えの提起について 16.6.25 可 決
111 損害賠償額の決定について 16.6.25 可 決
112 同 16.6.25 可 決
代表質問
 1 長 津 光三郎  5 朱鷺メッセ連絡通路落下事故について
一般質問
 2 青木 太一郎 2 朱鷺メッセについて
2004/06/30(Wed) 07:22:59 [ No.316 ]
◇ 連絡デッキ復旧方針の決定 投稿者:HOH  

 新潟県議会ホームページより
  http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/index.htm
平成16年6月定例会 建設公安委員長報告 (6月25日)
1 朱鷺メッセ連絡デッキの復旧方針の決定に当たっては、利用者ニーズのアンケート調査や利用動線の調査などを実施し、本年の9月定例会までに決定することとしているが、調査結果や厳しい財政状況などを踏まえた的確な判断が必要と思われるので、十分な議論と検討を行ったうえで慎重に判断されたいこと。
2004/06/30(Wed) 09:39:25 [ No.317 ]

◆ 司法への丸投げ 投稿者:HOH  

 新潟日報webの日報抄に、こんなコメントを発見。

2004年6月21日(月)
 県の発注手続きに問題があったとして担当者らの処分まで行っているのに、賠償責任は業者だけというのは虫がいいのではないか。朱鷺メッセ連絡通路落下事故で県が業者を相手に予定している損害賠償請求訴訟のことだ
 ・・・中略・・・
▼丸投げが許されないのは公共工事だけではない。司法への丸投げも当事者能力を欠いた判断に思える。

 社説・日報抄>日報抄日付検索 において上記の日付をお読みください。
2004/06/29(Tue) 16:08:30 [ No.315 ]

◆ あなたのマンションが廃墟に 投稿者:HOH  

 本の紹介です。入手して2日目、半分しか読んでませんが早くお知らせしたくなりました。幅広い分野から60近くの参考文献リストも充実しています。

あなたのマンションが廃墟になる日 建て替えにひそむ危険な落とし穴
   山岡淳一郎 著  草思社 2004年4月5日 発行  1800円+税
プロローグ 奇妙な法改正 建て替えラッシュへの地ならし  13
第1章 さまよう老朽団地 出口のない建て替え問題  31
第2章 誰が「30年寿命にするのか」 住宅無計画列島の系譜  86
第3章 被災マンションの建て替え問題 神戸震災解体の真相  145
第4章 住み慣れた住居とともに 建築再生への新たな試み  190
第5章 いい建物を永く使う ヨーロッパの再生モデルに学ぶ  236
あとがき  279
初出一覧・参考文献  283
2004/06/24(Thu) 12:20:27 [ No.313 ]
◇ Re: あなたのマンションが廃墟に 投稿者:ウォッチャー  

山岡 淳一郎 Official Site
  http://www.ist-magazine.com/yamaoka/
から辿ると、北海道新聞の紹介記事(5月2日)がある。この他に、日本経済・朝日・読売の各紙に書評で取り上げられたようだ。
2004/06/24(Thu) 18:12:46 [ No.314 ]

◆ ローコスト、ローテク 投稿者:HOH  

 日刊建設工業新聞 web 6/25 に以下の記事。
[200406240305]大林組/日干し煉瓦住居に免震システム導入を提案、国際アイデアコンペで入賞
 ◇ローコスト、ローテクを徹底、途上国の地震被害軽減へ

 日本の今の建築法制ではほとんど実現困難でしょうね、長期間・膨大な開発投資が求められて。
 ローコスト、ローテクこそ技術の究極の目標の一つでしょうに。
2004/06/24(Thu) 10:19:13 [ No.312 ]

◆ 登録有形文化財 投稿者:ウォッチャー  

官報 平成16年6月24日付(号外 第136号)
○文化財を登録有形文化財に登録する件(文部科学一一九) ……… 1

 青森県から鹿児島県まで、RC造・木造・土蔵造・煉瓦造・石造の建物・他。
2004/06/24(Thu) 10:16:28 [ No.311 ]

◆ 既存不適格施行期日 投稿者:ウォッチャー  

官報 平成16年6月23日付(号外 第134号)
○建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(二〇九) ……… 70
○建築基準法施行令の一部を改正する政令(二一〇) ……… 70

 6月15日必着で意見募集あった政令案の1週間後の確定。これにも考えさせられます。
2004/06/23(Wed) 10:28:59 [ No.310 ]

◆ 16年ぶり議員発案条例案 投稿者:ウォッチャー  

16年ぶり議員提出条例否決へ
 県議会6月定例会に16年ぶりに提出された議員発案による条例案「新潟県農山漁村と都市との共生・対流に関する条例案」について、自民党県議団は22日の党議で、これに反対する方針を固めた。
 県議会の約3分の2を占める同県議団が反対することで、同条例案は否決される見通し。
[新潟日報 06月22日(火)]( 2004-06-22-20:50 )

 この報道にはいろいろ考えさせられます。議案は以下に。
  http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/tif1606.htm
2004/06/23(Wed) 07:02:48 [ No.309 ]

◆ 景観法が公布されました 投稿者:ウォッチャー  

 官報 平成16年6月18日付(号外 第130号)で景観法が公布されました。
○都市緑地保全法等の一部を改正する法律(一〇九) ……… 29
○景観法(一一〇) ……… 40
○景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(一一一) ……… 52
 なお、国会審議の参考人意見陳述・質疑は、以下の会議録にあります。
第159回 国会 衆議院 国土交通委員会
第19号 平成16年5月11日(火曜日)
参考人(東京大学大学院工学系研究科教授)  西村 幸夫君
参考人(金沢市長)       山出  保君
参考人(平安女学院大学生活環境学部生活環境学科教授)中林  浩君
2004/06/19(Sat) 22:25:20 [ No.308 ]

◆ 朱鷺メッセ事故情報に新データ 投稿者:HOH  

 新潟県の朱鷺メッセ事故情報webに新しいデータの追加。
2004. 6.14 事故調査委員会報告書 添付資料、参考資料集up new
 県情報センターでの公開から5ヶ月経過しての措置。これをどう評価したらいいのだろう。今更の気もしないではない。本当のところは、学術的な公開の場にすべての利害関係者が集い、冷静に熱心に大論争を行っていただきたい。
 この連続大討論会の企画を、地元紙・新潟日報にお願いしたいですね。
2004/06/14(Mon) 21:59:19 [ No.306 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故情報に新データ 投稿者:HOH  

 黒沢建設webにも新たな情報。
2004年6月15日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(16)」を掲載しました。(New)
1.株式会社構造設計集団<SDG>の主催による現地実験について

 SDGからの正式の情報開示と、それに対する県調査委などの見解とが欲しいものだ。
2004/06/15(Tue) 22:19:38 [ No.307 ]

◆ 1万4千件突破 投稿者:ウォッチャー  

 6月14日夜にはアクセス数1万4千件、ゆうゆう突破しました。5月21日以来3週半の1千件です。このまま順調に行けば、7月で公開以来1年、1万5千件ですな。しかし、建築法制は一向によくなりませんな、びくともしませんな。こんなもんですか。
2004/06/14(Mon) 21:26:31 [ No.305 ]

◆ 新潟地震40周年 投稿者:HOH  

 この6月16日で新潟地震40周年。新潟防災まちづくり研究所web発見。1427点の写真や体験談公開されています。当時は確かに白黒写真でした。
  http://www.niigata1964.jp/
2004/06/12(Sat) 23:15:51 [ No.304 ]

◆ SDGの朱鷺メッセ現地実験結果の報道 投稿者:WHO  

朝日新聞Asahi.com MYTOUN 新潟 WEB                2004年6月12日
メッセ連絡通路落下で 現地実験
 新潟市の朱鷺(とき)メッセ連絡通路落下事故で、通路の構造設計を担当した構造設計集団(SDG)は10日、残った通路を使って耐力試験を行った。県の事故調査委員会が崩落の発端となったと指摘した斜材ロッド定着部について、事故調の報告書で示された耐力を上回る結果が出た。
 報告書は、通路の施工を担当した第一建設工業の実験結果をもとに、定着部は65トンの力で壊れるとしていた。
 しかし、SDGの試験では、定着部2カ所に95トンの力をかけても大きなひびは入らなかった。SDGの渡辺邦夫代表は「事故調の報告書の数字は間違っていることが分かった」と話した。
 これに対し、県は「SDGの試験は床板をジャッキで押し上げており、定着部そのものの耐力が測れたとはいえない」と反発している。
 試験に立ち会った専門家も意見が分かれた。構造設計者の井上博さんは「崩落したのは、工事の不手際でコンクリートが傷んだのが理由だ」として、結果を支持。
 一方で、法政大学名誉教授の青木繁さんは「定着部に正しく補強筋が入っていれば、耐力が上がるのは当然。試験と併せて、補強筋を調べる必要がある」と指摘した。


読売新聞 YOMIURI ON-LINE 新潟                             2004年6月11日
専門家の評価分かれる 朱鷺メッセ崩落区間  
コンクリート強度試験

 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故で、崩落区間の設計を担当した「構造設計集団」(SDG、本社・東京)は十日、通路側面の鉄柱と床板とを接続する部分のコンクリートの耐力(強度)試験を現地で行った。その結果、強度に問題は見られなかったが、立ち会った専門家の評価は分かれた。
 接続部は、県の事故調査委員会が通路崩落の起点になった場所と断定し、設計時の計算と補強鉄筋の配置が共に不十分だったとした。SDGはこれに反発し、県の許可を得て、通路残存部分で試験を行った。
 試験には、SDGが依頼した専門家が同行。二か所の接続部で、事故調が想定した強度よりも多い八十五トンの重みをかけたが、特に異状は見られなかった。
 試験結果について、専門家の間では「強度の高さが証明された」(井上博・日本建築構造技術者協会元理事)とする意見が出る一方で、「強度は補強鉄筋の有無で変わるため、(コンクリート内の)配置状況を確認しなければ判断できない」(青木繁・法政大名誉教授)との慎重論も出た。


毎日新聞 Mainichi INTERRACTIVE 都道府県ニュース          2004年6月11日                        
新潟・連絡通路崩落事故 95トン負荷に耐える−−設計担当会社が現地実験 /新潟
 新潟市万代島の連絡通路崩落事故で、通路の構造設計を担当した「構造設計集団SDG」(東京都渋谷区)は10日、デッキ定着部の強度を調べる現地実物実験を実施した。定着部に加重をかけたところ、95トンまでの負荷に耐え、県の事故調査委員会によって報告された耐久強度65トンを上回った。
 問題の「定着部」は、通路側面に斜めに渡した「斜材ロッド」と床板の接続部分で、現場に42カ所残されている。実験では、このうちの2カ所に油圧ジャッキで同時に加重をかけた。その結果、95トンの加重をかけたところで、2カ所ともにコンクリートに0・04ミリ以下のひびが入ったという。
 SDGは、残った定着部を切り取り、引っ張って強度を調べる実験を県に要望。県は実験を認める見込み。県万代島再開発室の担当者は「今回の結果だけで定着部の強度が正確に示されたとはいえず、直ちに調査委の報告書を見直すということはない。SDGが今後実施する実験結果を含めて第三者に評価してもらったうえで、対応を検討したい」と話している。【奥山智己】


産経新聞 Sankei Web 新潟版                       2004.06.12            
朱鷺メッセ通路復旧、9月議会までに判断 知事

 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故で、平山征夫知事は十一日、通路復旧の判断を県議会九月定例会までに行う方針を明らかにした。六月定例会で代表質問に答えたもので、判断の期限を明示したのは初めて。
 平山知事は「私としては最初の計画通り復元することが基本と考えているが、厳しい財政状況、議会での議論、利用者ニーズ、関係者の意見を踏まえて判断する必要がある」と述べ、今後利用者へのアンケートなどを通じて需要を調査し、判断材料の一つとする意向を示した。

2004/06/12(Sat) 21:25:26 [ No.301 ]
◇ Re: SDGの朱鷺メッセ現地実験結果の報道 投稿者:ウォッチャー  

産経新聞 Sankei Web 新潟版
2004.06.11
朱鷺メッセ通路崩落 業者側が現地調査
調査委結果上回る耐久性 県は疑問視
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」の連絡通路崩落事故で、設計を担当した「構造設計集団(SDG)」=東京都=は十日、残存部を使用した現地試験を行った。通路は事故調査委の推定した耐力以上の重量に持ちこたえたが、県は実験のあり方を疑問視している。
 試験はSDGが費用を自己負担して実施。通路を側面から支える斜材ロッドの定着部二カ所にまず三十五トンの力を加え、十トンずつ増加するたびに五分間固定し、ひび割れなどの記録を取った。
 その結果、事故調査委がひび割れの発生を推定した四十トン、破壊が始まると推定した六十五トンでも異常は起きず、九十五トンまで測定しても大きなひび割れなどは確認されなかった。SDGの渡辺邦夫代表は「六十五トンという数字は違うんじゃないか。県には報告書の真実性を証明する義務がある」と語った。
 だが、実際の構造より広い面積で定着部に荷重をかけた今回の試験では、力の分散が見込まれるため、県側は「破壊耐力を実証するものでない」とその妥当性に懐疑的。また、SDG側が求めている現地での事故報告書の実証実験についても「これ以上得られるものがない」と否定的で、残存部は予定通り解体する方針。
2004/06/12(Sat) 22:14:58 [ No.302 ]
◇ 県調査委の見解も報道してよ 投稿者:HOH  

 実験前日に公表した県の批判的見解に答える追加実験を、なにゆえか県当局は阻止しようとした。100名を越えた見学者も唖然とするばかりの全くの論理破綻であった。
 そんな県当局の見解よりも県調査委の客観的な見解を取材し報道すべきである。まさか公開実験をどなたも見学されなかった、なんてことはないでしょうね。
 解体撤去するという方針はよしとしても、再建設計が完了してから撤去するで十分間に合うこと。それまでの期間をPC構造の実証のために最大限活かすべきである。
 急ぎ解体するでは何かアンフェアな印象を社会に与えかねない。
2004/06/12(Sat) 22:46:57 [ No.303 ]

◆ 建築家資格制度 投稿者:ウォッチャー  

日本建築家協会web
■ 建築家資格制度パンフレット より
Q:日本の景観が悪いのは建築家の責任ですか?
A:・・・建築設計者にも責任の一端があります。なぜなら、戦後の建築教育や建築士資格試験があまりにも技術偏重だったため、美しさに敏感でない多くの設計者を生み出してしまったからです。

 本当かなぁ。技術をちゃんと弁えてるかなぁ。
2004/06/11(Fri) 23:01:53 [ No.298 ]
◇ Re: 建築家資格制度 投稿者:HOH  

 先ずは、資料欄にある資料7:
  建築士法の原点を探る 昭和48年10月30日 日刊建設通信
  田中角栄氏の衆議院本会議提案理由説明 昭和25年
と読み比べて欲しいですね。
 求める資格制度が、業務独占型なのか名称独占型なのか、しっかり説得力ある議論が欲しい。
2004/06/12(Sat) 06:06:24 [ No.299 ]

◆ SDGの朱鷺メッセ現地実験 投稿者:HOH  

 新潟日web・6月10日に、の結果記事。
■ 落下通路で設計者が耐久実験
・・・県事故調査委員会の最終報告書で示された数値以上の荷重が加わっても、ひび割れは起きなかった。・・・

 県事故調査web 6.8情報で公開実験を知り、はるばる押し掛けて飛び入りで見学に参加させてもらった。県事故調査web 6.9情報の批判に答えてか、座金の面積で荷重を掛ける実験も追加された。いずれも 95tf まで載荷されたが 0.04mm以下の軽微なひび割れしか生じなかったようである。
 県立ち会い人が追加実験の禁止を口頭で告げ、ちょっとしたトラブルになったが、青木繁・井上博の両氏の取りなしでその場は冷静に納まった。現地に足を踏み入れないと分からないことでした。
2004/06/11(Fri) 07:28:27 [ No.292 ]
◇ 黒沢建設webに新情報 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに新情報。
2004年6月10日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(15)」を掲載しました。(New)
 第1回目ジャッキダウン時の仮設支保工の設置省略について、しつこく(批判的な意味はない)質問です。公開の場で公正な冷静な論争が望まれます。
 建築学会aijでも構造技術者協会jscaでも、あるいは土木学会jsceでもよろしい。物言わぬ「学」は「学」ではありません、の論説を思い出します。

 やや高額・有料の公開シンポジウムあるいはパネルディスカッションを連続して開催し、上がりは新潟県民に寄付するという提案はいかがでしょう。
2004/06/11(Fri) 08:49:42 [ No.293 ]
◇ 新潟県当局に望みたい 投稿者:HOH  

 新潟県当局に望みたいことは、朱鷺メッセ連絡通路の残存部分を撤去し再建する方針は、柔軟に解釈・適用していただきたい、ということ。
 再建案の企画から設計完了までには十分な期間と入念な検討とが必要です。残存部分の撤去は再建工事と併せて行えば済むことです。何も急ぐことではありません。残存していては企画・設計に差し障りがある、というなら別ですが。
 それまでの期間を十分に活用し、残存部分を用いたPC構造の実証実験を幅広く多様に展開できないものか、と空想します。それには、県が主催し多くの学・協会が支援する形が望ましいと考えます。
 「朱鷺メッセ実験見学と佐渡観光」ツアーなんて企画があれば、はるばる参加したぁい。
2004/06/11(Fri) 09:01:33 [ No.294 ]
◇ Re: SDGの朱鷺メッセ現地実験を踏まえて 投稿者:WHO  

新潟県は現地実験結果を踏まえ、再度事故調査委員会を開催し既報告書との整合を図るために真摯に対応すべきである。事故調査委員会のメンバーには新たに第3者の立場で判断出来る有識者を加えるべきである。それが県民に対する責任である。
2004/06/11(Fri) 16:23:01 [ No.295 ]
◇ 新潟日報以外の情報 投稿者:HOH  

新潟日報以外の各紙情報。新潟日報webはリンク欄にあります。

読売新聞・新潟web
  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/
■専門家の評価分かれる 朱鷺メッセ崩落区間  (2004年6月11日)

朝日新聞・新潟web
  http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6156
メッセ連絡通路落下で 現地実験

毎日新聞・新潟web
  http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20040611ddlk15040419000c.html
新潟・連絡通路崩落事故 95トン負荷に耐える−−設計担当会社が現地実験 /新潟

産経新聞・新潟web
  http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/niigata/
朱鷺メッセ通路崩落 業者側が現地調査
調査委結果上回る耐久性 県は疑問視
2004/06/11(Fri) 22:34:45 [ No.296 ]
◇ 落下通路復元9月までに判断 投稿者:ウォッチャー  

 平山征夫知事は11日の県議会6月定例会で、落下した朱鷺メッセ連絡通路の復元について、9月県会までに実施するかどうかを判断するとの考えを示した。
 平山知事は「計画通りの状態に戻すのが基本」としながらも「関係者の意見を聞いたり県民へのアンケートを行った上で決めたい」と述べた。
[新潟日報 06月11日(金)]( 2004-06-11-18:51 )
2004/06/11(Fri) 22:57:38 [ No.297 ]

◆ 日本法の英訳作り 投稿者:ウォッチャー  

 朝日新聞webにこんな記事を発見。狙いはなんであれ、これが日本の法体系を根本的に見直す契機にならないものかいな。
  http://www.asahi.com/national/update/0609/025.html
日本法の英訳作り、今夏本格始動 国際競争力強化狙う

 政府は今夏から、統一的な翻訳ルールに基づいた日本法の英訳作りを始める。信頼性の高い日本法の外国語訳が少ないことが国際ビジネスの支障になっており、英訳レベルの底上げが、日本の競争力強化にもつながると判断した。成果はインターネットや出版物で公開し、誰でも入手できるようにする。 ・・・
2004/06/09(Wed) 18:23:46 [ No.289 ]

◆ 朱鷺メッセ現地試験実施 投稿者:HOH  

 新潟県より以下の更新情報。6月7日付け報道資料である。
2004. 6. 8 「記者発表資料」追加new
 SDGにより、朱鷺メッセ連絡デッキの残存部を使用した現地試験が6月10日行われることとなりましたので、お知らせします。

 単なる原因調査を越えてPC構造の実証の場として、現地実験を実施されるのであろう。どのくらいの実験経費が見込まれるのか、ぜひ公表されたい。
 県調査委見解によれば施工前に実施すべき実験に思えるが、発注者はその経費負担を拒否している。施工前なら負担できたかな。
2004/06/08(Tue) 19:28:36 [ No.288 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ現地試験実施 投稿者:HOH  

 新潟県より以下の更新情報。SDGの実験の加力方法にも必要性にも疑問がある、と批判的な見解。果たして、そうかな。
2004. 6. 9 SDGによる「定着部の現地調査試験」に関する新潟県の見解new
2004/06/09(Wed) 21:56:44 [ No.291 ]

◆ ドゴール空港事故 投稿者:Watcher  

 ドゴール空港崩落事故のwebを発見。図解とフランス語による略述と。どなたか訳して書き込んでくださいな。
  http://194.2.229.212/index.html
  http://194.2.229.212/coupe.htm
  http://194.2.229.212/plan.htm
2004/06/08(Tue) 17:42:58 [ No.287 ]
◇ パリ空港公式ページ 投稿者:HOH  

 パリ空港公式ページの右側欄にこの項目がありました。
  http://www.adp.fr/
Les plans du terminal 2E
Avant et après le 23 mai ainsi que la nouvelle organisation des vols à CDG.
  http://194.2.229.212/
2004/06/09(Wed) 19:01:25 [ No.290 ]

◆ 朱鷺メッセ残存通路撤去 投稿者:HOH  

 以下の報道を発見。PC構造の発展のために絶好の現地実験・実証の機会を逸す。知事の四選不出馬で早くケリを付けたかったにせよ、新潟県民の名誉と誇りとを汚したのでは。

朱鷺メッセ事故残存部分撤去へ
 新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故で、県は4日、残存通路の一部で撤去作業を始めた。今月末まで行われる。
 撤去が始まった通路は、朱鷺メッセ側の約40メートル。県では3日まで、同部分で「斜材ロッド」定着部の補強筋が正しく配筋されているかどうかを確認する検査を実施。定着部の1カ所で差し込む方向が違う不具合が見つかった。 [新潟日報 06月04日(金)]
2004/06/04(Fri) 23:02:51 [ No.286 ]

◆ パネルディスカッションのお知らせ 投稿者:もりた  

「建築関連法の何処がいけないのか」と題して、建築基本法制定準備会主催のパネルディスカッションが開催されます。
詳細については、下記よりご確認下さい。

http://www.kihonho.jp/info/h160519.html
2004/06/04(Fri) 13:53:38 [ No.285 ]

◆ パブリックコメント募集 投稿者:ウォッチャー  

 昨日6月2日公布の既存不適格関係の改正法一部施行にパブリックコメント募集。お急ぎください。
  建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図る
 ための建築基準法等の一部を改正する法律の一部の施行に
 伴う関係政令案に関するパブリックコメントの募集について
  http://www.mlit.go.jp/pubcom/04/pubcomt21_.html
意見募集期限  平成16年6月15日(火)必着

 新旧対照条文の提示は結構だが、今時、縦書きはどうにかならないものか。
2004/06/03(Thu) 14:16:02 [ No.283 ]

◆ 朱鷺メッセ事故に補正予算 投稿者:ウォッチャー  

 新潟日報web・6月2日に以下の記事。
  県6月補正予算案を発表
・・・補正の内訳は、新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故の復旧対策費に8868万円を追加。通路の補強設計費のほか、設計・施工監理を担当した業者6社に対する総額約9億円の損害賠償訴訟に向けた訴訟費用に充てる。
  平山知事が4選不出馬を表明
・・・「多選は良くないという私の哲学からすれば、四選は多選に当たる。県財政を悪化させた張本人が(4期目で)財政再建に当たるのは道理が通らない」と述べ、10月24日の任期満了に伴う知事選に四選出馬しない意向を正式表明した。
2004/06/02(Wed) 21:34:43 [ No.282 ]

◆ 無題 投稿者:一新潟市民より  

朱鷺メッセ関連NEWS:新潟日報5月30日の記事より
 「県は、29日、残存通路の一部で「斜材ロッド」定着部の補強筋の確認検査を、設計・施工業者など20人が参加、定着部のコンクリートをはぎ取った後、関係者がむき出しになった補強筋を写真撮影したり、寸法を図るなどした。29日に検査したのは、落下した通路と同じ業者が施工した定着部1ヶ所。補強筋の数は設計図通り7本入っていたものの、そのうち3本が異なる方向で設置されていた。検査は6月3日まで朱鷺メッセ側の残存通路4ヶ所で行い、その後、通路は撤去される。」と。
 ・・えッ!!!ほんとに、もう、近々、撤去するの??? 
 県は、総額9億円の損害賠償訴訟の方針を固め、県会6月定例会に提訴議案を提出予定となっている。県の発注者責任はどうなってるの? 新潟市民税もかなりメッセに投入されているのに・・多額の税金を使っているのに・・・ほんとうに、県の発注者責任はどうなってるのか。「新潟回顧:記者が見た2003年」:新潟日報2003年12月25日記事より)⇒「 ただ大事なのは、県の発注方法や業者間のやり取りなど遠因までを検証し、再発防止策を示すこと。「朱鷺メッセの教訓」が全国の公共工事に生かされれば、不名誉な事故にも少しはプラス部分が出てくるのだから。」をご紹介しておきます。


2004/06/02(Wed) 08:11:14 [ No.280 ]
◇ 記事採録に感謝 投稿者:HOH  

 やはり現地実験せずに幕引きか。残念無念の一語に尽きる。新潟日報2003年12月25日の記事からの採録には感謝。直ぐwebの記事を検索したが、web上には掲載されなかったようですね。
2004/06/02(Wed) 12:22:34 [ No.281 ]

◆ 朱鷺メッセ関連 投稿者:HOH  

 新潟県より以下の更新情報あるが追加部分がいずれかは不明。
2004. 6. 1 「記者発表資料」整理・追加

 黒沢建設より第1回目ジャッキダウンに関する社の考えを質問。
2004年6月1日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(14)」を掲載しました。(New)

 黒沢建設の質問書は、新潟日報web・5月29日報道(新聞記事欄掲載)のはつり調査に触れて批判している。
 しかし、以前より強く求めていた現地実験の実施許可の要請を土壇場で撤回した経緯には触れていない。部外者には、まことに奇妙に見え解せない。日経アーキ・5-31によれば、SDGと連名の実験計画書を提出とある。最高裁判例の名義貸しの類と間違えられそうだ。
 費用負担は撤回も構わなかったが実験の実施は最後まで迫ってほしかった。はつり調査で幕引きに道を開いてしまった感がある。
2004/06/01(Tue) 22:26:11 [ No.279 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ関連 投稿者:ウォッチャー  

 新潟県「朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故について」は[04/06/03 更新]とあるが 更新情報 は
2004. 6. 1 「記者発表資料」整理・追加
2004. 5. 27 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会議事録要旨(
2004. 3. 4 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会からの回答
のまま。軽微な変更でもあったんかな。詳細不明。
2004/06/04(Fri) 11:38:00 [ No.284 ]

◆ SDG 連載開始 投稿者:ウォッチャー  

 SDG 「建築技術」誌に連載開始。この連載だけは、web上に掲載してもらえないものかな。出版社に英断を期待する。
7月号: p.200-p.201
 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故
 何故、落ちたのか
 直接原因を技術工学の視点から解明する
 序章:連載にあたって 渡辺邦夫
連載予定
8月号:設計内容の紹介
9月号:施工内容の紹介
10月号:SDGの分析と見解
11月号:調査委員会見解との相違点
12月号:第三者的専門技術者の見解
1月号:見解の調整・座談会
2月号:真相は何か
2004/05/31(Mon) 11:54:35 [ No.278 ]

◆ 「美しい国づくり」を・・・ 投稿者:HOH  

「美しい国づくり」をみんなの力で
 建設コンサルタンツ協会・日本建築家協会の共同宣言
  http://www.jia.or.jp/guide/about_jia/b-japan.htm

 土木・建築分野の協力関係は悪くないが、文化の違い・会員基盤の違いをどう乗り越えるか、今後の課題はきわめて大きい。
2004/05/31(Mon) 10:00:47 [ No.277 ]

◆ ハウツー大地震 投稿者:よさこい  

 東南海・南海地震対策法案 衆院本会議で可決(2002年07月16日毎日新聞大阪夕刊)以来の毎日新聞・大阪の地震関連記事の集成を発見。
  http://www.mainichi.co.jp/osaka/jishin/news/kenkyu.html
 関連の解説もなかなか充実しているようだ。
■ 日ごろの準備
  ・もしもに備えて
(1) 地震が起きたら
(2) 非常持ち出し品
(3) 応急手当て
(4) 耐震診断と住まいの安全点検
  ・防災の知識
(1) 地震のメカニズム
(2) 国内の災害
(3) その他の災害
−−毎日新聞の紙面から−−
■ 研究と対策
■ 各地の取り組み
  三重 滋賀 大阪 兵庫 奈良 和歌山
  鳥取 岡山 広島 徳島 香川 愛媛 高知  
2004/05/29(Sat) 22:47:55 [ No.275 ]
◇ 予想外の危機どう対処  投稿者:HOH  

 こんな記事もありましたね。

 予想外の危機どう対処 「3現」実行、平時から連携=畑村洋太郎教授
・・・現地に赴き、現物を観察し、現場の人たちから直接話を聞き、議論をする時、初めて失敗から学び、それを生かすことができる。
・・・事が起こる前から、お互いが理解し合える関係を作っておくことが必要なのではないだろうか。
2004/05/31(Mon) 09:16:00 [ No.276 ]

◆ 朱鷺メッセ事故に新情報開示 投稿者:HOH  

 新潟県より
2004.5. 27 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会議事録要旨(new)
 黒沢建設より
2004年5月27日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(13)」を掲載しました。(New)

 県事故調査委報告の構造解析は、第3回(9/13)以降出席の長大が担当・説明。
 第一建設工業の定着部実験は、第5回(10/5)に、委員長が第三者実施と紹介(具体名は明らかにされず)、第6回(10/25)・第7回(11/9)に、事務局が説明。
2004/05/28(Fri) 08:49:33 [ No.274 ]

◆ 住宅にも火災警報器義務づけ 投稿者:ウォッチャー  

 住宅火災による死傷者を減らそうと一般の住宅に火災警報器の設置を義務づける改正消防法が、衆議院本会議で可決成立しました。再来年から設置が義務づけられ、すでにある住宅には、条例で猶予の期間を置くことになっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2004/05/27/k20040527000100.html

 自己責任とは、なけなしの金をせびることかいな。性能規定とやらで、またどなたか動員されるんか。
2004/05/27(Thu) 22:27:16 [ No.273 ]

◆ 既存不適格の参議院審議 投稿者:HOH  

 建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案の参議院先議について
 参議院会議録情報の選択画面から
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho2.htm
国土交通委員会を選択して
  平成16年 5月11日 第14号 を選ぶと、提案趣旨説明
  平成16年 5月18日 第16号 を選ぶと、質疑・討論・採決
 の様子が分かります。賛成多数。全会一致の附帯決議。
本会議を選択して
  平成16年 5月14日 第21号 を選ぶと、委員長報告・採決
の様子が分かります。賛成180、反対19。
2004/05/26(Wed) 18:18:15 [ No.269 ]
◇ 国土交通委員会・配役 投稿者:ウォッチャー  

 ○建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 参議院・国土交通委員会・配役
 ○委員長(輿石東君)
 ○国務大臣(石原伸晃君)
 ○政府参考人(松野仁君・他)
 質疑
 ○藤井俊男君(民主党・新緑風会)
 ○池口修次君(民主党・新緑風会)
 ○弘友和夫君(公明党)
 ○富樫練三君(日本共産党)
 ○松谷蒼一郎君(自民党)
 討論(反対)
 ○大沢辰美君(日本共産党)
2004/05/26(Wed) 21:20:01 [ No.270 ]
◇ 議案本体はいずこ 投稿者:HOH  

 衆議院の立法情報の「議案」より
 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm
「閣法(内閣提出法律案)」を選択。第159回の閣法78に
  建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案   成立  経過  本文

 「経過」を叩くと、参議院可決 5/14、衆議院可決 5/25。
 「本文」を叩くと、議案本文情報の中に「提出時法律案 」の項目があった。
 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm
2004/05/26(Wed) 23:30:00 [ No.271 ]
◇ 議案本体はいずこ・別途 投稿者:HOH  

 参議院情報BOXの「議案審議情報」から
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho5.htm
本会議の押しボタンの投票結果を見ると、意外性もある。

 同じく「立法関係リンク」から
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho0.htm
内閣法制局に移り、今国会(第159回)での内閣提出法律案を選択。
  http://www.clb.go.jp/bk_law/159/upper_side.htm
  閣法番号78  建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案   国土交通省

 「法律案」をいくら叩いても、「提出理由」しか出てこない。
  http://www.clb.go.jp/bk_law/159/text/078.htm
 仕方がないので「国土交通省」を叩いたら、「報道発表資料」の「3月」に行き着いた。投稿No.169の情報だ。
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070301_.html

 内閣法制局の公式のものが報道発表資料にリンクなんて、ちょっと変じゃないの。
2004/05/27(Thu) 06:59:55 [ No.272 ]

◆ 黒沢建設頑張る!? 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに以下の新しい情報。原因報告書の解析に関する意見と、新潟県港湾空港局への質問。
2004年5月25日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(12)」を掲載しました。(New)

 現地実験について言明なしは不可解。パリ・ドゴール空港での崩落事故の発生を思えば、PC業界全体としても、折角の現地実験を実施すべきではないのか。
2004/05/25(Tue) 17:11:22 [ No.268 ]

◆ 朱鷺メッセ連絡橋事故の教訓 投稿者:HOH  

 構造士ニュース(188)にJSCA長野主催の講演会を発見。
 http://www.jsca.or.jp/vol2/21se_news/SeNews2004/040188.html
 講演 「朱鷺メッセ連絡橋事故の教訓」県とJSCAの調査報告から
  講師 上之園隆志(国総研), 藤村 勝(JSCA)
  日時 04年6月12日(土) 15:00〜17:00
  会場 長野市・サンパルテ山王   定員 80名 会費 1,000円
2004/05/23(Sun) 07:18:34 [ No.267 ]

◆ 1万3千件突破 投稿者:ウォッチャー  

 5月21日午後、アクセス1万3千件突破はめでたい。4月22日以来30日で2千件。GWにはアクセス少なく、どうなるかと思ったね。
2004/05/21(Fri) 14:08:46 [ No.265 ]
◇ Re: 1万3千件突破 投稿者:HOH  

 先を越されましたがミスプリ訂正。30日で2千件でなくて1千件。これからも気楽に書き込み願います。
2004/05/21(Fri) 16:03:46 [ No.266 ]

◆ 建築関連法の何処がいけない 投稿者:ウォッチャー  

 建築基本法制定準備会にパネルデスカッションの予告あり。

「建築関連法の何処がいけないのか」
  日時: 2004年6月22日(水)15:00〜18:00
  会場: 目黒区大岡山 東工大百年記念館 第一会議室
  参加費: 無料
2004/05/19(Wed) 21:59:13 [ No.263 ]

◆ 朱鷺メッセ通路崩落 県、6業者提訴へ 投稿者:WHO  

読売新聞 新潟WEBより 2004.5.19

朱鷺メッセ通路崩落 県、6業者提訴へ

 回答期限…各社請求に応じず
 新潟市万代島の「朱鷺(とき)メッセ」の連絡通路崩落事故で、県は十八日、工事関係の六業者が賠償に応じる意思を示さなかったとして、業者を相手取り総額約9億円の賠償請求訴訟を起こすことを明らかにした。
 県は業者に対し、今月十七日を回答期限として書面で賠償を請求していたが、一社も請求に応じる意向を示さなかった。書面では応じない場合は「法的手段を取る」と通告していたため、提訴を決めた。

 9億円は、通路の残がいの解体費や復旧のための工事費など。訴訟には県議会の承認が必要となるため、六月定例県議会で関係議案が可決され次第、新潟地裁に訴えを起こす予定だ。

 平山知事は十八日の定例会見で、「業者には一貫して誠意を持って対応してきた」と強調し、賠償に応じない業者側の態度を批判した。また、賠償問題が法廷の場に移ることで「決着には相当時間がかかる」とも述べ、長期戦への覚悟を示した。

 県の賠償請求に対する業者側の回答は次の通り。

 県建築設計協同組合(新潟市)、福地建築設計事務所(同)「法的責任があるとの判断を前提にした請求には応じられない」▽槙総合計画事務所(東京)「事故に責任があるとは思っていない」▽構造設計集団(同)「真の事故原因が分からない限り応えられない」▽第一建設工業(新潟市)「未回答」▽黒沢建設(東京)「県とは直接的な契約関係にないので請求を受ける法的根拠はない」
2004/05/19(Wed) 11:20:27 [ No.260 ]
◇ 知事記者会見要旨 投稿者:HOH  

 この記事の知事記者会見要旨が新潟県webに掲載されているのを発見。
新潟県ホーム http://www.pref.niigata.jp/
> 新着情報
5月19日 知事記者会見要旨(平成16年5月18日)(総務部広報広聴課)
(朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故について)   
2004/05/20(Thu) 22:19:42 [ No.264 ]

◆ 「朱鷺メッセ通路」耐久実験へ 投稿者:HOH  

「朱鷺メッセ通路」耐久実験へ
 新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故について、平山征夫知事は18日の定例会見で、連絡通路の残存部分で設計業者側が求めている耐久実験を容認する考えを示した。
 知事は「今は業者側と話し合っている段階」とした上で「一定の範囲で実験が行えるような方向で話し合っている」と述べた。
[新潟日報 05月19日(水)]
( 2004-05-19-9:09 )

 賠償請求・訴訟での対立とは切り離して、実験を行う方向で話し合いが進んでいることを歓迎したい。


2004/05/19(Wed) 10:37:23 [ No.259 ]
◇ SDGだけ孤立? 投稿者:ウォッチャー  

 朝日新聞・新潟(5/19)によれば、黒沢も清水も降りSDGだけ。訴訟前哨戦だったってことなら残念至極。SDG四面楚歌か。
2004/05/19(Wed) 13:55:31 [ No.261 ]
◇ Re: SDGだけ孤立? 投稿者:HOH  

(朝日新聞・新潟web より)
・・・ 一方、残存部分の実験について、黒沢建設は「損害賠償の根拠となった事故調の報告に問題があるから実験を要望していたのに、その有無も決まらないうちに請求された」として、要望を取り下げた。残存部分をつくった清水建設も下りたため、実験を求めているのはSDGだけとなった。(5/19) ・・・

 黒沢建設が要望を取り下げた趣旨がどうも理解しがたい。実験費用の負担が惜しくなったのか。実験結果が自社に不利になると読んだのか。
 清水建設も現地実験を要望していたとは知らなかったが、県の要求には今後どう対応するつもりだろう。
2004/05/19(Wed) 18:09:51 [ No.262 ]

◆ 黒沢建設が新しい情報 投稿者:HOH  

 黒沢建設が新しい情報(新潟県の回答と再質問)を公開。県回答によれば事故調査委は既に解散したとのこと。

2004年5月18日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(11)」を掲載しました。(New)
2004/05/18(Tue) 18:41:23 [ No.258 ]

◆ 自動回転ドア検討会/第2回 投稿者:ウォッチャー  

 「自動回転ドアの事故防止対策に関する検討会について」のページが更新、第2回(5月7日)の議事要旨と資料とが掲載された。
  http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/kaiten.html
2004/05/18(Tue) 07:09:52 [ No.257 ]

◆ 床が沈む欠陥マンション 投稿者:HOH  

 毎日放送webに以下の報道。放送記録が残るのは素晴らしい。
  http://mbs.jp/voice/special/200404/0412_1.html
2004/04/12 放送  憤懣!床が沈む欠陥マンションと戦う
・・・事業主のH不動産に聞いてみると。
H不動産 「我々も聞いて驚いた。まさかO組がと思った」
・・・大手ゼネコンや有名建築事務所が掲げる信頼と実績とは一体何かを求め2人は裁判で追及することにしています。

 本来、購入者は事業主を訴えるべきです。建設に関わる被害は、事業者として、第三者たる購入者に転嫁してはなりません。
 こんな考え方は成り立ちませんか。
2004/05/13(Thu) 21:28:19 [ No.256 ]

◆ JIA連続シンポジウム2004に参加して 投稿者:JIAに参加した一般市民  

2004年5月11日( 午後6時から8時20分 JIA 1Fホール)
JIA連続シンポジウム2004
(第2回6月25日:建築士は設計・監理責任を取れるか
 第3回 7月頃):多くの公共建築の設計者は入札で決まる)
第1回「今、建築づくりの現場で何が起きているのか。
           市民とともに考える      」
5月11日は定員100名の会場に約170名ほどの皆様が参加されてました!一般市民として参加しての印象深いメッセージの一部をご紹介いたしますと・・・・
「腐敗している〜張子のトラとなっている〜三菱自動車リコール事件に似ている〜空洞化している〜良い職人さん等がリストラされている建築界、建築をつくるフェイルセーフの仕組みが無くなってしまったのか?建築業界は!、プロフェショナルが無くなっているのではないのか!
建築オンブズマンが必要になっている体質にあるのか〜もっと群れをなして仕事をし、複眼的な〜フェアに相互チェックできるピアレビューをより一層実践する必要があるのではないか」などなど・・・
一般市民には大変ビックリ仰天するようなお話!でした。建築家の専門家の皆様には、社会に対して、積極的に物を言い、立上がっていただき、市民に愛される建築をつくっていただきたい!!!
2004/05/12(Wed) 18:25:01 [ No.253 ]
◇ 投稿 No.200 がお役に立った? 投稿者:HOH  

 投稿 No.200 がお役に立ったとしたら幸い。
JIA連続シンポジウム2004
 今、建築づくりの現場で何が起きているか 市民とともに考える
第1回:2004年5月11日(火曜日)18:00〜20:00
「公団分譲住宅欠陥問題、朱鷺メッセ連絡通路落下事故に学ぶ」
の参加報告ありがとうございます。第2回日程:6月25日の確定情報もありがとうございます。
 このレポートに公団分譲も朱鷺メッセも一言も出ていないのが、却って不気味です。一般市民の不信感はここに極まれりなんでしょうか。それとも、今回のテーマが変更されていたのでしょうか。
 どのような分野であれ、仕事の重要性に見合った対価と時間とを、どうしたら用意できるのか、社会システムのあり方が問われるのでしょう。一般市民からの発言こそが貴重です。
2004/05/13(Thu) 09:12:40 [ No.254 ]
◇ JIA連続シンポジウム第2回の広報 投稿者:ウォッチャー  

 第2回の広報が掲載された。パネルには国土交通省担当官も。
  http://www.jia.or.jp/event/event/2004/06simpo.htm
第2回:2004年6月25日(金)18:00〜20:00
「建築士は設計・監理責任を取れるか」
  −消費者が満足できる設計者のあるべき姿は何か、第三者監理の実態は!−
2004/05/13(Thu) 15:14:18 [ No.255 ]

◆ 不正行為等に関する情報交換 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省webより

建設業者の不正行為等に関する情報交換コラボレーションシステム
  http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/const/kengyo/collaboration/index.html
- 検索対象をいずれか選択してください -
 許可行政庁による監督処分
 公正取引委員会による措置等
からスタートです。使い勝手など、お試しの上ご報告あれ。
2004/05/10(Mon) 22:41:22 [ No.252 ]

◆ 朱鷺メッセ事故の賠償請求 投稿者:HOH  

 新潟日報
  http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004050720820
とテレビ新潟 2004年5月7日(金)とに朱鷺メッセ事故賠償の記事。
  http://www.teny.co.jp/news/index1.html
朱鷺メッセ事故 6社に賠償通知
 去年8月、朱鷺メッセの連絡通路が落下した事故で、県は工事を担当した業者6社に対し、総額9億円にのぼる損害賠償を求める通知を送った。
 事故の原因をめぐっては、県の事故調査委員会が、「設計や施工などにミスがあった」とする調査報告書をまとめている。報告書を受けて、県は、設計や施工業者6社に、損害賠償を求める通知を送っていたことがきょうまでにわかった。賠償額はおよそ9億円で、6社の責任の割合には触れていない。回答期限は、5月17日までで、賠償に応じない場合、「法的手続きをとる」としている。業者の中には、「本当の原因究明がなされていない」と請求に反発する声が強く、訴訟に発展する可能性が高くなっている。

 黒沢建設は、事故調査委員会からの回答を迫って、新たに以下のコメントを出している。
  http://www.kurosawakensetu.co.jp/
2004年5月7日 朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(10)
2004/05/07(Fri) 15:35:18 [ No.248 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故の賠償請求 投稿者:WHO  

産経新聞新潟版HPより  2004.5.8

朱鷺メッセ通路崩落 県、賠償求め通知
6業者拒否なら訴訟も

 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」で昨年八月、施設と立体駐車場を結ぶ連絡通路が崩落した事故で、県は設計、施工などを担当した六社に建設経費など計約九億円の賠償を求める通知をした。

 県によると、通知は七日までに出されており、回答期限は十七日。通知は六社連名で出されており、責任割合には触れていない。業者側が賠償請求に応じない場合は、訴訟を起こす方針。

 有識者でつくる県の調査委員会は今年一月、「設計や施工のほか県の監督が不適切だった」とする最終報告書をまとめ、平山征夫知事に提出。設計と施工を担当した六社に対し、県は賠償を求める方針を決めていたが、業者側は「落下原因は(調査委で)解明されておらず、請求は一方的」として反論していた。
2004/05/08(Sat) 14:10:20 [ No.249 ]
◇ 請求先6社は 投稿者:HOH  

 読売新聞・新潟webの報道によれば、請求先6社は
・・・施工部門の第一建設工業(新潟市)と黒沢建設(東京)、設計部門の県建築設計協同組合(新潟市)と福地建築設計事務所(同)、槙総合計画事務所(東京)、構造設計集団(同)。賠償額は通路の復旧にかかる経費などからなり、総額を六業者が連帯して支払うように求めている。・・・

 この連絡通路は上部鉄骨・斜材ロッドの部分と一体に構成されている。それら部分の製造者・供給者に何らの(連帯)責任もない、として賠償請求先から外すのであれば、新潟県の賠償請求には各社の分担率を示す責任があろうかと思う。その中で6社以外の分担率はゼロと示すべきではなかろうか。
2004/05/08(Sat) 17:21:27 [ No.250 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故の賠償請求 投稿者:WHO  

新潟・万代島通路崩落 県が6社に賠償を請求 /新潟
 新潟市万代島の連絡通路が崩落した事故で、県は7日までに、設計や施行などをした業者6社に、計約9億円の賠償を求める文書を送付した。17日までに応じなければ提訴に踏み切る方針。

 県によると、賠償額は建設費(約6億円)▽復旧のための経費(約2億円)▽崩落した通路の撤去費(約1億円)の合計額。各社の負担割合については示していない。

 6社のうちの1社の担当者は「崩落原因を探る現物実験の手続きを県にしている最中に、このような請求をするのはおかしい」と話している。【奥山智己】

毎日新聞 2004年5月8日
2004/05/09(Sun) 11:20:10 [ No.251 ]

◆ 012345 投稿者:ウォッチャー  

 2004年5月4日11時25分、アクセス数012345。
2004/05/04(Tue) 11:29:01 [ No.247 ]

◆ 国土交通省幹部の人事異動 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省幹部の人事異動ファイル2004年4月1日付 を日刊建設工業新聞WEBで見た。
 4月1日付け辞職やら即日辞職やらあって、なんでだろう、の気分。見る人が見ればいろいろ面白いことが分かるのかね。
2004/04/30(Fri) 10:58:40 [ No.246 ]

◆ 筑豊じん肺訴訟 投稿者:ウォッチャー  

 毎日新聞社説:筑豊じん肺訴訟 どこかむなしい画期的判決
  http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040430k0000m070113000c.html
 国の行政の不作為を初めて違法と認め、賠償責任を認めた画期的な判決だ。
 これまで行政の裁量が幅広く認められ、規制権限の不行使による責任が明確にされなかったことの方が不思議である。
・・・公務員の個々の責任も明確にしながら、行政にはびこる無責任体質を一掃し、市民の安全を守る行政システムを確立させたいものだ。
2004/04/30(Fri) 07:39:16 [ No.245 ]

◆ 新潟県議会会議録に1月26日が 投稿者:HOH  

 新潟県議会会議録に1月26日建設公安委員会分が公開された。午前は朱鷺メッセ事故調査委員長が参考人出席されたもの。
2004/04/28(Wed) 17:49:59 [ No.243 ]
◇ Re: 新潟県議会会議録に1月26日が 投稿者:ウォッチャー  

 新潟県議会 会議録の検索と閲覧は以下。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/niigatak/niigatak.html
2004/04/28(Wed) 18:57:25 [ No.244 ]

◆ 南海地震 投稿者:よさこい  

 「南海地震」に関するページが以下に。
  http://www.kochinews.co.jp/jisin/jisinfr.htm
 高知新聞連載の
  「視点」 尾池和夫・京都大学長
  連載「南海トラフ」 
  推定震源域の図 
の他、過去3年間の主な関連ニュースが記録されている。
2004/04/25(Sun) 21:11:54 [ No.241 ]
◇ 居住の安心を大切に 投稿者:ウォッチャー  

 投稿No.214には、2002年6月に鳥取県で開催された居住福祉推進フォーラムの記録本「知事の決断」が紹介されたが、ここの「視点」には、2003年5月に高知で開催された第2回居住福祉推進フォーラムが紹介されている。こちらでも地元知事が参加されたようだ。
  視点: 中山間地の震災対策 居住の安心を大切に
  http://www.kochinews.co.jp/jisin/siten030720.htm
2004/04/26(Mon) 10:10:36 [ No.242 ]

◆ 「物言わぬ学」は「学」ではありません 投稿者:HOH  

 土木学会誌2003年9月号の内容はダウンロードできる。
  http://www.jsce.or.jp/journal/thismonth/200309/index.htm
巻頭の
  ●時局を論ずる
  「物言わぬ学」は「学」ではありません
のモニター回答が以下である。投稿No.207では気付かなかった。
  http://www.jsce.or.jp/journal/moniter/200309/koe.htm#01
2004/04/24(Sat) 10:08:48 [ No.239 ]

◆ 新潟・万代島通路崩落 県、現地実験許可へ−−当初の方針転換 ... 投稿者:WHO  




毎日新聞新潟HPより 2004.4.23


新潟・万代島通路崩落 県、現地実験許可へ−−当初の方針転換 /新潟
 ◇設計会社の求めに応じ

 新潟市万代島の連絡通路崩落事故で、県は21日、現場に残っている「デッキ定着部」の鉄筋確認作業を延期し、設計会社などが強く求めていた定着部の強度を調べる現地実物実験を許可することを決めた。県は当初、現地実験を認めない方針だったが、設計会社が「県の作業は証拠隠滅につながる」として新潟地裁への証拠保全申し立てを準備していたことから、急きょ方針転換した。【奥山智己】

 連絡通路の崩落原因を巡っては、県の事故調査委員会(委員長・丸山久一長岡技術科学大教授)が昨年12月、「定着部の強度設定が不十分だった」などと指摘。これに対し、通路の構造設計を担当した「構造設計集団SDG」(東京都渋谷区)などが「調査結果には信ぴょう性がない」などと反発し、県の賠償請求も拒否している。

 問題の「定着部」は、通路側面に斜めに渡した「斜材ロッド」と床板の接続部分で、現場に42カ所残されている。県は22日〜5月24日に、この部分を解体して中に埋まっている鉄筋の本数などを確認する「はつり作業」を行う予定だった。

 これに対し、東京都内の建設会社やSDGが「定着部の解体撤去は結果的に証拠隠滅につながる」と主張。SDGは21日に新潟地裁に証拠保全申し立てを行う準備を進めていた。

 このため、県は方針を変え、現地実験の要望を認めることを決定。19日に「安全性が確認されれば定着部全部を使っての現地実験を認めるので、28日までに実験の計画書を提出してほしい」と業者側に連絡した。SDGはこれを受け、申し立てを取りやめた。

 SDGは「斜材ロッド」を引っ張って定着部の強度を調べる実験を行う予定。渡辺邦夫代表は「実験費用を県が負担しないのは不本意だが、識者だけでなく県民にも公開して実験を行いたい」と話している。

2004/04/23(Fri) 22:52:16 [ No.237 ]
◇ はつりの前に非破壊検査の実証の場を 投稿者:HOH  

 「はつり調査」ももちろん行うだろうが、その前に、鉄筋配置等を調べる各種非破壊検査機器あるいは検査機関の実地能力を調べる機会に広く場を提供してほしい。
 非破壊検査機器の開発の重要性は自明であるが、その実用性には未だ実証が足りない現実がある。
 雪国・新潟の粘り腰で、この事故を未来への投資機会にしてほしい。
2004/04/24(Sat) 11:02:45 [ No.240 ]

◆ 新潟県議会2月定例会・委員長報告 投稿者:HOH  

 新潟県議会(平成16年2月定例会)建設公安委員長報告が以下にあります。
http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/tie1602.htm#kensetu
 審議された項目が箇条書きになっています。この議事録の公開が待たれます。
2004/04/23(Fri) 13:10:52 [ No.236 ]

◆ 専攻建築士他の資格制度問題 投稿者:ウォッチャー  

 専攻建築士について、日本建築士会連合会webには、
2004/04/20 専攻建築士認定・登録結果報告(4建築士会)を掲載
2004/04/19 建築士会の「専攻建築士制度」規約/規則等を掲載
 また、建築業協会webには、
● 2004/4 資格制度対応特別委員会の「中間報告」まとまる

 これからも紆余曲折があるのだろう。
2004/04/22(Thu) 21:37:47 [ No.233 ]

◆ アクセス数1万2千件を突破 投稿者:HOH  

 4月22日夕刻にはアクセス数が1万2千件を突破していました。3月2日の1万件の突破以来、ほぼ50日で2千件の増加です。
 アクセスには感謝ですが、掲示板に情報・意見・感想などを気軽に書き込んでいただけると一層の張り合いがあります。
2004/04/22(Thu) 17:57:02 [ No.232 ]

◆ 朱鷺メッセ通路崩落 現地試験の適否検討 投稿者:WHO  

産経WEB新潟より 2004.04.22

朱鷺メッセ通路崩落 現地試験の適否検討
県、設計業者らの要望受け

 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」で起きた連絡通路崩落事故で、県は設計業者らが要望している現地試験の適否を検討することを決定。これに伴い、二十二日から実施する予定だった通路を側面で支える「斜材ロッド」と床部とを結ぶ定着部の強度確認調査を延期することにした。

 県は、業者側が今月二十八日までに提出する調査計画書の中身を検討した上で、現地調査の適否や延期した確認調査の実施時期を決める方針。

 県では、通路の残存部を利用し、約一カ月をかけて定着部の強度の確認調査を行った上で、五月中にも解体・撤去作業を開始する予定だった。

 だが、通路の設計を行った「構造設計集団」(SDG、東京都)や床板を施工した「黒沢建設」(東京都)が反発。県に対し、事故調査委員会が事故原因と指摘した「斜材ロッド」と床部との定着部の耐力について、現地試験による調査の実施を要望。県は当初、拒否していたが、十九日になって、「現地試験の内容を検討する必要がある」と方針を転換した。

 SDG側は二十一日に、新潟地裁に残存部の保全を申請する予定だったが、調査の延期決定を受けて申請を見送った。

 渡辺邦夫・SDG社長は同日、県庁で記者会見し、「仮に(現地試験で)どんな結果が出ても、真実を明らかにすることが重要」と強調した。

 通路崩落事故をめぐっては、事故調査委員会の調査結果を受けて、県が昨年二月にSDG、黒沢建設を含め、崩落個所の設計、施工に関係した六業者すべてに対し、民法の不法行為、共同不法行為にあたるとして、当初の通路建設予算とこれまでの復旧対策経費を合わせた約九億円の賠償請求を行っている。
2004/04/22(Thu) 10:56:42 [ No.228 ]
◇ 現地・実物試験の実施を 投稿者:HOH  

 現地・実物試験の実施を強く希望したい。賠償問題とは切り離してフェアにオープンにお願いしたい。しかるべき立会人が必要なのは勿論だが、より広く公開実験されるのであれば、有料の観衆としてでもぜひ参加したい。
 ウォッチャー氏の言うごとく、帰路は新潟観光、いや佐渡観光がセットか。
2004/04/22(Thu) 11:48:41 [ No.230 ]
◇ 報道発表資料 で情報の所在判明 投稿者:ウォッチャー  

 新潟県ホーム>報道発表資料>県政ニュースで情報所在判明。
  http://www.pref.niigata.jp/kouhou/houdou/
平成16年4月20日(火)
 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故に係る残存デッキ定着部の確認調査の延期について  振興課 

 県政記者クラブへのプレスリリースの 資料名 と担当課等を掲載しています。前月分と今月分の資料の内容は、新潟県庁1階行政情報センターで閲覧できます。(コピーは有料)
2004/04/22(Thu) 14:10:04 [ No.231 ]
◇ ヤフーのニュース欄にも情報 投稿者:ウォッチャー  

 ヤフーの信越ニュース・4月22日にも以下の記事を発見。
新潟・万代島通路崩落 県、現地実験許可へ−−当初の方針転換 /新潟(毎日新聞) - 19時22分
2004/04/22(Thu) 22:24:25 [ No.234 ]
◇ ヤフーの方が早かった 投稿者:ウォッチャー  

 ヤフーニュースの方がソースの毎日新聞webより早かった。こんなこともあるんだね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000001-mai-l15
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20040422ddlk15040188000c.html
2004/04/23(Fri) 08:43:01 [ No.235 ]

◆ 土木学会誌掲載・丸山論説 投稿者:HOH  

 土木学会誌・2004年4月号掲載の
  朱鷺メッセ連絡橋デッキの事故調査について 丸山久一
が土木学会誌webから >事故・災害 を辿り読めます。
 投稿 No.198 の時は気付かなかったが外部の者にはありがたい。
  http://www.jsce.or.jp/journal/jikosaigai/20040402.pdf
2004/04/21(Wed) 23:11:41 [ No.227 ]

◆ 朱鷺メッセ解体延期へ 投稿者:WHO  

テレビ新潟HPより  2004年4月21日(水)

朱鷺メッセ解体延期へ
 朱鷺メッセの連絡通路が崩れ落ちた事故で、県は、22日から予定していた、残った連絡通路の確認検査を延期することを決めた。
 連絡通路が崩れ落ちた原因について県の調査委員会は、床板と床板を斜めに支える柱の根元部分の強度が足りず、落下につながったと最終報告をまとめている。これを受け、県は残った連絡橋の柱の根元部分で、適切に工事が行われたか確認検査をした上で、連休明けにも撤去する方針を固めていた。
 ところが、設計業者などから独自の調査をしたいと申し出が相次いだことから、県は、明日から予定していた確認検査を延期することを決めた。撤去に反発していた業者側は、きょう、裁判所に対し、証拠保全の申し出を行う予定だったが、撤去が延期される見通しになったため取りやめている。


2004/04/21(Wed) 14:24:44 [ No.224 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ解体延期へ 投稿者:ウォッチャー  

 新潟県当局に理性が戻ってきたと信じたい。黒沢建設が求める現地実験の実施許可まで行くとよい。2日間などと言わずに1週間くらい掛けた皆が納得する実験をしてほしい。
 この事故処理に関心ある人々に積極的に広報して現地に来てもらえば、帰りには新潟県観光にも誘引できるのでは。
2004/04/21(Wed) 15:24:53 [ No.225 ]
◇ 黒沢建設web連日掲載 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに連日の情報掲載あり。
  4月21日 朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(9)
 最終段落は、以下の文言で閉じている。
 丸山委員長は、疑問、質問に対して県のHPで答えると約束をしておられます。質問に答える責務があるはずです。日本中の土木・建築の技術者が丸山委員長のお答えを注視しています。是非、お答え下さい。もし、万が一、回答が無い場合、丸山報告書全体が「つくり話」になってしまいます。
2004/04/21(Wed) 22:34:21 [ No.226 ]

◆ 朱鷺メッセ通路崩落 残存部分保存申し立てへ 投稿者:WHO  

読売新聞(新潟)のWEBより     2004.4.20

朱鷺メッセ通路崩落 残存部分保存申し立てへ

 設計業者 県の解体方針に対抗
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故で、県から損害賠償を求められている東京の設計業者「構造設計集団」(SDG)は十九日、県が通路の残存部分の解体作業に入ると事故原因が不明確になるなどとして、残存部分の保存を求め、二十一日に新潟地裁に証拠保全を申し立てることを明らかにした。
 今回の事故で、県の事故調査委員会は、鉄柱「斜材ロッド」と床板との接続部分のコンクリートの強度計算と、内部の補強鉄筋の配置が不適切だったために崩落を招いたと結論付け、強度計算を担当したSDGに事故責任があると指摘。県はこれを受け、SDGを含む関係六業者に損害賠償を求めると共に、二十二日から通路残存部分にあるロッド接続部のコンクリートを壊し、補強鉄筋の配置状況を確認したうえで解体撤去することを決めた。

 これに対し、SDGはロッド接続部分が崩落原因ではないと反論し、「残った通路の部分で、まずコンクリートの強度試験を行うべきだ」と主張。県が「その必要性はない」と拒否したため、通路の残存部分は事故原因を究明するための重要な証拠になるとして、地裁に証拠保全を申し立てることにした。

 SDGの渡辺邦夫代表は、「施工段階の影響を検証するには、崩落した工事区間とそれ以外の工事区間をそれぞれ比較する必要がある」と話している。
2004/04/20(Tue) 12:30:37 [ No.221 ]
◇ 黒沢建設WEBに新たな情報 投稿者:HOH  

 黒沢建設WEBにも新たな情報開示。現地実験の実施許可を求めている。県が実験を許可しない真意がまるで読みとれない。
 土木学会の倫理規定も俄勉強して立派な教科書だったが、現実の問題解決には何の役にも立たないのかな。
2004年4月20日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(8)」を掲載しました。(New)
2004/04/20(Tue) 23:48:39 [ No.222 ]

◆ 朱鷺メッセ連絡通路 調査後撤去へ 投稿者:WHO  

テレビ新潟HPより 2004年4月19日(月)

朱鷺メッセ連絡通路 調査後撤去へ
 去年8月、朱鷺メッセの連絡通路が崩れ落ちた事故で、崩落せずに残った部分について、連休明けにも撤去作業に入ることになった。費用はおよそ1億円かかる見通しだ。
 撤去作業が行われるのは、落下せずに残った佐渡汽船側110メートルと、朱鷺メッセ側40メートルの合わせて150メートル。落下せずに残った連絡通路は、崩れ落ちた部分とは別の業者が担当していたが、県は4月22日と23日に、残った連絡通路のコンクリートを削って、鉄製の柱と床板との繋ぎ目の調査を行う。そこで適切な工事が行われていたかどうかを、業者立ち会いのもと確認することにしている。その上で、県は連休明けにも撤去作業に入ることにしていて、費用はおよそ1億円かかる見通しだ。
 連絡通路が崩れ落ちた事故の原因について、県の調査委員会はことし2月、コンクリートの床板と、それを斜めに支える鉄製の柱とをつなぐ部分の強度が足りず落下につながったと、最終報告をまとめている。そして、県は工事に関係した、設計と施工の業者に対し、損害賠償を求めている。


2004/04/19(Mon) 21:35:32 [ No.220 ]

◆ 建築基本法制定準備会総会資料 投稿者:ウォッチャー  

 建築基本法制定準備会総会資料があちらのホームページに掲載された。なかなかの力作と見た。
2004/04/17(Sat) 09:07:06 [ No.218 ]

◆ 朱鷺メッセ事故の証拠隠滅か? 投稿者:HOH  

 朝日新聞・新潟のWEBに以下の記事。裁判の前の証拠隠滅か。裁判でどちらに利するものか知らないが、最近言われる失敗学の観点からは、きわめて遺憾なことである。撤去業者もこの過ちに荷担することになる。

朱鷺メッセの落下通路残存部分撤去へ
  http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5911
(記事後段からの引用)
 事故調の報告で事故要因の一つと指摘された斜材ロッド定着部を施工した黒沢建設は、残存部分を使った耐力試験の実施を県に申し込んでいる。
 だが、県は「残存部分は損傷しており、安全が確保できない」などとして、定着部のみを取り外し、別の場所での試験を提案している。
 撤去工事について、業者側は「同じ条件で試験をしないと正しい結果が出ないし、意味がない」としている。
2004/04/16(Fri) 13:30:41 [ No.217 ]
◇ 構造家コラムに 投稿者:HOH  

 構造家コラムに「朱鷺メッセ連絡橋はどこへ」神田順先生論説。
  http://www.degipike.co.jp/column/column2-30.htm
 「現地試験で耐力確認を実施すべき」という渡辺氏の要望に対する新潟県の回答は、
 ・・・現地の試験は行わない。4月22日から残存デッキのはつり調査を実施し、引き続き5月から7月にかけて解体・撤去工事を実施する。残存デッキ定着部の耐力試験をする意向があれば申し出よ。残存デッキ部分の鋼材についての実験についても耐力試験をする意向がある場合は申し出よ。申し出は4月20日までに・・・

と、4月13日付けの回答書だそうである。
 この論説で、SDGも現地試験を要望していることが分かったが、外野といえども、SDGの主張を直接読みたいものである。また、このSDGの要望は、黒沢建設の要望と微妙に異なるように見える。
2004/04/18(Sun) 22:05:23 [ No.219 ]

◆ AIJ 2004年学会賞 投稿者:HOH  

 AIJ 2004年学会賞受賞者が発表になった。複数の法制会議メンバーもおられる。まことにめでたい。
  http://www.aij.or.jp/jpn/design/2004/prize2004.htm
2004/04/15(Thu) 09:58:40 [ No.216 ]

◆ 黒沢建設WEBに新しい情報 投稿者:HOH  

 黒沢建設WEBに新しい情報が掲載されました。
  http://www.kurosawakensetu.co.jp/
2004年4月14日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(7)」を掲載しました。(New)
1. 残存デッキ定着部の耐力試験について(回答)
2. 残存デッキ定着部の耐力試験について(再々度の要請)

 現場実験の実施許可要請に対する拒否回答と再々度の要請です。実験の実施日はたったの2日間しか要求していない、とのことです。
2004/04/14(Wed) 17:44:15 [ No.215 ]

◆ 日本居住福祉学会 投稿者:HOH  

 「知事の決断」というタイトルの本を見付け2001年1月に発足したというこの学会の存在を知った。運営組織は、会長:早川和男、事務局長:岡本祥浩、顧問:一番ヶ瀬康子・大谷幸夫・北川隆吉・小林直樹・暉峻淑子、とのことである。連絡先は、中京大学商学部 岡本研究室気付。
  TEL 052-835-7652, FAX 052-835-7197
  E-mail yokamoto@mecl.chukyo-u.ac.jp
 2000年12月の鳥取県西部地震復興に際して知事の決断は、住宅再建に300万円、修理に150万円を援助するという措置であった。「安心できる住居は基本的人権であり福祉の基本である」という趣旨の学会の設立総会シンポジウムに知事を招いた。
 本書は、2002年6月に鳥取県で開催された居住福祉推進フォーラムでの、知事の講演とシンポジウムの記録である。2004年1月15日 京都修学社発行・英伝社発売。本体1000円+税。
2004/04/12(Mon) 22:28:26 [ No.214 ]
◇ 被災住宅再建 制度の充実を急がねば 投稿者:HOH  

 新潟日報WEBで発見。2004年4月19日 第2社説
  http://www.niigata-nippo.co.jp/column/index.asp
「被災住宅再建  制度の充実を急がねば」
 4月1日施行の被災者生活再建支援法改正で
・・・ 住宅全壊の世帯には二百万円、半壊の場合は百万円、賃貸住宅の入居者にも五十万円を上限に費用が支給される。生活必需品の購入費百万円と合わせると、支給額は最高三百万円となる。・・・当初、住宅本体の支援策とされていたのが変質したことを考えれば、批判が出て当然だ。・・・
2004/04/21(Wed) 00:15:23 [ No.223 ]

◆ 回転扉の事故防止検討会 投稿者:ウォッチャー  

 国土交通省と経済産業省が合同で設置した事故防止検討会の直井委員長は「(安全基準は)数値で示されるものではないが、使う側もメーカー側も納得する基準にしたい」との見解を示した。
  http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20040409&newstype=kiji&genre=0

 「数値で示されるものではない」が果たしていつまで維持されるか見物。経済産業省が関われば少しは変わるかなぁ。どうかね。
2004/04/09(Fri) 23:25:44 [ No.212 ]
◇ Re: 回転扉の事故防止検討会 投稿者:HOH  

 国土交通省webから >報道発表資料 を辿ると
  平成16年4月19日 <問い合わせ先> 住宅局建築指導課 の資料が得られます。実地見学・調査に必携。
  大型の自動回転ドアの現状等に関する調査結果について
   http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070419_.html
  大型の自動回転ドアの設置状況等について
   http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070419/01.pdf
2004/04/22(Thu) 11:14:11 [ No.229 ]
◇ Re: 回転扉の事故防止検討会 投稿者:ウォッチャー  

 自動回転ドアの事故防止対策に関する検討会第1回(4月8日)の議事要旨が以下に公開されている。
  http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/kaiten/040415youshi.pdf
2004/04/24(Sat) 09:40:31 [ No.238 ]

◆ 建築基本法制定準備会の4月総会 投稿者:HOH  

 建築基本法制定準備会の4月総会の案内が掲載されました。
  http://www.kihonho.jp/data/040420.doc
 4月20日(火)15時開始、建築会館ホールでとあります。出欠は4月15日(木)までにFAXとあります。
2004/04/07(Wed) 15:10:30 [ No.210 ]

◆ 法令の矛盾と回転ドア事故 投稿者:ウォッチャー  

 ハートビル法は回転扉を勧めないが、省エネ法が回転扉の省エネ効率を高く評価する。これは法令の矛盾だね。法令に数値まで決めようとしてもいいことないな。
 今回の回転ドアにはショーケース空間がある。次のスペースが来るまで待てない心理は素人でも分かるね。玄人には分からんかったか。
2004/04/06(Tue) 22:09:21 [ No.209 ]
◇ 「省エネ法」建築関係 投稿者:HOH  

 [法令データ提供システム] で「省エネ法」建築関係を調べた。
  http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi

「省エネ法」
  エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和五十四年六月二十二日法律第四十九号)
  第三章 建築物に係る措置
   (建築主の努力) 第十三条
  (建築主の判断の基準となるべき事項) 第十四条 2
  (建築物に係る指導及び助言等) 第十五条 2
  (特定建築物に係る届出、指示等) 第十五条の二 2 3
  (建築材料に係る指導及び助言) 第十六条
  第五章 雑則
  (報告及び立入検査) 第二十五条 4

「省エネ法施行令」
  エネルギーの使用の合理化に関する法律施行令(昭和五十四年九月二十九日政令第二百六十七号)
  (空気調和設備等) 第五条
  (都道府県知事が所管行政庁となる建築物) 第五条の二 2
  (特定建築物に係る規模の要件) 第六条
  
「省エネ法特定建築物に係る届出に関する省令」
  エネルギーの使用の合理化に関する法律第十五条の二第一項の規定に基づく特定建築物に係る届出に関する省令(平成十五年三月七日国土交通省令第十五号)
2004/04/07(Wed) 19:06:34 [ No.211 ]

◆ 建築家の社会的責任 投稿者:ウォッチャー  

 「新建築」4月号に以下の記事があるそうだ。
  http://www.japan-architect.co.jp/japanese/2maga/sk/magazine/sk2004/sk04/t_frame.html
−巻頭討論−
 建築家の社会的責任を考える──朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故を契機として
   大宇根弘司×大越俊男×仙田満×古谷誠章
2004/04/04(Sun) 19:24:20 [ No.205 ]
◇ Re: 建築家の社会的責任 投稿者:HOH  

 冒頭<「朱鷺メッセ」連絡デッキ落下事故からからの教訓>では、JSCA「教訓」とJIA「見解」をそれぞれの会長が紹介している。それを受けAIJ前会長は「事故は社会システムの劣化の一例」とコメントする。次の<ゼネコン体質への見直し>には、以下のような指摘もある。
・・・JSCA, AIJ, JIAの3つの団体がそれぞれに見解を述べている中で、建築業協会(BCS)がどのように考えているか。・・・

 以下の小見出しは、<全体を統合する建築マネージメントのあり方>・<曖昧なまま見過ごされる建築家の社会的責任>・<第三者監理が投げかける波紋>・<コスト削減が引き起こす問題点>・<今後の社会システムをどう構築していくべきか>。
2004/04/12(Mon) 11:44:07 [ No.213 ]

◆ JSCA「事故からの教訓」再読 投稿者:HOH  

 JSCAからのメッセージ「朱鷺メッセ連絡橋事故からの教訓」を再読。
・・・・・
 私どもは、TF報告書を受けて、以下のことをこの事故の再発防止のための教訓と考えました。
 【教訓 1】プロセス管理の徹底
 【教訓 2】慎重な設計監理の実施
 【教訓 3】ピアレビューの実施
 【教訓 4】設計情報の開示
 構造設計者はこれらの教訓を自分自身の肝に銘じ、後進の者にも伝え、職能を通じ社会に役立つことを再確認していきます。
・・・・・
 これらの実現のためには費用と時間とが必須である。そのことを社会に訴え何としても獲得する。それが専門職能団体の役割である。
 これを機会に、報酬に見合った責任しか果たせない、ということを社会に向かって宣明すべきではないか。ピンチに見えてチャンスなのだ。
2004/04/03(Sat) 19:17:20 [ No.204 ]

◆ シンポジウム開催情報 投稿者:HOH  

 日本建築家協会webに以下のシンポジウム開催情報。
2004/04/02 5月11日JIA連続シンポジウム2004
 今、建築づくりの現場で何が起きているか市民とともに考える
  http://www.jia.or.jp/event/event/2004/04simpo.htm
第1回:2004年5月11日(火曜日)18:00〜20:00
「公団分譲住宅欠陥問題、朱鷺メッセ連絡通路落下事故に学ぶ」
2004/04/02(Fri) 18:28:57 [ No.200 ]
◇ Re: シンポジウム開催情報 投稿者:ウォッチャー  

第2回:2004年6月頃:「多くの公共建築の設計者は入札で決まる」
 −設計料入札は市民・消費者のためになるか、談合・ダンピングのない設計者の選び方はあるか−

第3回:2004年7月頃:「建築士は設計・監理責任を取れるか」
 −消費者が満足できる設計者のあるべき姿は何か、第三者監理の実態は!−
2004/04/05(Mon) 07:20:36 [ No.206 ]

◆ 関西建築技術研究会 投稿者:大山宏  

 関西建築技術研究会(旧:関西建築コンピュータ懇談会)URLが分かりました。
  http://www.kansai-aea.org/
 前身の「建設業に従事する電子計算機技術者の集い」から数えると、40年を越える活発な活動に敬意を表します。なお、有志作成の関西建築コンピューター懇談会URLも生きていました。
  http://www.orions.ne.jp/kkcc/index.htm
2004/04/02(Fri) 13:14:45 [ No.199 ]

◆ 土木学会誌2004年4月号 投稿者:HOH  

 土木学会誌2004年4月号に以下の記事。まだ内容は見てませんが土木学会webから目次を確認できましたので、ご参考まで。
  http://www.jsce.or.jp/journal/thismonth/index.htm
朱鷺メッセ連絡橋デッキの事故調査について 丸山久一

 なお、特集は以下がテーマ。
ゲームが変わる,ルールが変わる 土木の地平(こしかた・ゆくすえ)
2004/04/02(Fri) 11:05:22 [ No.198 ]
◇ Re: 土木学会誌2004年4月号 投稿者:HOH  

 丸山論説の「おわりに」からの引用。

・・・また、奇妙に思えたのは、マスコミのインタビューが建築構造に関係する方々に偏っていたことである。事故調査委員会の委員長を引き受けてわかったことには、連絡デッキ通路設計は建築設計事務所が担当していた。
 この事故は、建築構造関係者はもちろんのこと、マスコミをはじめとして多くの方々の関心を呼んだ。それゆえ委員会の公正を図るため、委員会が開かれるたびにマスコミの取材を受けることになった。委員会での審議内容を十分整理する間もなく質疑応答に臨むので、時として不用意な発言になったこともあった。さらに驚いたことには、途中経過でしかない委員会の審議内容に対していろいろな意見が寄せられたことである。この種の委員会では、ある程度やむを得ないと覚悟していたが、予想以上であった。・・・

 建築構造の者には、むしろ、調査委員会が土木に関係する方々に偏っていたことが奇妙に思えたのだが。
 「さらに驚いたことには、・・・いろいろな意見が寄せられたことである。」 はて、一体何を期待して記者会見されたのだろうか。
 事故の直後に発行された土木学会誌2003年9月号の巻頭<時局を論ずる>には、「物言わぬ学」は「学」ではありません、と論じているのだが。
2004/04/05(Mon) 22:02:05 [ No.207 ]
◇ 「物言わぬ学」は「学」ではありません 投稿者:ウォッチャー  

 「物言わぬ学」は「学」ではありません、については、建築構造の者もとても大きなことは言えませんな。
2004/04/05(Mon) 22:13:05 [ No.208 ]

◆ 黒沢建設の現地実験要請 投稿者:HOH  

 黒沢建設webに以下の現地実験要請の情報が開示されました。

2004年3月31日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(6)」を掲載しました。(New)
2004/03/31(Wed) 23:46:21 [ No.195 ]
◇ Re: 黒沢建設の現地実験要請 投稿者:ウォッチャー  

 この現地実験と言うか「現物」実験をぜひ公開でやってほしいね。何だったら見物料を取ってもらってもよいね。一見は百聞にしかず、だからね。帰りには新潟見物もできるし。
2004/04/02(Fri) 23:36:42 [ No.202 ]

◆ 朱鷺メッセ通路崩落 職員3人を処分 投稿者:HOH  

 読売新聞・新潟webの3月30日に詳細情報あり。
  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news001.htm
朱鷺メッセ通路崩落 職員3人を処分
2004/03/30(Tue) 10:01:47 [ No.192 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ通路崩落 職員3人を処分 投稿者:ウォッチャー  

記事からの抜粋:
・・・崩落した連絡通路の契約時に業者側に構造計算書の提出を求めていなかった。工事発注者として安全性の確認にかかわる手続きを踏まなかったうえ、通路の建設場所となる新潟市にそのまま計画通知した責任は重いとして、処分が相当と判断された。
 ただ、職員の責任問題の調査にあたった県人事課では、「構造計算書が事前に提出されていたとしても、書類から設計上の不備を見抜けたとは限らない」と主張し、県側には崩落事故にかかわる直接の責任はないとの態度を崩していない。・・・

 実際のところ、構造計算書の提出を求めていたら年度内の予算執行は不可能だったろう。このような設計・施工・監理の連携・協力体制を組みようのない発注スケジュールを強制したところに、瑕疵責任の過半がある。その責任を末端の担当者に被せて終わり、というのが新潟県流か。
 このまま済ませては新潟県民の品格も疑われる、と思うが。
2004/03/31(Wed) 18:10:08 [ No.193 ]

◆ 回転ドアで死亡事故 投稿者:ウォッチャー  

 回転ドアでの死亡事故は痛ましい。施設の安全も人減らしが優先でセンサーに機械に頼りすぎではないのかな。建物管理者と回転ドア製造者とが事故の法的責任を問われそうだが、回転ドアを採用した建築設計者もその安全を確認するのに抜かったのではないかな。
 回転ドアの安全基準やら法的規制やらがまたぞろ出てきそうだ。マニュアルだらけで自前で何も考えないでは、さらに事故多発が確実だろう。
2004/03/27(Sat) 22:58:45 [ No.189 ]
◇ 安全の錯覚 投稿者:WHO  

自動センサーを厳しくセットするとすぐに安全装置が作動しまう。ゆるくセットし安全装置が作動しないと安全と錯覚してしまいます。そしてセンサーのことを忘れてしまうこともあります。これは機械の性能が悪いのではなく人間が判断して決めるのです。
安全の錯覚は身近なところにあります。
2004/03/28(Sun) 01:39:10 [ No.190 ]
◇ Re: 回転ドアで死亡事故 投稿者:ウォッチャー  

・・・ドアに挟まれる直前、別の通行人数人が先にドア内に入り、回転速度が最速の状態になっていた・・・

 ドアが閉まる直前にスピードアップさせるなんて信じがたい。一体どうなっているんだ。
2004/03/31(Wed) 18:59:31 [ No.194 ]
◇ Re: 回転ドアで死亡事故 投稿者:HOH  

 朝日新聞webのhome > ニュース特集に【回転ドア死亡事故】

回転ドア事故、全国で140件超 撤去検討の動き広がる (04/01 17:35)
2004/04/01(Thu) 20:40:39 [ No.196 ]
◇ Re: 回転ドアで死亡事故 投稿者:ウォッチャー  

 朝日新聞webの ニュース特集 > 回転ドア死亡事故
  http://www.asahi.com/special/doors/
に、これまでの記事一覧がある。
2004/04/03(Sat) 18:31:44 [ No.203 ]

◆ インターネット版「官報」 投稿者:ウォッチャー  

 インターネット版「官報」では、1週間分の官報が見られます。
  http://kanpou.npb.go.jp/
2004/03/20(Sat) 09:10:01 [ No.187 ]

◆ ベルコリーヌ南大沢見学会のTV放映 投稿者:HOH  


 ベルコリーヌ南大沢見学会の模様がTV放映される、との情報をいただきました。ご関心の向きも多いと思いますのでお知らせします。
  2004年3月21日(日)14:00〜 フジテレビ
  「ザ・ノンフィクション」〜ある欠陥公団マンションの記録〜

 朱鷺メッセ事故原因調査結果報告書に対する日本建築家協会JIAの見解の中でも、・・・建築生産システムに関わる点について、なお不可解な点があり、実態を明らかにすることが必要であると思われます。・・・として、その第四点の中で触れられている件です。
2004/03/19(Fri) 15:32:07 [ No.186 ]
◇ 「建築倫理用教材」p.21 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築学会「建築倫理用教材」p.21に紹介している。日本から唯一の事例として。
  事例4 八王子市内公的分譲住宅の欠陥問題

ただし、そのコメントはまるで他人事のよう。教材だから学生に考えさせようというだけでよいか。
 この教材、2003年10月25日 第1版第1刷 1400円+税です。
2004/03/20(Sat) 09:46:24 [ No.188 ]
◇ 日本建築家協会JIAのWEB 投稿者:HOH  

2004/03/29 八王子公団分譲住宅欠陥調査の監修コンサルタント募集
  http://www.jia.or.jp/boshuu/2004/03consul.htm
の末尾に以下の情報あり。

*3月21日(日)14時フジテレビで放送された関連番組のビデオを、4月1日(木)19時にJIA3階セミナールームで流します。ぜひお越し下さい。

2004/03/29(Mon) 18:54:08 [ No.191 ]
◇ 日本建築技術者協会JSCAのwebでは 投稿者:ウォッチャー  

日本建築技術者協会JSCAのwebでは

仕事・人材情報に新しい募集情報(コンサルタント募集他)を掲載いたしました(3/30)
  > コンサルタント募集  (2004・03・30掲載)

の添付ファイルを開いて、ようやくこの件と分かる。なんでこんなにガードを固めるのかな。
2004/04/02(Fri) 08:33:20 [ No.197 ]

◆ 国家公安委員会告示第一号 投稿者:ウォッチャー  

 日本建築士事務所協会連合会WEBに以下の情報
指定建物錠の防犯性能の表示に関する基準についての告示が公布され、4月1日より施行
  http://www.njr.or.jp/news/news.html
 これが記念すべき国家公安委員会告示第一号だ。

2004/03/16(Tue) 20:00:40 [ No.185 ]

◆ 黒沢建設webに新しい反論 投稿者:ウォッチャー  

 朱鷺メッセ事故調査委の回答に対し黒沢建設webに新しい反論が出た。

2004年3月11日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(5)」を掲載しました。(New)
2004/03/11(Thu) 18:04:42 [ No.181 ]
◇ Re: 黒沢建設webに新しい反論 投稿者:tymda  

関連のHPアドレスはリンクをご覧ください。

朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会 http://www.pref.niigata.jp/gateway/messe_jiko/index.html
第一建設工業株式会社 http://www.daiichi-kensetsu.co.jp/
黒沢建設株式会社 http://www.kurosawakensetu.co.jp/
2004/03/11(Thu) 21:15:21 [ No.182 ]
◇ Re: 黒沢建設webに新しい反論 投稿者:HOH  

 反論の第2文書の末尾にはこのような文言までも。
・・・丸山委員会の最終報告書の一般の人がほとんど見ることの無い、添付資料を精読すると、委員会は、意識的に入力数値を変えて計算を行っていることが読み取れます。・・・

 修正すべき個所を具体的に指摘して主張すべきだろうが、肝心の添付資料の入手は新潟県行政情報センターに依頼する他はない。

 なお、第8文書ではロッド定着部の実物実験を2案提案している。
2004/03/12(Fri) 11:14:48 [ No.183 ]
◇ PCa床版のロッド定着板 投稿者:ウォッチャー  

 PCa床版のロッド定着板はもっと広く厚くすれば大丈夫、という主張だね。ぜひ公開実験でお願いしたいね。今のは、相手が鉄骨のだったらね、という感じ。なぜPCエンジニアが見逃したのかい。
2004/03/14(Sun) 07:10:26 [ No.184 ]

◆ 朱鷺メッセ これが問題解決の原点 投稿者:tymda  

朱鷺メッセ事故について新潟県議会の議事録抜粋を資料欄に掲載しました。
平成15年09月29日の定例議会に今回の事故に対する問題点を整理した質疑が行われています。これが問題解決の原点です。是非ご覧ください。
2004/03/07(Sun) 23:37:07 [ No.178 ]
◇ 議会質疑に負けない論議を 投稿者:HOH  

 資料編集・掲載に心より感謝しますす。専門家集団は、この議会質疑に負けない論議を継続しなくては笑われそうです。佐藤浩雄氏の質疑はなかなか見事、もちろん細かな異論は残してですが。
 1月26日の建設公安委員会の会議録、そして2月定例議会の会議録の公開が待たれます。
 なお、新潟県議会ホームページは次の通りです。でも、新潟県のホームページからは、議会入口が最下段なのは何でだろう。
  http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/index.htm
  http://www.kaigiroku.net/kensaku/niigatak/niigatak.html
  http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/jouhou.htm
2004/03/08(Mon) 14:35:44 [ No.179 ]
◇ 情報公開に消極的な理由 投稿者:HOH  

 知事答弁の中にはこんな発言も。
・・・いろんな意味での公表については、阪神・淡路大震災のときにもあったのだけれども、いろんなことでいろんな議論がたくさん出てくる。そのことは、後で振り返ってみると、ほとんど余り正確ではなかったと。やはり阪神・淡路大震災のときも、正式な調査委員会の検討が最も水準も高く、最も正確であったという自負を丸山先生も参加されたメンバーの1人としておっしゃっておりました。あくまでこの事故調査委員会の検討を信じて、この検討内容で判断をすべきであるということをおっしゃっていました。・・・

 調査に当たる者にこのくらいの自負はあって欲しいが、それが情報公開に消極的な理由にされたのでは救われない。
2004/03/10(Wed) 11:17:01 [ No.180 ]

◆ 朱鷺メッセ事故調査委から回答 投稿者:HOH  

 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会のWEBに以下の回答が掲載されました。
2004.3. 4 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委員会からの回答(new)
2004/03/04(Thu) 19:03:43 [ No.173 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故調査委から回答 投稿者:HOH  

 読売新聞・新潟のwebに以下の記事がある。
  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/
朱鷺メッセ通路崩落 事故調がHPで反論(2004年3月5日)
2004/03/05(Fri) 11:26:58 [ No.174 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ事故調査委から回答 投稿者:NEWS  


読売新聞・新潟のweb 2004.3.5
朱鷺メッセ通路崩落  事故調がHPで反論
--------------------------------------------------------

「最終報告、問題なし」
 新潟市の「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故で、県は四日、県の事故調査委員会の最終報告書に異論を唱えている設計業者や床板メーカーに対する回答を、県のホームページ上で公表した。その中で事故調は、最終報告書の内容に問題はないとしている。
 事故調の最終報告書に対しては、設計を担当した「構造設計集団(SDG)」(東京)や床板を作った「黒沢建設」(同)などが異議を申し立てるなどした。

 通路の崩壊は通路側面に設置された鉄の棒と床板の定着部から起きたとした事故調の見解に対し、SDGは「崩壊の始まりは上部鉄骨」と主張。黒沢建設は「定着部の強度は十分だった」などと反論していた。

 これに対し、事故調は「鉄骨の破断面は顕微鏡検査もしたが、(崩壊が始まったとは)特定できなかった」などと改めて主張した。

 県は民法の共同不法行為にあたるとして、二社を含む六業者に損害賠償を求める考えを伝え、近く文書で正式通知する。六社に対する提訴議案は二月議会には提案しない方針だ。
2004/03/05(Fri) 21:00:02 [ No.175 ]
◇ 事故調査委の公表姿勢は評価したい 投稿者:ウォッチャー  

 事故調査委の公表姿勢は大いに評価したい。このやり取りを読みながら、技術家なら、他人事でなく自ら考えるプロセスを通じて成長できるし、社会もまた、技術の世界を垣間見て、それとどう接するべきかを学ぶことができる。
 しかし、回答内容には不満が残る。調査委は、コンクリート相手の定着板システムのあり方をまったく理解していないようである。定着板ディテールは設計されておらず、普通の状況であれば、ロッドの製造あるいはPCa床版の製作の前に、それぞれの関係の専門技術者からの問題指摘で、仕様変更される類の事柄であっただろう。
 彼らを時間不足のこなし仕事に追い込んだ今回の発注状況にこそ、この事故原因の過半の責任がある。調査委報告書は異例とも言える発注者責任に踏み込んだ記述を加えたが、県調査班報告書はつまみ食い的にその部分だけ捨て、新潟県民の名誉も汚した。
2004/03/06(Sat) 12:55:53 [ No.176 ]

◆ 設計料高いか安いか 投稿者:HOH  

 朝日新聞・WEBの社会欄に設計料に関する揉め事報道がある。
  http://www.asahi.com/national/update/0303/005.html
 ガラス工房は、工事費2700万円に対し、設計管理料は300万円で、工事費に対する割合は11.1%。共通彫塑工房は、工事費1億2000万円に対し、設計管理料は1000万円で、割合は8.3%だった。

 一方がこれは払い過ぎと主張すれば、他方は適切に処理と反論する。設計者は高いほうがよいし建築主は安いほうがよい。どの辺で折り合いを付けるべきなのか。乞うご意見。
2004/03/04(Thu) 10:22:23 [ No.172 ]
◇ 設計料の算出基準 投稿者:ウォッチャー  

 設計料の算出基準は、建設省告示1206号(1979・最終改正1997)なるものがベースらしい。家協会・事務所協会のwebにこの情報があるが、JSCAには何もない。4月1日施行の改正下請代金支払遅延等防止法(下請法)への対応は、大丈夫かな。

 日本建築家協会(JIA)は、建築家ONLINE(一般向)に簡単に説明がある。
  http://www.jia-kanto.org/online/arch_tsukuru/hiyou.html
○設計にかかる費用

 日本建築士事務所協会連合会は、資料情報に詳細に示している。
  http://www.njr.or.jp/material/material.html
■建設省告示第1206号全文&別表
■建設省告示1206号における略算方法による標準業務人・日数の補正について(PDF形式ファイル)
■建築士事務所の技術者人件費に関する検討 (PDF形式ファイル)
■原価管理に役立つ人件費単価算出表の作成例

 東京都建築士事務所協会は、具体的な計算例を示してる。
  http://www.taaf.or.jp/job/ex.html
○設計料ってどのくらい?

 このお墨付き基準、利用しない手はないと思うが実態はいかに。
2004/03/06(Sat) 17:08:25 [ No.177 ]

◆ アクセス1万件突破 お礼 投稿者:tymda  

3月2日21時27分過ぎにアクセスが1万件を超えうれしくもあり責任を感じております。日本建築法制会議のホームページを作るかどうか議論したことを懐かしく思います。これからも内容を充実し皆様の期待に添えるように、また、このHPを利用して皆様の活動にお役にたてればと思います。今後もご支援を願います。                                HP担当 
2004/03/02(Tue) 21:33:29 [ No.170 ]
◇ Re: アクセス1万件突破 投稿者:HOH  

 昨年12月6日の6000件突破の際にウォッチャー氏が書いていた「来年3月末までに10000件突破が次の大目標かな。ちと期待過剰か。」をあっさり越えました。ちょっと信じられないくらいです。HP担当者のご努力に感謝します。朱鷺メッセ事故関連情報を真面目に追っていることもきっと効いているのでしょう。
 構造設計家は他人事でない気持ちで、より正確な情報を求めていると思います。そこからさらに一歩踏み出して、互いに少しずつでも意見を交換しながら、ことの本質に近付きたいと思います。
2004/03/02(Tue) 22:34:27 [ No.171 ]

◆ 既存不適格対応法律案 投稿者:HOH  

 国土交通省・webの報道発表資料に以下の法律案。閣議決定日3月2日とある。他の方に教えていただいたので早速。  

建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案について
(住宅局建築指導課、市街地建築課、大臣官房官庁営繕部管理課、都市・地域整備局都市計画課)
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070301_.html
2004/03/02(Tue) 18:52:06 [ No.169 ]

◆ 県調査委の定着部検討 投稿者:HOH  

 県調査委報告書は、斜材ロッド定着部の設計上の不具合を事故の主因とし、(p.77〜p.78)にまとめている。一方、上弦材の曲げモーメントに関しては、(p.84)に・・・R27からR26方向のロッド張力は定着部の耐力を超過するため、これを除いて解析を行った。・・・ としている。
 結論的に、(p.118)に・・・R21入江側の斜材ロッド定着部の破壊が崩落の起点となったという推定がもっとも妥当と考えられる。・・・とし、その最大の根拠として、(p.116)の・・・R21の入江側の座金だけが、ほとんど変形していない(写真5.4.3)。・・・ことを上げている。
 しかし、座金の変形については、このR21(入江側) 最大3mm以外に、R22(入江側) 最大0mm、R23(信濃川側) 最大0mm、R23(入江側) 最大0mm、R24(信濃川側) 最大0mm、R24(入江側) 最大1mm、R25(信濃川側) 最大2mm、R25(入江側) 最大2mm、(写真5.4.2)がある。残念ながら、これらデータの解釈は示されていない(見付からない)。
2004/02/22(Sun) 12:33:30 [ No.167 ]

◆ 秋山宏AIJ会長・年頭の挨拶 投稿者:HOH  

 秋山宏AIJ会長・年頭の挨拶は、「利便性追求の暴走」・「緑を確保する新しい法体系を」・「情報化社会の落とし穴」の3項目に分けて議論を展開している。その第3項は朱鷺メッセ事故について、凡そ半ページを費やして見解を述べている。関心のある方はお見逃しなく。

・・・「情報化社会の落とし穴」
 昨年8月に起きた朱鷺メッセの落橋事故は、建築界に衝撃を与えました。・・・
2004/02/20(Fri) 12:27:38 [ No.166 ]

◆ 改正下請法 投稿者:HOH  

 日本建築士事務所協会連合会・WEBの新着情報トップに「改正下請法が4月1日より施行 」とある。
 これを開いてみたら
   構造設計、設備設計等を外注される場合は要注意!
とありました。要注意!とあるので、ご参考まで。
2004/02/18(Wed) 16:46:59 [ No.165 ]

◆ 定着部実験への疑問 投稿者:HOH  

第一建設工業:定着部試験結果  (県調査委採用)
  引張ロッドの偏心量があまりに過大ではないか。
  この試験偏心量の決定根拠が不明。
黒沢建設:定着部の耐力検証実験 (県調査委不採用)
  埋め込みパイプの圧縮試験に見える。
  コンクリートの支圧試験になっているか。

 これら実験のいずれも十分な説得力を有していないと感じている。むしろ、ロッド定着部にアンカープレートなし(薄すぎる)、という主張に説得力を感じた。
 22ミリ厚の座金アンカープレートがいくつも折れ曲がっている写真を見た。設計され施工され実験されたアンカープレートのコンクリート支圧面積は、あまりに小さすぎたように思える。
 PC定着部の専門家が見れば、直ちに、板厚増大・面積拡大の仕様変更がなされたように思える。引張ロッドが鋼骨組とPCa版とを繋ぐものであったため、専門家の役割分担のエアポケットに落ち込んだのかも知れない。
 引張ロッドはどのようなルートで発注され納入されたのであろうか。
2004/02/17(Tue) 22:25:22 [ No.163 ]

◆ 景観緑三法が閣議決定 投稿者:ウォッチャー  

 景観緑三法が閣議決定されたとのことです。JIAのWhat's Newからの情報です。
都市緑地保全法等の一部を改正する法律案について
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/04/040209_.html
景観法案について
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/04/040209_2_.html
景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/04/040209_3_.html
2004/02/17(Tue) 16:19:00 [ No.162 ]

◆ 県調査委報告書に対するJIAの見解表明 投稿者:HOH  

 日本建築家協会(JIA)のwebに下記情報あり。ただし、その掲載内容はJIAの単独見解のみである。大分歯切れがよくなった印象である。
  2004/02/13 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故」に関するJIA・JSCA合同記者発表(2月13日)
2004/02/14(Sat) 18:23:23 [ No.155 ]
◇ JIA見解の要約 投稿者:HOH  

 JIA見解は以下の4項目を提起している。
・・・ 事故原因調査結果報告書の技術的な部分については他に譲るとして、建築生産システムに関わる点について、なお不可解な点があり、実態を明らかにすることが必要であると思われます。
 第一点は、設計者の選定はどのように行われたのか・(後略)・
 第二点は、設計契約はどのような内容であったのか・(後略)・
 第三点は、実際の設計と工事監理がどのように行われたのか・(後略)・
 第四点は、・(中略)・特殊だから危険性を孕んでいるのでなく、当たり前の事をきちんとやるべくシステムが出来ていないということではないか・(後略)・

 第四点は、議論のとかくの盲点をまこと適切に指摘した。
2004/02/15(Sun) 07:44:37 [ No.157 ]
◇ 建築学会は何も言わない? 投稿者:ウォッチャー  

 いくつも立派な提言を出している建築界のリーダー・日本建築学会(AIJ)はどうしたの。
 JABEEとやらで他の組織倫理の云々には夢中でも、自己の発言と行動との矛盾の自己点検はおざなりなのかね。
2004/02/15(Sun) 10:14:54 [ No.158 ]
◇ JSCAも見解表明 投稿者:ウォッチャー  

JSCAからのメッセージ「朱鷺メッセ連絡事故からの教訓」が掲載されました。
2004/02/17(Tue) 06:59:58 [ No.161 ]
◇ 県の責任 投稿者:WHO  

日本建築家協会のHPをみました
http://www.jia.or.jp/news/jia_news/2004/02tokimesse.htm
平山征夫新潟県知事宛要望書を2003年9月29日付で提出してました。

 朱鷺メッセの通路落下事故について、県の事故調査委員会は、1月に「設計と施工に過失があった」とする最終報告書をまとめている。報告書には、施設の建設責任者として県の責任にも触れている。
この要望書を県関係者は見てないのでしょうか。もう内部調査が終ったのでしょうか。

2004.2.17 テレビ新潟のHPによると
朱鷺メッセ事故で知事減給に
平山知事は自らの責任を明らかにするため、4月からの2ヶ月間、20パーセントの減給処分を課すことを決めた。2人の副知事も1ヶ月の減給処分となる。
、、、、、、、、、これで、県の解明が終ったということか。
 県の責任は2度と同じことが起きないように事実・問題をはっきりさせ対策を公表してから、自らの処分を行うべきであるのでは。
2004/02/17(Tue) 23:22:39 [ No.164 ]

◆ 報告書に抜けているところ 投稿者:WHO  

県の調査委員会報告書、JSCAの報告書において抜けているところがある。
県の建築主には建物所轄部署と計画通知を行う部署(建築主事)があり、建物所轄部署は構法が分からないのは無理もないが、建築主事は所轄部署に建物の管理点を進言する責任がある。それが計画通知の所以である。
民間で建築物を建てる場合に建築基準法に合致しているかをみる確認申請の手続がある。改正基準法以前は建築主事の能力を超える構法の場合は第三者の日本建築センター等の評価を得て確認をおろす。法規に定めてない技術、材料等がある場合は第38条の大臣認定を受けて確認をおろすことになっていた。
県が建築主である場合、確認申請ではなく計画通知で適法であるか審査が行われる。その場合、建築主事の能力を超える建物の場合は民間の建物と同様に第三者の評価や大臣認定を受けて審査を行っていた。
今回、朱鷺メッセ連絡橋は建築主が新潟県であるので、計画通知で審査を行ない建築主事の判断で建設許可をおろしたはずである。その時に連絡橋の構法の特徴を理解していたはずである。民間建物の場合、竣工時に検査済書を貰う時には事前に検査報告書や設計変更届の審査を終えてなければならない。朱鷺メッセの場合、設計変更や工区変更など構造上重要な変更は計画通知ではどのように処理されていたか、建築主事の対応が適切であったか報告書にはどこにも記されていない。民間建物では書類が整っていないと検査済書がなかなかおりないが、朱鷺メッセの場合どうであろう、適切に検査済書がおりていたのか。今回の工事で県は事故回避の責任がないといえるのか疑問である。
今後、公共建物も民間建物と同様に確認申請ルートにすべきではないのか。
2004/02/14(Sat) 15:43:10 [ No.153 ]
◇ 新たな疑問 投稿者:HOH  

 公共建築物の計画通知について、その職掌などにようやく合点が行く説明がありました。ありがとうございました。
・・・ 県には建物所轄部署と計画通知を行う部署(建築主事)があり、建築主事は所轄部署に建物の管理点を進言する責任がある。・・・

 それにしても、行政の職務怠慢が明らかでも責任を問わないルールは、どのような法理に基づくのでしょうか。
2004/02/14(Sat) 17:42:33 [ No.154 ]
◇ Re: 報告書に抜けているところ 投稿者:一新潟県民  

施主・発注者は県民税や市民税によって建設される公共建築における計画通知のありかたと事故との関連等に対して全く何らの説明責任を果していない!と思っております!確かに、行政の職務怠慢か?という新たな疑問などに対して、当局は、もっともっと県民・市民に情報開示し、説明責任を果していただきたいと思います!
2004/02/14(Sat) 18:46:27 [ No.156 ]
◇ 落下事故で県知事ら処分へ 投稿者:NEWS  

2004.2.14 新潟日報 HPより

新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故で県は13日、通路の工事発注者としての責任があるとして、平山征夫知事ら県特別職の処分に関する議案を23日に開会する県議会2月定例会に提出する方針を決めた。 落下した通路が建設された当時の港湾空港局長ら担当職員の処分についても今後検討する方針だ。
[新潟日報 02月14日(土)]
2004/02/16(Mon) 14:08:29 [ No.160 ]

◆ 朱鷺メッセ賠償請求 投稿者:ウォッチャー  

  読売新聞・新潟webに以下の記事。新潟日報にも。
■県、きょうから賠償請求 朱鷺メッセ通路崩落 (2004年2月13日)
 事故調査委員会は一月に提出した最終報告書の中で、県にも発注形態などに問題があったと指摘していた。しかし、県は、事故責任が問われるほどの過失は自らにはなかったと判断し、復旧関連費用の全額を業者に請求することにした。

 県の責任が一番重いという意見もよく聞いていたが、この判断が果たして新潟県民の良識に合致するものやら。いやはや。
2004/02/13(Fri) 18:37:51 [ No.148 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ賠償請求 投稿者:NEWS  

読売新聞 新潟web
県、きょうから賠償請求 朱鷺メッセ通路崩落 


 総額9億円、訴訟覚悟
 新潟市万代島の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」連絡通路崩落事故で、県は十三日から、過失があったと認定した六業者に対し、総額約九億円に上る損害賠償請求の通知を始める。業者側が支払いに応じる可能性は低く、県は訴訟を起こす議案を二月定例県議会の会期中にも提出する方針だ。
 県が賠償請求するのは、崩落区間の設計、施工、工事監理に関係した県建築設計協同組合(新潟市)、福地建築設計事務所(同)、構造設計集団(東京)、槇総合計画事務所(同)、第一建設工業(新潟市)、黒沢建設(東京)。

 六業者の行為は民法七一九条の共同不法行為などに当たるとし、残がいの撤去費用や通路の復旧にかかる工事費の全額など九億円を共同で支払うように求める。十三日には五業者を県庁に呼び、請求理由などを説明する。残る一業者は来週以降に対応する。

 事故調査委員会は一月に提出した最終報告書の中で、県にも発注形態などに問題があったと指摘していた。しかし、県は、事故責任が問われるほどの過失は自らにはなかったと判断し、復旧関連費用の全額を業者に請求することにした。

 県は編成中の新年度当初予算案に、残がいの撤去費約一億円を盛り込むが、復旧のための工事費の計上は見送る方針。復旧工事費の予算計上は、業者側の対応がはっきりしてから行う。
2004/02/13(Fri) 19:47:26 [ No.149 ]
◇ 続報は毎日・朝日にあります 投稿者:ウォッチャー  

 続報が毎日新聞・朝日新聞の新潟webの2月14日にある。それにしても、連絡デッキの上部鉄骨製造や斜材ロッド納入の業者は、まったくお咎めなしでいいんですかね。もっとも、裁判沙汰になれば当然のごとく巻き込まれるんでしょうが。
 裁判なら、発注部局の港湾空港局ばかりか、計画通知の担当部局(土木部?)も矢面に立つことになるかな。
2004/02/15(Sun) 10:54:24 [ No.159 ]

◆ 9000件突破 投稿者:HOH  

 2月13日(金)午後,アクセス数9000件を突破しました。
2004/02/13(Fri) 14:29:07 [ No.146 ]

◆ JSCAタスクフォース報告書 投稿者:HOH  

 JSCAタスクフォースの報告書が公開された。
  「朱鷺メッセ連絡橋事故調査 報告書(最終)」
2004/02/12(Thu) 21:31:17 [ No.145 ]
◇ Re: JSCAタスクフォース報告書 投稿者:HOH  

 本報告書の「まとめ」において、次のように述べている。
・・・ 早急に、専門家同士によるピアチェックの体制を立ち上げ、若い技術者の能力向上を支援する仕組みを構築するなど、日本建築構造技術者協会としての対策を立てる必要がある。・・・

 この問題認識は是としたいが、残念ながら具体的な提案まで踏み込んでいない。タスクフォースとしては、おそらく、JSCA指導部のこれからのテーマという認識なのだろう。指導部の責任は重い。

 ここで、具体的な提案の叩き台を書いてみたい。
 JSCAは、この事故のすべての利害関係当事者間に、冷静でオープンな議論を行う場を提供すべきである。そのために、
 1. JSCAは、今後数年間、この事故から教訓を得ることをテーマに、定期的に公開パネルディスカッションやセミナー・講習会を開催し、JSCAの中心的なCPD(継続的能力向上支援)事業として積極的に定着させるべきである。
 2. JSCAは、CPD事業の一環として、タスクフォース報告書、県調査委報告書をはじめ、設計者・施工者の異議申し立て資料などの一切を含め、すべての関連資料のオープンな比較検討を継続し、広く公開すべきである。
 3. JSCAは、この事故に関連するCPD事業による収入をすべて新潟「県民」に寄付すべきである。

 このような地道な努力の積み重ねが少しずつでも社会に浸透すれば、いつの日にか社会に尊重される職能団体になれるかも知れない、と信じたい。
2004/02/14(Sat) 12:34:02 [ No.151 ]

◆ 公共建築の構造安全 投稿者:ウォッチャー  

 構造家コラムに新しい神田論説。50日ぶり。
2004年 02月 09日 −公共建築の構造安全は誰が守るか −
2004/02/11(Wed) 09:42:59 [ No.144 ]

◆ 黒沢建設反論続く 投稿者:ウォッチャー  

 朱鷺メッセ事故調査委報告書に対し黒沢建設からの反論あり。
2004年2月9日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(3)」
2004年2月10日 「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(4)」
2004/02/10(Tue) 19:28:35 [ No.143 ]

◆ 良い建築と環境をつくる7つの提言 投稿者:ウォッチャー  

良い建築と環境をつくる7つの提言  日本建築学会 2003.3

 提言1 公共プロジェクトプロセスの透明性、公正性を確保しよう
 提言2 公共プロジェクトの事前評価および事後評価のできる仕組みを作ろう
 提言3 工事や設計の担当者の決定にあたっては、能力や意欲の評価を中心とする多様な選定を行おう
 提言4 プロジェクトにかかわる人達すべての分担する役割と責任を明確にしよう
 提言5 プロジェクトに総合マネジメント力の導入を促進しよう
 提言6 自由な参加を促し他分野との協働関係が計りやすい仕組みを作ろう
 提言7 良い建築と環境を作るための新しい、幅広い社会的支援の仕組みを立ち上げよう
2004/02/09(Mon) 19:55:41 [ No.142 ]

◆ 「地球環境・建築憲章」 投稿者:ウォッチャー  

 建築基本法制定準備会の1月幹事会議事録が掲載された。そこで「地球環境・建築憲章」建築関連5団体・2000.6.1に触れているので横取り掲載して紹介する。運用指針も制定されており日本建築学会ホームページから閲覧できる。

 1)建築は世代を超えて使い続けられる価値ある社会資産となるように、企画・計画・設計・建設・運用・維持される。(長寿命)
 2)建築は自然環境と調和し、多様な生物との共存をはかりながら、良好な社会環境の構成要素として形成される。(自然共生)
 3)建築の生涯のエネルギー消費は最小限に留められ、自然エネルギーや未利用エネルギーは最大限に活用される。(省エネルギー)
 4)建築は可能な限り環境負荷の小さい、また再利用・再生が可能な資源・材料に基づいて構成され、建築の生涯の資源消費は最小限に留められる。(省資源・循環)
 5)建築は多様な地域の風土・歴史を尊重しつつ新しい文化として創造され、良好な成育環境として次世代に継承される。(継承)
2004/02/07(Sat) 07:03:58 [ No.140 ]
◇ Re: 「地球環境・建築憲章」 投稿者:HOH  

 建築学会webでは、「地球環境・建築憲章」以外に次のような提言が読める。新しいもの順に
  公共建築の設計者選定方法の改善についての提言
  良い建築と環境をつくる7つの提言
  京都の都市景観の再生に関する提言
2004/02/07(Sat) 09:43:56 [ No.141 ]

◆ 朱鷺メッセ調査委記者会見要旨公開 投稿者:ウォッチャー  

 1月19日の朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故調査委知事報告後の記者会見要旨が公開された。
2004/02/05(Thu) 17:26:44 [ No.138 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ調査委記者会見要旨公開 投稿者:HOH  

 この記者会見要旨には報道だけでは分からないニュアンスも出ていて興味深い。
 報告書内容の一つ一つについては、事故関係当事者からの反論はもちろん、県民・建築界から多くの異論が出ても驚かないが、先ずはこの県調査委の労を多としなければなるまい。
 あらゆる利害関係当事者が相集い、オープンに議論を重ねるプロセスを経てこそ、事故の教訓を共有することが可能となる。この事故報告書で結論が出たとばかりに議論を省略しお蔵入りさせる、というようなことがあってはならない。
2004/02/06(Fri) 13:34:07 [ No.139 ]

◆ 既存不適格に答申 投稿者:HOH  

 2月2日に社会資本整備審議会が「既存建築物の改善と有効活用のための建築行政のあり方」を答申した、というニュースを毎日新聞政治欄および建設通信新聞のWEBで読めます。
 ときには朱鷺メッセ以外の情報も、という趣旨でお伝えします。
2004/02/03(Tue) 10:22:46 [ No.136 ]
◇ 社会資本整備審議会 投稿者:HOH  

社会資本整備審議会
    http://www.mlit.go.jp/singikai/infra/index_.html
○従来の9審議会を再編成し、社会資本整備について総合的な審議
 中央建設業審議会(注1)/道路審議会/公共用地審議会/河川審議会/歴史的風土審議会/都市計画中央審議会/住宅宅地審議会/建築審議会/国土開発幹線自動車道建設審議会(注2)
○あわせて、専門的な審議を機動的に運営するため、分科会を設置
 総会 +公共用地分科会 +産業分科会 +住宅宅地分科会 +都市計画・歴史的風土分科会 +都市計画分科会 +歴史的風土分科会 +河川分科会 +道路分科会 +建築分科会 +計画部会 (社会資本整備審議会・交通政策審議会)
  注1 建設業法等の必要的付議等については、中央建設業審議会で審議
  注2 国幹道の基本計画等の必要的付議については、国土開発幹線自動車道建設会議で審議

 一見して奇妙な「都市計画・歴史的風土分科会」と「都市計画分科会」「歴史的風土分科会」との関係は議事録を見ればわかる。
2004/02/03(Tue) 14:06:09 [ No.137 ]
◇ Re: 既存不適格に答申 投稿者:HOH  

 黒土交通省webのインフォメーションの住宅・建築関係から 「建築行政」に答申本文その他が掲載された。
  http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/index.html
2月3日(火) 社会資本整備審議会答申「既存建築物の改善と有効活用のための建築行政のあり方に関する答申」について
  概要 答申本文 参考資料
2004/02/14(Sat) 07:00:04 [ No.150 ]

◆ 黒沢建設から異議・第2弾 投稿者:ウォッチャー  

 黒沢建設WEBに「朱鷺メッセ連絡通路の崩落事故について-(2)」が掲載された。その中で、保存部材の確認の当日(1月22日)に調査班宛に提出した書面とのことで、以下の2文書が開示された。
   1) 調査委員会発表に対しての重大ミス指摘
   2) パンチング耐力の算定
2004/01/31(Sat) 10:33:19 [ No.135 ]

◆ かすむ教訓 朱鷺メッセ/上・中・下 投稿者:HOH  

 新潟日報の1月17・18・19日紙面に連載の「かすむ教訓 朱鷺メッセ/上・中・下」がこの新聞記事欄に採録されています。どうぞお見逃しなく。
 一般紙ながら、さすがは地元紙、と敬意を表します。専門紙では日刊建設工業新聞・北陸版が頑張ってます。
2004/01/29(Thu) 10:00:23 [ No.132 ]
◇ 読みました! 投稿者:HOH  

(上)
 構造設計担当者の証言を読むと、県作成の「計画から事故発生までの経緯」の記述と矛盾する。この全体経緯の記述が事故調査委の報告書で採用されている。
(中)
 国土交通省を訪れた県港湾空港局の担当者は、非公式ながら注意を受けた。安全性をチェックする監督者としての責任を問う一言だった。と報道している。県は見ていて当然。そうでなければ「丸投げ」になる、という建築指導課の見解を報道している。
(下)
 県民だけでなく、広く日本の建築関係者を動揺させた落下事故。調査委は今日19日に最終報告書を提出する。調査の過程でいくつもの問題があぶり出されたが、県民が納得できる再発防止策へ、教訓探しはむしろこれから本番を迎える。とこの連載は結んでいる。

 この報道は、建築・建設界のあらゆる専門職能集団のあらゆる意味での「力量」を厳しく問うものになっている。この問い掛けに正面から応えるために、連続セミナーなどの企画を実行してくれるところはないものかしらね。
2004/01/30(Fri) 13:51:09 [ No.134 ]

◆ 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故報告書 投稿者:ウォッチャー  

県事故調査班による報告書がとりまとめられた。

○ 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故報告書
      (平成16年 1月26日)
表紙(8KB)
目次(15KB)
1. はじめに(19KB)
2. 連絡デッキ整備事業の概要と事故の状況(312KB)
   2.1 設計・工事監理・施工の概要
   2.2 計画から事故発生までの全体経緯
   2.3 事故の状況
3. 事故の原因と関係者の果たすべき役割(40KB)
   3.1 調査委員会の原因究明
   3.2 原因の分析と関係者の果たすべき役割
4. 事業体制上の問題点と関係者の果たすべき役割(34KB)
   4.1 委員会が指摘する問題点
   4.2 設計、工事監理の経緯
   4.3 複雑な発注形態と関係者の果たすべき役割
   4.4 不適切な工事発注時期の設定と県の果たすべき役割
5. 設計者・施工者・工事監理者・発注者の責任(26KB)
6. 今後の改善方策(19KB)
   6.1 プロジェクト管理と体制整備
   6.2 難しい構造物への対応
   6.3 適切な発注形態の確保
7. おわりに(18KB)
2004/01/27(Tue) 16:18:27 [ No.130 ]
◇ Re: 朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故報告書 投稿者:HOH  

 この調査班報告書27pp.は県調査委報告書141pp.の要約の役目も果たす。結果として、「計画から事故発生までの全体経緯」の表は県作成のそのままが調査委に採用されたことが強く印象づけられた。調査委の労を多とするにやぶさかでないが、批判的検討がないままの採用はどうもいただけない。
 さて、調査班報告書のサブタイトルは「−事故原因と責任の所在ー」とある。この報告書の趣旨は県における責任の所在を明確にすることかと思いきや、「設計者・施工者・工事監理者・発注者の責任」と小分けし県の責任に関する記述量を相対的に少なくしているように見える。
 調査委の原因結果論をベースに県の責任を次のように述べるが、果たして第三者として納得できるだろうか。
・斜材ロッド定着部の設計耐力の不足に関しては、設計業務の監督及び検査において公共建築物の発注者としての役割を十分に果たしておらず責任がある。
・ロッド定着部の製作に関しては、具体的に協議を受けていなかったことから責任があるとまでは言えない。
・安易なジャッキダウンに関しては、役割を果たす機会がなかったことから責任があるとまでは言えない。
2004/01/28(Wed) 19:10:22 [ No.131 ]

◆ 8000件突破 投稿者:HOH  

1月23日深夜8000件を突破しました。
2004/01/24(Sat) 00:00:04 [ No.129 ]

◆ 朱鷺メッセ設計業者ら落下部材調査 投稿者:ウォッチャー  

 新潟日報 01月22日(木)に「朱鷺メッセ設計業者ら落下部材調査」の報道。
 新潟市万代島の「朱鷺メッセ」連絡通路落下事故で、設計、施工をそれぞれ担当した3社が22日、県が同市内に保管している鉄骨やコンクリート床板など・工事用ジャッキを下ろした際の不手際で定着部にひびが入り、破断を早めたと指摘した。

 定着部は強度が不足したことで、最大強度の約80%以上の荷重が継続的にかかると生じる「クリープ破壊」という現象が発生し、時間の経過とともに破壊が進んだという。

 そのうえで、事故調は今回新たに、定着部での破断発生を回避できなかった要因として、発注者、設計、工事監理、施工の各担当者の間で意思疎通が不十分だったことを厳しく指摘。補強鉄筋の配置を巡っては、構造設計者、工事監理者、施工者、床板製造者の間で合意がなく、「構造設計者と施工者の間でも構造の注意点や施工手順の重要性が共有されたとは考えにくい」とした。

 このため、事故調は「設計上の不適切さは、設計者による再検討、施工者による検討などにより見つけ出され、改善される場合が多い」との見解を示し、「構造設計者による工事監理は必要不可欠」「発注者は第三者を加えた関係フォースに関する報道では、最終報告を1月下旬にまとめるとある。昨年末公表の中間報告2では資料不足を訴えているにもかかわらずである。何をそんなに急ぐのか。ゆっくりじっくりJSCA本来の目的の調査と提言にこそ邁進すべきではないか。
2004/01/22(Thu) 21:06:54 [ No.127 ]

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